ティラミスでも使うマルサラ酒の代用品<手軽にできる4個紹介>

ティラミス作りに使われることの多い「マルサラ酒」。

しかし、マルサラ酒は普段頻繁に使うものではないので、いざティラミスをつくろうと思っても

「マルサラ酒なんて無いよ…」

ということもありますよね。

では、マルサラ酒がない場合、何か他のもので代用ができるのでしょうか?

今回は、そんな困ったときに役立つ『マルサラ酒の代用品』についてご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください!

そもそもマルサラ酒とは何?

マルサラ酒とは、イタリアのシチリア島で生産される伝統的な酒精強化ワインです。

別名「マルサラワイン」と呼ばれています。

酒精強化ワインとは、ワインを作る途中でそのワインにアルコール(酒精)追加して熟成させることでできます。

ちなみに普通のワインのアルコール度数が10度~14度なのに対し、マルサラ酒のアルコール度数は18度前後です。

なぜアルコールを追加するのかというと、船便で長期の輸送を可能にするためです。

気温が高く、ワインが腐りやすいような温度管理が難しい地域でも腐りにくくするためにされた工夫なのです。

また、発酵のどの段階でアルコールを加えるかで甘口・辛口の違いが生まれます。

未発酵もしくは発酵途中に加えると甘口に、発酵後に加えたものは辛口となり、甘口は「ドルチェ」、半辛口は「セミ・セッコ」、辛口は「セッコ」と呼ばれます。

 

 

デザートを作る場合

ブランデー

ブランデーは、さまざま果実を原料とした蒸留酒です。

そんなブランデーはマルサラ酒の代用品にピッタリです。

ブランデーの芳醇な香りとコクが、マルサラ酒の代わりを果たしてくれます。

ブランデーはマルサラ酒に比べてアルコール度数が高いので、少なめに加えることをおすすめします。

https://twitter.com/darmatiangirl/status/1116615264689197056

 

ラム酒

ラム酒はサトウキビを原料とした蒸留酒です。

サトウキビのしぼり汁や砂糖に精製する際にできるモラセスという液体を使用しています。

こちらもマルサラ酒の代わりとして使うことができます。

甘みとコクがあるお酒なので、お菓子作りに使われることの多いお酒です。

ブランデーと同様にアルコール度数が高いお酒なので、マルサラ酒の量よりは少なめに入れるようにしましょう。

 

カルーアミルク

カルーアとは、メキシコで作られたコーヒー豆を主原料のとして作られる、まろやかなコクと、やわらかな甘さで人気のコーヒー・リキュールです。

アルコール度数は20%程度あり、マルサラ酒と同じくらいです。

そのカルーアにミルクを加えることで出来るカルーアミルク。

一般的にはカクテルとして飲まれることの多いカルーアミルクも、マルサラ酒の代わりに使うことができます。

コーヒーリキュール+ミルクなので、特にティラミスとは相性バツグンです。

カルーアミルクをマルサラ酒の代用品として使う時は、同じくらいの量で大丈夫です。

 

 

料理で使う場合

ワイン

料理に使うマルサラ酒の代用品であれば、ワインがおすすめです。

マルサラ酒よりは家にある方も多いので使いやすいのではないでしょうか。

マルサラ酒と比較するとアルコール度数が低いですが、風味づけには十分使うことができます。

煮込み料理やソースを作るのであれば、赤ワインがおすすめですよ。

 

 

 

まとめ

・マルサラ酒とは、イタリアのシチリア島で生産される伝統的な酒精強化ワイン

・お菓子作りに使うマルサラ酒の代用品としておすすめなのは以下の3つ
【ブランデー、ラム酒、カルーアミルク】

・料理に使うマルサラ酒の代用品としておすすめなのはワイン

 

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