オリーブオイルの有名な産地は?国産や外国産で人気の商品もご紹介

健康に良い油として知られるオリーブオイルですが、世界的にどこが一番の生産地なのでしょうか。

よく見られるのは外国産のものですが、国産のオリーブオイルもあります。

まだまだ知られていない国産のオリーブオイルの魅力や、世界的に知られる有名なオリーブオイルを紹介します。

 

 

■オリーブオイルの有名な産地

全世界の75%が地中海沿岸で生産されています。

最も多いのはスペイン、次いでイタリア、ギリシャとなっています。近年ではトルコでも生産量が増えています。

これは、地中海性気候がオリーブの生育に最も適しているためです。

 

 

■国産と外国産のオリーブオイルの違い

・品種の違い
・輸送の違い

大きく分けるとこのような違いがあります。気候に合わせた品種を使えば味も異なりますよね。

また、ヨーロッパから船で運ぶと数か月かかるため、お店に並ぶのが収穫からずいぶん経ったものということになります。

輸送中の船は空調の管理も行き届いていないことが多いもの。

出荷したときと日本に着いて販売されているときでは、味が変わっている可能性があります。

 

 

■ギリシャクレタ島のオリーブオイルとは?

オリーブオイルの生産量世界一はスペインですが、高品質と名高いギリシャのクレタ島のオリーブオイルの紹介をします。

ギリシャの全体的な生産量は世界第3位ですが、エクストラバージンオイルだけでみると全体の8割を占める生産量を誇っています。

高品質なオリーブオイルを作るために休耕地を数年に一度作ったり、木の間隔をあけて養分が十分に行きわたるようにしています。

実が傷つかないように収穫したり、オイルを絞るときもなるべく低温で行うといった気配りが上質なオイルを生産しているのです。

そんなクレタ島のオリーブオイルは、フレッシュな果実の風味とほんのりとした辛味がありますが、えぐみがありません。

そのまま食べるのが苦手な人も、口にしやすいのが特徴です。

 

 

■香川県小豆島のオリーブオイルの特徴や味

国内産のオリーブオイルとして、最も有名なのは香川県小豆島産のものです。

あまり知られていませんが、小豆島でのオリーブの歴史は100年以上。最近では小豆島産のオイルが国際的なコンクールで入賞するなど、世界的な認知度も高まっています。

小豆島産のオリーブオイルは早摘みで収穫したものが多いです。

このことからもフレッシュな果実の香りと苦みと辛味が特徴です。

すっきりとした後味でえぐみも一切ありません。国産のオリーブオイルは、日本の料理にも合いやすくできていると評判です。

 

 

■天草のオリーブオイルの特徴や味

熊本県天草で作られている、オリーブオイルは容器にもこだわっています。限定品ではありますが、日本の伝統工芸である陶器に詰められたオリーブオイルです。

この陶器は「天草陶磁器」というもので、国内でも最も良質といわれる「天草陶石」を使って焼かれています。

緩やかな曲線と、美しい白色は贈り物にもおすすめですよ。

肝心の味は、スパイシーでありながらも、マイルドな風味が残るのが特徴です。洋ナシのようなフルーティーな香りもあります。

 

 

■まとめ

● 世界的に有名な産地はスペイン、イタリア、ギリシャ
● エクストラバージンオイルの8割はギリシャ産のもの
● 外国産と国産の違いは品種と輸送にかかる時間
● 国産のオリーブオイルは日本食にも合いやすい

オリーブオイルというと外国産のイメージが強いですが、国産の良質なものもあることがわかりました。

日本食にも合わせやすいので、そうめんやうどんつゆ、お味噌汁に一たらし、といった使い方もできそうですよね。

デパートや通販で見かけた際は、ぜひ試してくださいね。

 

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