オリーブオイルうがいは効果もあるがデメリットもある?オイルプリングについて紹介

有名なオペラ歌手がステージに立つ前に、オリーブオイルを飲んでいたという話を聞いたことないですか?

「単に調子がいいから」にとどまらない理由がオリーブオイルにあることがわかってきています。

調理以外にも健康のために、オリーブオイルでうがいをする人も出てきているんですよ。

今回はオリーブオイルでうがいをすることの効果や、やり方を解説します。

 

 

■オリーブオイルでうがいをするとどんな効果がある?

オリーブオイルには抗酸化作用があるため、うがいをすると細菌の繁殖を抑えるはたらきがあると見込まれています。

このことで、口臭や歯周病の発生を抑えることができると期待されているんですね。

 

はっきりとした科学根拠はまだありませんが、この民間療法をおすすめしているお医者さんもいるくらいなんです。

オリーブオイルでうがいをすることは古代インドから伝わるアーユルヴェーダの一つでもあり、海外では認知度が高いところもあるんですよ。

 

 

 

■オリーブオイルうがいの効果的なやり方

口の中の細菌が繁殖しやすいのは夜、寝ている間。そのため、寝る前と寝起きに行うのが一番いいとされています。

1・スプーン1杯くらいのオリーブオイルを口にいれます。

2・グチュグチュとうがいをしてから、吐き出します。

3・頬の筋肉も合わせて鍛えたい、というのであれば10~15分「グチュグチュ」を続けると効果的です。

4・オイルを口から出した後は、水で口をゆすいでも構いません。

飲み込んでもいいという情報と、飲み込まない方がいいという情報があるので、迷うところですが、雑菌を飲み込むのは気分的に抵抗がありますよね。

飲むのであれば、別の新しいオイルを使った方がいいでしょう。

 

 

■オリーブオイルは口臭予防になるの!?

口の中の細菌が増えるのをおさえる作用があるためです。

菌を殺すまでの強い作用はありませんが、繁殖をおさえるはたらきがあるため、口臭を予防していると考えられます。

 

ほかにも、オイルが菌を包み込むことも理由の一つなんですよ。

細菌の繁殖を抑えることで、歯周病や口内炎などを防ぐといった効果も見られます。

歯周病と口臭を、ダブルで抑え込むことができるというわけですね。

 

ただ、すでに発生している歯周病を治すはたらきはないので、症状がある場合は歯医者を受診しましょう。

あくまでも、歯磨きやマウスウォッシュを行った上での、予防の一貫と考えたほうがいいですよ。

 

 

■オリーブオイルでうがいをするデメリット

味が苦手な人がやると、ストレスを感じてしまうかもしれません。

オリーブオイルは独特の苦みやピリピリした感じがあります。

味に抵抗がない人であれば大丈夫ですが、そのまま口に入れるのが苦手な人は残念ながら向いていないでしょう。

 

 

 

■まとめ

● オリーブオイルでうがいをすると口臭や歯周病を予防する効果がある
● 方法はスプーン1杯でグチュグチュとすればいいだけ
● 口の中の細菌の繁殖を防ぐことができる
● オリーブオイルだけに頼らず、歯磨きやマウスウォッシュなどを使うことが基本である

なるべく化学薬品に頼らず自然の力で、健康にいられるのであればこんなにうれしいことはないですよね。

オリーブオイルも健康を保つのに一役買っている食品ですが、すでにかかっている病気を治す力はありません。

症状が強い場合には病院へまず相談してから、予防の一貫として考えると上手につきあえますよ。

 

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