和食のベースとなる粉末だしの「ほんだし」。
味噌汁から煮込み料理、鍋、炊き込みご飯など、幅広く和食で活躍するだしの素なので、重宝している家庭も多いと思いますが、そのほんだしを切らしてしまったら大変ですよね。
料理のベースとなる出汁がないとなると、とても困るかと思います。
今回は、ほんだしの代用品になるものご紹介していきます。
代用品によって様々な味わいの出汁を作ることができますよ。
是非試してみてください。
■だし汁ほんだしの代用
ほんだしを切らしてしまったときに役に立ってくれるのが、以下に紹介する調味料になります。
これなら家にあるかもというものも多いと思います。
是非参考にしてみてください。
★代わり1 めんつゆ
めんつゆとは、和風だしに醤油やみりんなどの調味料を配合したものです。
めんつゆは麺にかけるだけでなく、料理の味付けにも大活躍ですよね。
そんなめんつゆは、メニュー次第ではほんだしの代用品として使うことができます。
煮物や炊き込みご飯、親子丼や牛丼といった丼もの系であれば、ほんだしよりもめんつゆの方が使いやすいかもしれません。
味噌汁やうどんで使いたいときは、味が濃くなりすぎないように濃度に気をつけましょう。
★代わり2 白だし
鍋や汁物、煮物やうどんなど、主に和食で「白だし」は大活躍ですよね。
白だしは、かつおや昆布などから取った出汁を、白醬油や薄口醤油、砂糖、みりんなどで味付けされている出汁で、重宝している家庭も多いと思います。
そんな白だしも、メニュー次第ではほんだしの代用品として使うことが可能です。
ほんだしの代用としてほんだしを使う場合は、白だしに基本的に味がついているので、うどんの出汁や鍋の出汁、煮物に使うのがおすすめです。
出汁の風味がしっかりとしているので、とても味わい深くなります。
もし、味に物足らなさを感じるようであれば、醤油やみりんで味を整えるのがおすすめです。
出汁をとらない生活なので専らほんだし利用ですが、和食にしようと思ったのにほんだし切れに気付かず。
ナスと長ネギの煮物はあご出汁醤油、
塩きんぴらは白だしで代用で大成功◎
.#夕飯 #おうちごはん #ふたりごはん #おうち居酒屋 #晩酌 #きんぴら #煮物 #胃袋系女子 #20191014 #とも20191014 pic.twitter.com/MDF5VpCZFH— イチゴミルクベイビー (@t_deborah) October 14, 2019
★代わり3 昆布茶
昆布茶とは、昆布を乾燥させて粉末状にしたお茶です。
お湯に溶かして飲むだけでなく、あらゆる料理の隠し味に使われる昆布茶も、ほんだしの代用品として使うことができます。
昆布の旨味が凝縮されており、昆布の他にもカツオや椎茸のエキスも配合されているので、料理にコクを出してくれるとても優秀な調味料です。
汁物や煮込み料理はもちろん、炒め物、炊き込みご飯まで幅広く代用することができるので、代用品としてのクオリティは高いと言えるでしょう。
ほんだしを昆布茶で代用するとき、分量はほんだしと同じで大丈夫です。
ほんだし切らしたので出汁は昆布茶で代用。どうだろう? pic.twitter.com/ZMCjMFue7X
— なんなん (@nannanchannel) February 18, 2017
★代わり4 鶏がらスープ
炒め物やスープなど、主に中華料理で使われることの多い「鶏がらスープ」。
鶏がらスープの素は基本的に中華料理向きですが、サッパリとした味わいなので、中華料理以外にも使うことができます。
いつもにゅうめん作る時ほんだしなんやけど鶏がらスープの素で作ってみたら激ウマ
— 裕平 (@yupetter0523) August 19, 2017
★代わり5 鰹節
カツオを加熱してから乾燥させて作られている鰹節も、ほんだしの代用品としておすすめです。
出汁を取る手間はかかりますが、香り高くてコクのある出汁に仕上がります。
一昨日の朝食^ ^ 551の肉まんがあるとき〜♪
はやっぱり元気出ますね。
味噌汁にはだしの素の代わりに鰹節を盛りました^ ^ だしの素、ものによっては添加物が結構入っています…特に「アミノ酸等」には注意…何が使われているのやら… pic.twitter.com/UI1zmTH902— 群青55 (@gunjou55) March 17, 2016
★代わり6 塩昆布
塩昆布とは、昆布を醤油や塩で煮たり煮詰めたりして、塩をふりかけたものです。
ご飯のお供として大人気、というご家庭も多いのではないでしょうか。
塩昆布には昆布特有の旨味が凝縮されているので、塩昆布を使って出汁を取ると、料理に上品なコクを出すことができます。
ただし、塩昆布は塩分が強いため、分量には気をつけつつ使用しましょう。
★代わり7 干ししいたけ
干ししいたけから出汁を取れば、ほんだしの代用品として使うことができます。
出汁の取り方は、干ししいたけを水に入れ、しばらくしたら強火にかけて沸騰させ、水分量が半分近くになったら火を止め、茶こしなどでこして出来上がりです。
干ししいたけには、「グアニル酸」という旨味成分が豊富に含まれているので、美味しく代用することができますよ。
★代わり8 味の素・ハイミー
味の素は、旨味成分グルタミン酸を主成分とした調味料です。ハイミーは昆布の旨味をメインに配合されたさ「うま味だし」です。味の素が代用できるのはお味噌汁や炒めものなどです。
■覚えておくと便利! だし汁の作り方
だし汁作りは、材料さえあればとっても簡単!
作りたての出汁は香りがとても良く、普段食べているお味噌汁などの味がグレードアップしますよ。
【用意するもの】
・鰹節 10g
・昆布 10g
【作り方】
2. そのまま火にかけ、沸騰直前(昆布から気泡が上がるくらい)まで加熱し、昆布を取り出します。
3. 一度沸騰させ、沸騰したら火を止め、鰹節を入れます。
4. 再び沸騰させ、弱火で3分ほど煮だします。
5. さらしなどで鰹節を濾せば完成です。
■まとめ
・代用品を使うことで、様々な味わいの出汁を作ることができる。
・ほんだしの代用品は、以下の7つがおすすめ。
【めんつゆ、白だし、昆布茶、鶏がらスープ、鰹節、塩昆布、干ししいたけ】
・だし汁は、鰹節と昆布があれば簡単に手作りすることが出来る。
和食を作るのに欠かせないほんだしですが、代用品を使うことで個性のある出汁を作ることができます。
困った時は、是非お試しください。
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