コンソメとは?原材料・成分・カロリー・塩分・糖質を徹底紹介

スープやピラフには欠かせない調味料のコンソメですが、何からできているのか知っていますか?

「コンソメを入れないと味が決まらない」

とは思いますが、原料に何が使われているのか考えたことはないですよね。

洋風料理に欠かせない調味料のコンソメが、何からできていてカロリーはどれくらいなのかを徹底解説します。

 

 

■コンソメとは?

本来のコンソメとは、野菜や肉からとったブイヨンといわれるダシに、さらに野菜と肉のエキスを加えたものです。

フランスで「コンソメ」といったら、日本でいうところの「コンソメスープ」を指します。

日本で「コンソメ」といったら、固形や顆粒状になった洋風ダシのことをいうのが一般的です。

野菜のほかに、肉のエキスが入ったものが基本ですが、それに食塩や植物油脂などが加わります。

<主な原材料>
・食塩
・乳糖
・砂糖
・食用加工油脂
・肉エキス
・香辛料
・野菜エキス
・しょうゆ
・果糖
・酵母エキス
・調味料(アミノ酸など)
・加工でん粉
・酸味料 など

 

 

■コンソメに含まれる成分

コンソメキューブ1個(5g)で計算します。

タンパク質・・・0.35g
食塩・・・2.2g
炭水化物・・・2.1g
ビタミンB6・・・0.02g
脂質・・・0.2g

炭水化物と脂質が多めです。

脂質は使用量が少ないので気にするほどではありませんが、和風だしと比べて14倍もあります。

ダシを効かせたいといって、コンソメばかり使うのは避けたほうが良さそうですね。

ほかのダシと上手に使うことをおすすめします。

 

 

■コンソメのカロリー

コンソメキューブ1個5gあたり、12キロカロリーあります。

カロリーは高くないので、ダイエット中でも食べられますよ。

野菜をたくさん入れたスープであれば栄養価もあがって、ヘルシーな食事にできますね。

 

■コンソメの塩分量

コンソメキューブ1個5gあたり、2.1gの塩分が含まれています。

1日当たりの食塩摂取の目安は、成人男性で7.5g、成人女性で6.5~7g以内に抑えたほうがいいとされています。

使いすぎると、コンソメだけで目安量をオーバーしてしまう可能性も出てきてしまいますので、気をつけましょうね。

 

 

■コンソメの糖質量

コンソメキューブ1個5gあたりの糖質は、2.0gです。

使用量が少ないためあまり気にすることはありませんが、実はご飯よりも糖質量は多いです

100gで計算すると、ご飯は37g、コンソメは40gの糖質が含まれています。

必要以上に多く入れることはやめましょうね。

 

 

■まとめ

● コンソメには野菜や肉のエキスに食塩が入っている
● 炭水化物と脂質が多め
● カロリーはキューブ1個当たり12キロカロリー
● 塩分が多いので、摂り過ぎに気をつけること

コンソメの原材料や成分がおわかりいただけたでしょうか。
糖質や脂質が多めとはいえ、体に影響があるほどではありません。

気をつけるべきことは「塩分」です。

気にしていないと1日の摂取量を簡単に超えてしまうので、おいしいからと言って食べ過ぎには気をつけるようにしましょうね。

 

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