みりんとは?本みりん・酒みりん・白みりんのそれ ぞれの違いも紹介

和食に欠かせない調味料といえば、みりんですよね。

でも、みりんと一口でいっても種類がいくつもある上し、なんだかわかりにくい!そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

今回はそんなみりんについて解説していきます。

 

 

■本みりんとは?

もち米、米麹、焼酎のようなアルコールや糖類を使い、糖化熟成させてつくるものです。

アルコール度数が14%ほどあり、酒税法の扱いでは「酒」となるため、免許を持っているお店でしか販売できません。

まろやかで上品な甘さを引き出すことができるため、煮物などに使います。みりんの持つ甘味を活かした料理に使うのがベストです。

100gあたりの栄養は43gを超える割合で炭水化物で、水分が47gです。

カロリーは241kcalとご飯とほとんど変わらないことから、高カロリーといえます。原料がもち米のお酒ですから当然といえばそうですね。

 

 

■酒みりんとは?

種別は「発酵調味料」となり、みりんと作り方は似ていますが、出来上がったみりんに塩を混ぜて飲めなくしたものです。

アルコール度数がみりんと同じであっても、塩を入れることにより飲用に適さなくなり「酒」ではなく「調味料」扱いになります。

このことで、酒類販売の免許がないお店でも販売できるようになります。

また、酒税がかからないため本みりんよりも安く買うことができます。

塩分があるため甘味よりもサッパリとした味付けに向いています。アルコールがあるので肉を柔らかくしたい、魚の煮崩れを防ぎたいという用途にも使えますよ。

 

 

■白みりんとは?

味や作り方は本みりんと同じものですが、醸造期間が短いものをいいます。

つまり、白みりんは本みりんの中をさらに細かく分けた際の呼び名、というわけです。

本みりんには色が2種類あって、熟成が進んだ琥珀色に近いものを「赤みりん」、短期間で熟成させたものを「白みりん」と呼びます。

一般的に売られているみりんはほとんどが白みりんです。

味や成分は本みりんとして売られているものと変わらないため、料理の使い方も変わりません。

 

■本みりん・酒みりん・白みりん違い

・本みりん
原料・・・もち米、米麹、焼酎やアルコール、酒税法で定められた原料
アルコール・・・14%
作り方・・・糖化熟成
塩分・・・なし

 

・酒みりん
原料・・・米、米麹、アルコール、糖類、食塩など
アルコール・・・14%
作り方・・・発酵や混ぜ合わせ、塩を加える
塩分・・・2%ほど

 

・白みりん
原料・・・もち米、米麹、焼酎やアルコール、酒税法で定められた原料
アルコール・・・14%
作り方・・・糖化熟成
塩分・・・なし

この3種類の違いは「塩分が含まれているかどうか」が大きなポイントになります。

塩分が含まれていることにより酒税がかからず安く買える、塩分が含まれていることにより味が大きく異なるという点ですね。

 

 

■まとめ

● みりんは素材の甘みを引き出し、柔らかくしながらも煮崩れを防ぐ役割がある
● 塩が含まれたものがある
● みりんの種類によって味わいが大きく異なる
● 熟成の度合いによって色合いや味の深みが変わってくる

みりんは江戸時代から続く日本の伝統的な調味料です。

当時は調味料というより「甘いお酒」として飲まれていたようですが、料理にも使っていたことはいうまでもありません。

お屠蘇にも使われるみりんは、地域やメーカーによっても味わいが変わる調味料です。

旅行へ出かけたときは地元の酒店などで、普段とは違うみりんを探してみても面白いかもしれませんね。

 

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