タバスコの代用品はコレ!無くても簡単な作り方を一緒にまとめました

イタリアンと言えばパスタやピザ、家庭でも簡単に作れる定番のパスタのナポリタンやミートソースに辛味と酸味の効いたタバスコは欠かせないですよね。

 

日本の家庭にも常備している方や、ピザがメニューにあるお店には必ずと言っていいほどある、日本人にとってホットソースの代名詞と言えるくらい、ポピュラーなものになっています。

 

でも実際は、家庭料理では使う頻度も少なく、買うまでもないし、買っても腐らせてしまいそうで、なかなか手が出ませんよね。

 

結果、タバスコ使いたいけど家にない場面多いと思います。

そんなときに役立つタバスコのレシピと代用できるものご紹介します。

■自家製タバスコの作り方

乾燥唐辛子や粉唐辛子を使ってもいいですし、お酢は一般的な穀物酢以外に、酸味がマイルドな米酢を使ったり、ワインビネガーにしたり、ニンニクを加えるなどアレンジしても美味しく仕上がります。

用意するもの
赤唐辛子・・・100g
お酢・・・50g
塩・・・3g
保存用の瓶(煮沸消毒したもの)
作り方
1,赤唐辛子を水洗いし、しっかり水気を切って、ヘタと種を取る。

2,フードプロセッサーで撹拌、またはすり鉢で形がなくなるまですり潰す。

3,お酢、塩を加え、さらに撹拌、もしくは混ぜる。

4,煮沸した瓶に入れ、冷蔵庫で寝かす。
ポイント
唐辛子の撹拌があまいと唐辛子が口の中に残り、料理に合わなくなることがあります。
しっかり細かくするか、気になる方は、コーヒーフィルターで濾してください。

出来上がりでも十分美味しいですが、2週間以上寝かすと馴染み、1年ほど保存可能なので、長期寝かせると、もっと美味しくなりますので、多めに作ってもいいかもしれません。

■タバスコとは?

ピリッとした辛味と酸味が強いのが特徴で、メキシコ料理や、イタリアンには欠かせないタバスコですが、作られたのはアメリカのルイジアナ州に本社があるマキルヘニー社が考案し、現在も商品登録を持つ、唐辛子を主にしているソースです。

 

意外と知られていませんが、マキルヘニー社が販売しているタバスコにはいくつか種類があり、辛さを示すスコヴィル値もそれぞれ違い、一般的にタバスコとして使われるのは、オリジナルソースと言われているものです。

 

緑色をしたハラペーニョは、食べたことがある方も多いと思いますが、タバスコの中で一番辛味が少なく、辛い物が好きな方は物足りないと感じるかもしれません。

 

他にも、ガーリックを効かせたものや、燻製して作られるバーベキューソースの味わいのもの、一番辛いスコーピオンソースはハラペーニョの55倍の辛さがあります。

 

それぞれ用途によって使い分けができ、アメリカでは主にステーキソースやバーベキューソースの調味料に加え、風味付けとして使います。

 

日本人はパスタやピザによく使いますが、ヨーロッパではあまりメジャーではなく、お店にも置いていません。

 

タバスコは日本人でも和食に使いませんが、マキルヘニー社は日本食にも使ってもらえるように、プロモーションを行っています。

 

■タバスコの賞味期限

タバスコは未開封の場合、賞味期限は製造日から約5年のものがほとんどです。

 

箱にはいった状態で販売されているものが多く、賞味期限は瓶に記載されず、箱に記載されていることが多いので、未開封の時は箱に入れて保管し、開封するまで箱を捨ててしまわないようにしましょう。

 

そして、開封後の賞味期限は常温保存で約3ヶ月を目安に使い切るのが理想です。

ですが、家庭では使用頻度が少なく、少量のタバスコでも意外と使い切らないですよね。

 

5年ほど経っても使えなくないですが、基準として、風味が落ちたり、変色していたり、中身が分離したりしてなければ使うという方も多いようです。

■タバスコの保存方法

タバスコは主に、磨り潰した唐辛子を岩塩で覆い、熟成させてからお酢を加え、さらに数か月発酵させることで作られ、唐辛子とお酢の殺菌、防腐効果で長期保存可能です。

 

冷蔵しなくても高温多湿を避けた、冷暗所に常温保存で十分長期保存可能です。

 

タバスコには色々種類がありますが、必ずと言っていいほどお酢が入っているので、長期保存していると酸が飛んで味が劣化します。

 

なので、冷蔵保存にしてしまうと、温度変化で変色や風味が落ちる原因になり、本来のタバスコの味は味わえず、健康被害が出る場合があります。

 

商品の保存方法が確認できるのであれば指示通りに保存し、確認できない場合は、高温多湿を避けた冷暗所に保存しましょう。

■タバスコの代用

★豆板醤+お酢

豆板醤は麹や味噌、砂糖を混ぜて発酵させた調味料ですが、辛味と旨味があり、料理の邪魔をしないので、タバスコ風のソースを簡単に作ることができます。

 

自家製タバスコは寝かせる時間が必要ですが、元々寝かせてある豆板醤を代用することで、その場で作ってすぐ料理に使うことができるので、いざ使いたい時作ってみてください。

 

★ラー油

唐辛子の辛味を味わいたい方にはラー油がおすすめです。

タバスコの感覚でラー油をかけてしまうと、タバスコより辛いので、辛いのが苦手な方はかけすぎに注意してください。

 

★チリソース

トマトを粗く砕き、濃縮したものに食塩、香辛料、お酢、砂糖などで味を整えたソースのことをチリソースといいます。

 

トマトがメインのソースになるので、料理によっては合わないものがあり、塩味もしっかりしているので、塩味が強い料理には注意が必要です。

 

ナポリタンやミートソースなどに使ったり、トマト系のピザなど、チリソースのトマトが邪魔しない料理に使うのがおすすめです。

https://twitter.com/yuuduku_8509/status/1261997441798164480?s=20

 

★とうがらし酢

沖縄県ではよく目にする、お酢に島唐辛子を漬けたものです。

メインがお酢になるので使う料理を選びますが、お酢を効かせたい料理にはおすすめです。

 

★唐辛子オイル(ピカンテオイル)

オリーブ油に唐辛子を付けたものをピカンテオイルと言います。

 

ピカンテはイタリア語で、辛いという意味で、イタリアではパスタやピザ、サラダなどにかけたり、ポピュラーなもので、タバスコが使われない理由は、このピカンテオイルが主流になっているからかもしれません。

 

簡単に作れるので家で作っている方も多く、タバスコの強い酸味で料理の味が変わってしまうので、タバスコではなく、このピカンテオイルを置くお店も多く、好む方も非常に多いです。

 

 

■まとめ

イタリアンメニューがあるお店でもよく目にするタバスコですが、意外にも世界各国ってわけではないんですね。

自宅に常備しても使用頻度が少ないですが、自家製となると、使い道出てきそうですね。

簡単に作れ、長期保存できるので作ってみてもいいかもしれません。是非お試しください。

 

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