ナンプラーの代用品はコレ!!家にあるモノで代わりを見つける

パクチーブームからエスニック料理が注目され、自宅でエスニック料理を作って楽しむ方も増えましたね。

タイ発祥の調味料ナンプラーは、エスニック料理では欠かせない調味料で、お好きな方は、お家にナンプラーを常備しているのではないでしょうか。

 

ブームが来たとはいえ、日本ではまだポピュラーなものではなく、どこでも手に入るものではありません。

主張が強く、エスニック料理の醍醐味とも言えるナンプラー、切らしてしまったら物足りなくてショックですよね。

そんなときに役立つ、ナンプラーの代わりになるものご紹介します

 

 

 

■ナンプラーとは?

ナンプラー(nam pla)は、ナム(nam)=水、プラ(pla)=魚という意味で、タイ発祥の調味料です。

生魚に塩をまぶし発酵させ、熟成したものをナンプラーと言います。

実は日本にも同じような材料と作り方で作られる調味料があり、魚醤ぎょしょう魚醤油うおしょうゆ塩魚汁しょっつると言われ、歴史の古い調味料です。

 

大豆から作る醤油の方が保存性が高いことから、あまり使われなくなりましたが、一部の地域では未だに郷土料理に使われています。

ナンプラーと魚醤の違いはほとんどなく、ナンプラーの方が生臭さが強く独特な風味になっています。

ですがその風味がエスニック料理に欠かせない風味であり、魚の旨味が凝縮された味わいが深みやコクを与え、料理を美味しく仕上げ、タイのお店や家庭に必ず置いてあるほど愛されています。

 

ナンプラーの味や臭いについて詳しく書いた記事はこちら

 

 

 

■ナンプラー代用

★アンチョビ+薄口醤油

イタリア発祥のアンチョビはカタクチイワシを塩漬けにし、発酵させた後にオリーブオイルに漬けて、長期保存できるようにしたものです。

アンチョビはパスタやピザ、サラダやパンに乗せるなど、塩気を足す調味料感覚で使う、ヨーロッパなどではポピュラーな食べ物です。

 

塩分濃度が高いナンプラーですが、アンチョビもたっぷりの塩で作られ塩辛く、魚を発酵させた味わいはナンプラーによく似ているので、代用品としておすすめです。

 

アンチョビ自体かなり塩気が強いので薄口醤油を使います。

 

アンチョビを入れることで魚の味わいをプラスすることができるので、お好みで入れてみてください。

その時オイルとのバランスを考えて、塩辛くならないように注意しましょう。

 

材料
アンチョビ・・・お好みで
アンチョビを漬けていたオイル・・・小さじ1~2
薄口醤油・・・大さじ2

★レモン+薄口醤油

魚の風味が強いナンプラーとは違い、あくまでエスニック風味を味わえるレシピです。

ナンプラーを生かしたい料理には向きませんが、生臭いのが苦手な方でもナンプラーに近い雰囲気を楽しめ、簡単にできる代用品としておすすめです。

材料
レモン汁・・・大さじ1/2
薄口醤油・・・大さじ1

★塩辛+薄口醤油

ナンプラーの独特な生臭さと、塩辛さは日本でも馴染みのある、イカの塩辛とよく似ているのでおすすめです。

お好みでレモン汁を入れると、エスニック風味がプラスされた味わいになります。

 

材料
塩辛の汁・・・小さじ1
薄口醤油・・・大さじ1
レモン汁・・・お好みで

★オイスターソース+薄口醤油

オイスターソースは牡蠣がメインですが、魚介系の旨味が凝縮されたソースです。

魚と似た風味と旨味が楽しめ、ナンプラーの雰囲気に似た仕上がりになります。

ただし、オイスターソースはかなり甘みが強いので、塩気が足りなく感じるかもしれませんので、料理に加えた後に、全体の味をみて塩を調節してください。

材料
オイスターソース・・・小さじ1
薄口醤油・・・大さじ1
塩・・・お好みで

 

★白だし+薄口醤油

白だしにはかつおなどの魚介系の出汁が含まれています。

生臭さが嫌いな方でも日本人に馴染みのある味なのでおすすめです。

ナンプラーの味とは違い、物足りなさは多少あるので、雰囲気を楽しむのに向いています。

https://twitter.com/hidemin1026/status/1147045616490385408?s=20
材料
白だし・・・大さじ1
薄口醤油・・・大さじ1
レモン汁・・・お好みで

■まとめ

日本では馴染みが浅いナンプラーですが、魚醤というナンプラーと似たものが古くからあり、地域によっては魚醤が気軽に手に入るかもしれません。

エスニック料理では欠かせないナンプラーですが、好き嫌いも激しく、ご家族に苦手な家庭もあるかもしれません。

代用品を使うことで生臭さをなくすことで苦手な方も食べることができ、エスニックな雰囲気を味うことができるので、レシピに加えてみてはいかがでしょうか。

 

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