ウェイパーの代用品はコレ!コンソメや香味ペーストは使えるのか

ウェイパーって聞いたことありますか?

中華料理を作るときに大活躍の調味料、それがウェイパーです。

関西圏では、常に冷蔵庫に備えているという家庭はとても多く、料理の素として重宝されています。

チャーハンやスープ、炒め物などを作る際は、とりあえずウェイパーさえあれば大丈夫!!

と使っているご家庭も多いはず。

ただ、使用頻度の高い調味料だからこそ、いざという時に切らしてしまうこともあるかと思います。

そこで今回は、困ったときに役立つ「ウェイパーの代用品」についてご紹介していきます。

是非試してみてくださいね。

■ウェイパーって何が入っているの?

そもそもウェイパーとはどういったものなのでしょうか。

ウェイパーには特別なものは使われていないようで、原材料は以下のとおり。

・食塩
・肉エキス(ポーク、チキン)
・野菜エキス
・動植物油脂
・砂糖
・乳糖
・小麦粉
・香辛料
・調味料(アミノ酸等)

中華料理の調味料として有名なウェイパーですが、もともとは中国で作られたものではなく、日本で作られた日本人好みの味の調味料となります。

原材料を見ていただければ分かるように、様々なうまみ成分を合わせた合成調味料であるため、他の調味料を入れる必要がありません。

ウェイパーさえあれば、誰でも美味しい味を出せる「万能調味料」なのです。

■ウェイパーの代用

ウェイパーを使えば、誰でも美味しい味付けにできます。

しかし、うっかりウェイパーを切らしてしまう時もあるかと思います。

そこで、以下ではウェイパーの代わりとなるものをご紹介します。

★代わり1 コンソメ+ラード

コンソメとは、フランス料理のスープで、肉や野菜を長時間かけて煮込み、きれいに灰汁あくを除いたものです。

スーパーでも手軽に買える粉末・キューブのコンソメにラード(豚の背油)を加えることで代用できます。

コンソメだけだと、中華というよりは少し洋風寄りの味付けになってしまいますが、ラードを加えることでウェイパーに近い味付けにすることができます。

ラードも家に無いという場合は、ラードの代わりにニンニクやショウガなどの香味野菜や塩コショウで味を調えましょう。

★代わり2 鶏がらスープ

炒め物やスープなど、中華料理で使うことの多い「鶏がらスープの素」は、ウェイパーの代わりとして使うことができます。

ただし、鶏がらスープの素だけだと味に少しモノ足りなさを感じるかもしれませんので、少し工夫をしてウェイパーの味に近づけましょう。

鶏がらスープの素に、ニンニクや生姜、ネギ、塩などを足していくとウェイパーに近い味を出すことができますよ。

鶏がらスープの素のメーカーによっても様々な味がありますので、味見をしながら少しずつ調整していってください。

★代わり3 香味ペースト

これ1つで味付けができるほどしっかりしているので、ウェイパーの代用としても使えます。

香味ペーストの原材料にはポークエキス・チキンエキス・野菜エキスなどが使われているので、ウェイパーにかなり似通っています。

さらに、こがしニンニク油などの香味油と調味料が配合されているので、風味もより中華になります。

既に味が調えてあるので、塩やコショウなど、特に何かを足さなくても十分ウェイパーの代わりをしてくれます。

チューブ入りで使いやすく、ウェイパーよりも安価なのも嬉しいポイントですね。

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★代わり4 シャンタン

ウェイパーはそもそもシャンタンと同じ創味食品が作っていたもので、味も見た目もほぼ変わりません。

実は、もともとシャンタンがウェイパーとして作られたという商品だったようなのですが、社内トラブルにより商品名が使えなくなり、「シャンタン」と「ウェイパー」の2つに分かれたようです。

そのため、代用品としては最も適しているといっても過言ではないでしょう。

とはいえ、全く同じ味ではありません。どちらかというと、ウェイパーよりもシャンタンの方が少しコショウが強い感じです。

■まとめ

・ウェイパーを使えば誰でも美味しい味付けができる。

・ウェイパーの原材料は以下のようなものがある。

【食塩、肉エキス(ポーク、チキン)、野菜エキス、動植物油脂、砂糖、乳糖、小麦粉、香辛料、調味料(アミノ酸等)】

・ウェイパーの代用品は、以下の4つがおすすめ。

【コンソメ+ラード、鶏がらスープ、香味ペースト、シャンタン】

ご家庭で大活躍のウェイパーですが、たとえ切らしてしまったとしても、代用品を使うことで、いつものウェイパーのような味を楽しむことができます。

困った時は、是非お試しください。

 

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