鶏がらスープとは?圧力鍋・炊飯器での作り方やポイントをご紹介

焼き鳥屋さんや水炊きのお店などへ行くと、鶏のだしがおいしいスープを出してくれます。

ほっとするやさしい味わいに、癒やされた人もいるのではないでしょうか。

自分であのほっとする味が出せたらいいな、と思いませんか?

今回は鶏がらスープを自宅で作る方法と、市販されている調味料はどのようなものなのか紹介します。

材料も作り方も意外とシンプルなので、自分でスープからラーメンを作ってみたい、そんなときにも使えますよ。

 

 

■鶏がらスープとは?どんな調味料なの?

鶏肉と鶏がらを煮だして、野菜のエキスを加えた調味料です。

市販されているものは顆粒状になっているものが多く、中華料理などのレシピに多く使われます。

さっぱりとした料理に少し加えるだけで、コクのある料理が出来上がります。

売られている鶏がらスープの素には、エキスのほかに食塩や化学調味料が含まれているものもあります。

 

 

■鶏がらスープは家庭でも作れる?

家庭でも鶏がらスープは作れます。

煮出す時間はかかりますが、作業自体は難しくありません。

材料も鶏がらと香味野菜だけが材料なので、週末の時間があるときに自作の鶏がらスープを作るのもいいですね。

多く作っても製氷皿で小分けに凍らせて保存が可能なので、使い勝手がいいですよ。

 

 

 

■圧力鍋で簡単!鶏がらスープの作り方

<材料>
鶏がら・・・1個
長ネギ(青い部分)・・・1本分
生姜・・・1~2枚
水・・・1000cc+蒸発した分

<作り方>
1・鶏がらの脂や内臓などを、キッチンバサミで取り除き水で洗う

2・お湯を沸騰させて、鶏がらに回しかけ湯引きする

3・鶏がらを適当な大きさに切る

4・圧力鍋を蓋をしない状態で、材料を全て入れ沸騰させる

5・沸騰してアクを取り除いたら、蓋をして15分加圧する

6・加圧後火を止め圧力が下がったら蓋を開け、アクや脂を取りながらそのまま弱火にかける

7・蒸発した分の水を足しながら30分ほど煮る


8・網などで濾して出来上がり

 

約1時間ほどで、鶏のうま味がたっぷりの鶏がらスープができますよ。

アク取りをするので、雑味のないスープができます。塩を加えて、お好みの味にしてもいいですね。

濾し網がなければ、目の細かい水切り袋のようなもので濾すと、細かいかすもきれいに取り除けます。

 

 

■炊飯器でもできる!簡単な鶏がらスープの作り方

圧力鍋のように火加減を調節しなくてもできる、炊飯器で作る鶏がらスープの作り方です。

<材料>
鶏がら・・・1羽分
長ネギ(青い部分)・・・1本分
生姜・・・1~2枚
水・・・鶏がらが被るくらい

<作り方>
1・鶏がらの脂や内臓を、キッチンバサミなどで取り除き水で洗う

2・お湯を沸騰させて、鶏がらに回しかけ湯引きする

3・鶏がらを適当な大きさに切る

4・材料を全て炊飯器に入れる

5・炊飯スイッチを押す

6・炊飯が完了したら濾して出来上がり

アクがそのままの状態で、大量に作れないのが難点ですが、手軽にできる方法です。

炊飯後に保温時間を長く取れば、だしもしっかりとれます。

炊飯器によっては、取り扱い説明書にない方法での調理は故障につながることがあります。

自宅にある炊飯器は調理が可能かどうかを、確認してから行うようにしてくださいね。

 

 

■鶏がらスープの作り方のポイント

 

・鶏がらを加熱する前に内臓をしっかり取り除くこと

しっかりといっても、目で見える範囲で大丈夫です。内臓が残っていると過熱しても生臭さが残ってしまうため、この下処理は重要になってきます。

冷凍されている鶏がらなら、半分解凍された状態での下処理がやりやすいですよ。

 

・アクをしっかりとる

炊飯器では難しいですが、圧力鍋で作るときはアクが取れます。アクは雑味の原因になるので、しっかりとるようにしましょう。

コクとうま味だけのスープができますよ。

濾した後に脂を多く残せばコクのある味わい、脂を多く取り除けばさっぱりとした味わいです。

 

 

■まとめ

● 鶏がらスープとは、鶏がらと香味野菜で作るうま味のあるスープ
● 市販されているものは顆粒状のものが多い
● 自分で作ると食塩の調整がしやすく、無添加のものができる
● 圧力鍋や炊飯器でも簡単に自作できる

鶏がらスープのことと、自分での作り方を紹介しました。

鶏がらスープは手が込んでいるのかと思いきや、シンプルな材料で自作できることがわかりましたね。

鶏がらは精肉店などで安く買えますから、気軽に作れそうです。

冷凍すれば保存がきくので、多く作っても大丈夫ですよ。安心でおいしい鶏がらスープをぜひ作ってみてくださいね。

 

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