コンソメは離乳食に使ってもいい?赤ちゃん用コンソメも徹底紹介

離乳食を始めた赤ちゃんが、食べなくなってきて困ることがありますよね。味が単調なのかな、食感がいやなのかな、作る側としては悩みがたくさんあります。

そんなときに味を変える手段としてコンソメがありますが、赤ちゃんに使ってもいいものなのでしょうか。

離乳食にコンソメが使えるのか、使うならばどのようなことに気をつければよいのかを解説します。

 

 

■コンソメは離乳食に使っていいの?

コンソメを離乳食に使うのは可能ですが、赤ちゃん用に作られたものにしましょう。

大人が食べるコンソメは塩分が多く、化学調味料が含まれているものもあるので、避けてくださいね。

 

■コンソメはいつから離乳食に使っていいの?

9カ月以降の完了期から、ごく少量を使うようにしましょう。

まずは調味料を使わず、素材の味をしっかりと味わってからの次の段階へと考えます。

売られているものには5カ月から使えるものもありますが、離乳食を始めたばかりですぐにコンソメを使うのは、好ましくありません。

コンソメは味が複雑で濃いため、繊細な味覚を壊してしまう原因の一つだと考えられているからです。

最初は塩やしょう油だけを少量加えたものにして、食材の味が生きたものから食べさせましょう。

コンソメは塩やしょう油の、シンプルな調味料に慣れた後から使います。

早い段階であげると、薄味のものを食べなくなる上に、胃腸に負担もかかります。

完了期以降に使うようにしてくださいね。

 

 

■離乳食でコンソメを使うときに気をつけること

・赤ちゃん用のコンソメを使うこと
大人用のコンソメは、油や化学調味料が含まれているものが多いです。
胃腸に負担の少ない赤ちゃん用のコンソメであれば、安心できますよ。

 

・少量を使うこと
中には乳成分、牛肉、豚肉などを含むコンソメもあります。
特に乳製品はアレルギーを起こしやすいので、少量から始めることが大事です。

 

・必ず味見をすること
赤ちゃん用のコンソメであっても、必ず味見をしましょう。
いつも食べさせている離乳食から、急に味が濃くならないようにするためです。
まずはお湯に溶いた、スプーン1杯のものから始めるようにしましょうね。

 

・最初は平日に食べさせる
アレルギーが出てもすぐに対処できるよう、最初は平日に食べさせましょう。

かかりつけの小児科が休診だと、万が一アレルギー反応が出たときに対応が遅れてしまうからです。

コンソメにかかわらず、はじめての食材を食べさせるときには気をつけたいですね。

 

 

■無添加を選ぼう!赤ちゃん用コンソメの選び方

・「調味料添加物」が入っていないものを選ぶ

かつお節や昆布といったものは食品ですが、化学的に合成された調味料を総称して「調味料添加物」と記載されます。

昆布やかつお節の成分を化学的に作ったもの、といえばいいでしょうか。
成分表示を確認して「調味料添加物」がない、完全無添加を選びましょう。

 

・原産国名が入っているか
海外から入ってくる野菜には、日本の農薬の基準に合っていない野菜を使っている可能性もあります。
「国内の決まった地域の契約農家から仕入れています」、などと書かれているものは安心できますよね。

 

 

■赤ちゃん用コンソメのおすすめ商品を徹底紹介

★MS野菜コンソメスープの素

香料、着色料、化学調味料、動物性エキスも不使用の、野菜のうまみが生きたコンソメです。動物性が気になるときは、こちらから始めるのがおすすめです。

こちらも使い切りの個包装になっています。粉末タイプは湿気で固まってしまうことがあるので、個包装であれば固まることがなく使い切れますね。

 

 

■まとめ

● 赤ちゃん用であれば離乳食にコンソメを使ってもいい
● 9カ月を過ぎた完了期以降に使うのが望ましい
● シンプルな調味料に慣れてから使うこと
● 薄味から始めること
● 赤ちゃんに使うコンソメは無添加のものを選ぶこと

赤ちゃんは大人よりも味覚が繊細です。複雑な味がするコンソメは、いろいろな食材とシンプルな調味料に慣れてから使う方がいいですね。

「最近、離乳食の食べが悪いかも」と思ったときに使ってあげると、新しい味に赤ちゃんも喜びますよ。くれぐれも薄味から始めるようにしてくださいね。

 

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