乳液とは?使い方や代用できるものを分かりやすくまとめました

「お肌のお手入れといったら化粧水だけ」という人もいるかもしれません。
シンプルなお手入れではありますが、乳液を使う重要性はおわかりでしょうか。化粧水に比べて少し影が薄い乳液。
でも、お肌のお手入れには欠かせないアイテムなんですよ。
今回は乳液の役割や使い方、ないときの代用品を紹介いたします。

 

 

そもそも乳液とは?

そもそも、乳液の役割というものを知っていますか?
化粧水が水分を補給するのに対し、乳液は水分と油分をバランスよく補う役割があります。肌には水分も油分も存在します。水分だけをあたえても、油分がないと蒸発してしまうのです。

そんなときに水分を逃がさない役割をするのが、乳液なんですよ。

 

 

乳液の正しい使い方って?

化粧水の後に美容液、そのあとに乳液を塗ります。この順番はとても大事なので、覚えることが大事です。先に乳液を使ってしまうと、乳液の油分が先に肌に浸透してしまい、水分を中に入れることができません。

美容液もほとんどが水溶性の成分を主原料としているので、乳液よりも前につけることが大事なのですよ。

使う量はメーカーやブランドによっても差がありますが、特に記載がない場合は1回につき10円玉くらいの量を使うといいですよ。
手のひらに乳液をのせ、顔の中心から外へ向かうようになじませていきます。気温が低いときなどは、手のひらを合わせて少し温めると肌への浸透がよくなります。

乾燥を防ぐことで、肌バリアの機能は高くなります。敏感肌だからといって、何もしないと逆に外気や化粧品などでさらに問題を招いてしまうことも。健康的な肌のために刺激のないもので保湿して、肌の免疫力をあげることが大事です。

 

 

乳液とクリームの違いは?

乳液もクリームも「補われた水分を外に逃がさないように蓋をする」という役割は一緒です。
乳液の方が水分が多く含まれているため、サラッとした感触ですが、油分の多いクリームは少し固めでコックリしたものが多いです。

違う点は配合成分のバランスが違うということです。

乳液は水分と油分が主ですが、クリームはほとんどが油分で、皮膚を柔らかくするエモリエント成分が含まれていることが多いです。クリームの方が油分が多いため、肌質や使い方によってはベタ付いてしまうことがあります。
昼間に顔がテカってしまうのが気になる人は、乳液で仕上げて化粧をするといいでしょう。
脂性肌の人であっても、化粧水の水分を無駄なく補うために乳液は使うようにした方がいいですね。肌の水分によって潤い、油分とのバランスがよくなるとテカリが押さえられることもありますよ。

クリームは必ずしも使わなくてはならない、というわけではありませんが30代後半を過ぎると、いつもと同じお手入れなのに、なんだか乾いてしまう気がすることもあるはずです。
そう思ったときがクリームの使いどきといえるでしょう。

ベタ付きが気にかかるようであればクリームは夜のみ、という使い方もできます。実際にクリームの中には紫外線に当たると、シミの原因になってしまう成分が入っていることもあります。

「ナイトクリーム」「夜専用」

と書かれているものは乾燥肌であっても、朝に使わないようにしましょうね。

 

 

乳液の代用になるものは?

普段使っていなかったけど、そんなにちゃんとした役割があるならすぐに使いたい!ちょうど切らしちゃってない、そんなときにはこのような代用品を使うこともできますよ。

☆ ニベア

コンビニにも置いてあるニベアは、保湿効果の高い成分が多く含まれているクリームです。クリームのためたくさんつけるとベタ付いてしまいますが、よく伸びるので少量を薄く伸ばすようにして使いましょう。

 

☆ ワセリン

赤ちゃんにも使えるワセリンは、保湿効果が高い医薬品です。低刺激のため敏感肌の人でも使えるのがポイントです。ちょっと固めで量が多いとベタ付くので、手のひらでしっかり温めてゆるくしてから、少量を薄く伸ばすようにして使いましょう。

 

☆ リップクリーム

繰り出して使うスティックタイプは使いにくいですが、チューブ状のものであれば代用できます。リップクリームには唇の保湿を目的に作られていますが、唇も肌も同じ皮膚です。メントールが入っているものは刺激があるので、使い方に気をつけるようにしてくださいね。

 

☆ オリーブオイル

健康のために食用油として、オリーブオイルを使っている家もあるかもしれません。オリーブオイルはその名の通り油なので、皮膚に膜をつくることができます。刺激がないため普段から使っている人もいるかもしれませんね。オリーブオイルには抗酸化作用もあるため、美容オイルとしても知られています。一つ難点をあげるとすれば、独特のにおいがあることです。使う前に臭いを嗅いでから顔に塗るようにしましょう。

 

☆ 美容オイル

保湿を目的に作られた美容オイルでも代用可能です。オリーブオイル同様に皮膚に油膜を貼ることで、水分の蒸発を防いでくれます。

 

☆ 化粧水を多めに塗る

代用、ではありませんが他の物を使うのに抵抗がある人はこの方法もある程度は有効です。いつもより多めの量をつけるのもいいですが、いつもの化粧水をティッシュに含ませてパックすることで、保湿効果を高めることもできますよ。

 

 

まとめ

● 乳液は化粧水で補った水分を閉じ込める役割
● 水分と油分をバランスよく補給することもできる
● 乾燥肌でなくても乳液は使う方がよい
● 代用品をつかうときは肌につけても大丈夫なものか、確認する

乳液を使うことで顔の水分の蒸発を防げることがおわかりいただけたと思います。

普段使い慣れていない代用品を使うときは、肌トラブルに気をつけて使うようにしてくださいね。

 

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