五香粉って何?使い方や代用品について分かりやすく紹介

四川料理や広東料理などの中華料理に欠かすことのできないスパイス「五香粉」。

 

いかにも中華料理!という独特な香りが特徴です。

 

日本人にはあまり馴染みのないスパイスなので、常備しているという家庭は少ないのではないでしょうか。

 

「レシピに五香粉って書いてあるけど、そんなの家に無いよ…」

 

今回は、そんな困った時に役立つ『五香粉の代用品』をご紹介します。

 

ぜひ参考にして、美味しい中華料理を作ってくださいね!

 

五香粉って何?

五香粉とは中国の代表的なミックススパイスのことです。

「ごこうふん」

と読みますが、中国語読みで

「ウーシャンフェン」

とも呼ばれることがあります。

 

名前の通り、基本的にはシナモン、クローブ、スターアニス、ウイキョウ、花椒の5種類のスパイスを混ぜたものですが、特に決まりはなく、メーカーによっては他のスパイスが追加されたり、分量がバラバラだったりするようです。

 

陳皮(オレンジの皮)が入っていることもあります。

 

メーカーにもよりますが、シナモン、スターアニスの甘い香りが強い特徴になることが多いです。

 

使い方

五香粉は、中華料理の味付け、肉や魚の臭い消しに使うことが多いです。

 

にんにくや生姜の代わりに肉や魚の唐揚げに入れれば、臭い消しをしつつ、本格的な中華領地の味つけをすることができます。

食後の口臭も気になりません。

https://twitter.com/1980byAwazu/status/1209088957796909057

炒飯、麻婆豆腐、焼きそば、炒めものなどにパッパとふりかけても簡単に中華テイストの味付けにすることができます。

 

ただし、香りがとても強いので、少量からの使用をおすすめします。

五香粉の主な使い方は

・本格的な中華風の味付け
・肉や魚の臭い消し

です。

代用品を選ぶ際は上記の役割を担ってくれるものを選びましょう。

 

五香粉の代用品

カレー粉

カレー粉は、肉料理や魚料理の臭い消しの代用として使用することができます。

豚の角煮や唐揚げに入れると臭みをとってくれるでしょう。

 

しかし、五香粉のような中華テイストの味付けではなく、カレー味になります。

料理の色も黄色っぽくなるのでその点は注意してください。

 

シナモン

ほのかな甘い香りとピリッとした辛味が特徴のシナモンも、五香粉の代用品として使うことができます。

 

五香粉ほど強烈に風味があるわけでは有りませんが、カレーや炒め物などに少し使うと、隠し味として辛みと香りの両方を感じることができます。

 

八角

八角を料理に加えることで、中華風の味付け、肉や魚の臭い消しの両方の効果を得ることが出来ます。

なので五香粉の代用品としてぴったりです。

 

豚の角煮や炒飯の他、杏仁豆腐の材料としても使われることの多いスパイスです。

 

オールスパイス

シナモン、ナツメグ、クローブの3つの香りを併せ持つと言われているオールスパイスも、五香粉の代用品として使ことができます。

 

肉料理やお菓子作り、サラダのドレッシングなどどんなものにでも合う万能調味料です。

 

七味唐辛子

七味唐辛子は唐辛子を主原料とし、けしの実、陳皮、山椒、黒胡椒など七種類程度のスパイスを混ぜ合わせた香辛料です。

 

特に明確な規定はなく、メーカーによって配合は色々あるようです。

五香粉と共通の材料も複数入っているので、代用することができます。

 

ただし、中華風の味付けにはならない他、甘みもないので五香粉とは別の味わいになってしまいます。

 

 

まとめ

・五香粉とは中国の代表的なミックススパイスのこと

・五香粉は、中華料理の味付け、肉や魚の臭い消しに使うことが多い

・五香粉の代用品としておすすめなのは以下の5つ
【カレー粉、シナモン、八角、オールスパイス、七味唐辛子】

 

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