中華調味料の代表鶏がらスープは、チャーハンや野菜炒めなどの炒め物から、スープなどの汁物にとても便利で、ご家庭でも常備している方も多いのではないでしょうか。
ですが、万能調味料にありがちな、体にいいのか、塩分はどのくらいなのか、という疑問です。
そこで、鶏がらスープは体にいいのか、栄養成分や塩分についてもご紹介します。
■鶏がらスープに含まれる栄養成分
鶏がらスープは名前の通り鶏の出汁を凝縮した中華調味料です。そのため、鶏がらスープにはチキンエキスや鶏肉から採れる脂肪分の鶏油(チーユ)を使うため、タンパク質が多い傾向があります。
特に、原材料でも一番多く含まれているのが食塩のため、食塩は相当量が多くなっています。
旨味となる野菜エキスが含まれているため炭水化物の量も多いですが、三大栄養素がバランスよく含まれています。
■鶏がらスープは栄養があって体に良い?
鶏がらスープは、鶏からとったエキスを使っているため、ビタミンが豊富に含まれています。
特に鶏肉に多く含まれているパントテン酸・ナイアシン・ビタミンB6・B12が多く、これらの栄養素は脂質や糖質の代謝に関わる栄養素で、ダイエットや美容面ではもちろん生活習慣病やコレステロール改善などにも効果があります。
さらに、色々な野菜と調理すれば、より多くの栄養素が摂取できる万能調味料です。
■鶏がらスープの塩分量は大体どのくらい?
チャーハンやスープなどの中華に使われる鶏がらスープは、少し加えるだけで味が決まる万能調味料です。
色々な料理の味付けに使いやすいように、塩分が多く含まれ、原材料でも一番多く含まれています。
そのため、食塩相当量は小さじ1杯1.2gと少々高く、醤油の約1.5倍の塩分が含まれています。
■鶏がらスープの塩分濃度が知りたい!計算方法について
塩分濃度を計算する場合は、全体の重さから溶かした塩分量を割ると求めることができます。
まず栄養成分表を見て、食塩相当量を確認します。その後に、何gあたりの表示かを確認し、以下の計算式に当てはめれば塩分濃度が求められます。
塩分相当量÷何gあたり=塩分濃度(%)
塩分濃度の計算なんて忘れた(;´Д`) pic.twitter.com/mlPontHBVM
— みずぅ (@mizumizumizuu) October 8, 2015
■塩分控えめ!鶏がらスープのおすすめ商品を2つ紹介
★減塩ガラスープ(ユウキ)
食塩相当量が小さじ1杯0.83gまで減塩した商品です。醤油と同じくらいの塩分量なので、ちょっと塩分が気になる方におすすめです。
★40%減塩 丸鶏がらスープ(味の素)
食塩相当量が小さじ1杯0.67gなので、通常の鶏がらスープより40%塩分を減らした商品です。減塩を心掛けている方は、通常のものと同じ量で使えば自然と塩分量を減らすことができます。
■まとめ
鶏の旨味が詰まった鶏がらスープは栄養バランスもよく、まさに万能調味料に相応しい調味料です。
ですが、少し塩分が高めとなっているので、味付けには気を付けて使用しましょう。
ご紹介した商品のように減塩商品も販売されているので、上手に活用するのもおすすめです。
コメント