魚料理は日本人にとって馴染み深く、定番の焼き魚や刺身から煮つけや揚げ物など色々な魚料理が食卓に並ぶと思います。魚を自分で捌く方も多く、自宅でウロコを取ると飛び散りが気になりますよね。
そもそもウロコ取りなんて持ってないし、下処理として必要なのかと思ってしまいます。
そこで、ウロコ取りの代用品や飛び散らない方法、ウロコを取らなくていいレシピもご一緒にご紹介します。
■ウロコがウロコ取りで飛び散らない方法とは?
★ビール袋に入れる
袋の中で作業することで、ウロコが飛び散るのを防ぎます。そのままゴミに捨てられるので、片付けも楽になります。魚のサイズや作業のしやすさが変わってくるので、なるべく大き目の袋がおすすめです。
★ラップを流し台に被せる
流し台にラップを被せて飛び散るのを防げます。透明なので作業しやすく、水で流してまとめられるので、片付けの手間がなくなります。
■ウロコ取りの代用になるものを11選つ紹介
★ペットボトルのキャップ
ペットボトルのキャップは細かい凹凸があり、身の柔らかい魚でも、ウロコを引っ掛けて綺麗に取ることができます。飛び散りも少ないので、代用品におすすめです。
★ヘラ
ゴムベラがウロコの隙間に入るので、ウロコが飛び散らずに取ることができます。ゴムやシリコン製のものは身を傷付けにくいので、身が柔らかい魚にもおすすめです。
鯛の酒蒸しの仕込み(^^)
ウロコは100キンのコレより取りやすい物はないと思う
飛び散らないし細かいトコまで綺麗に取れます\(^o^)/ pic.twitter.com/iqpZoH0fwS— チチノ麩@ SORAMIMIst (@ahrin0905) July 25, 2015
★包丁
家庭でウロコを取る時に一番使われているのが包丁ではないでしょうか。柔らかい身には包丁の背を使い、硬い身には刃の方を使うことができます。
初めて捌いてみた
ウロコ取りから始めて1時間位がかかった!
(エグい過程はカットしてます笑) pic.twitter.com/pTWXWBtjTS— 奈良に住んでるチバケン└( 'ω' )┘ (@chibaken333) November 13, 2020
★ピーラー
ピーラーの刃の逆の部分を使ってウロコを取ることができます。力を入れずに取れ、曲面に沿ってくれるのでとてもやりやすい代用品です。
ウロコ取りなんて持ってないからピーラーで代用。母のアドバイスによりビニールの中で。
とりあえず、3枚?3つの部分に分けることに成功した、、、、 pic.twitter.com/or7SUrsNvb
— いっっっっっちぃー@CB650Rのキャノンくん (@hiromilk0411) February 11, 2020
★キッチンバサミ
キッチンバサミには色々な機能があるのをご存知でしょうか?切るだけでなく殻割りや栓抜き、缶切りなどに使え、ウロコ取りが付いているものも多くあります。
ハサミの刃をよく見ると凸凹している部分があれば、それがウロコ取りとしての機能があるので、試しに活用してみてください。
そうそう、魚捌く機会が増えてきたので、魚専用のキッチン鋏を購入したんですね。
簡単にバラして洗えるのし、ウロコ取りもついてるんで、魚専用にはもってこい! #ダイソー pic.twitter.com/cduWxuuULP— Geddy:芸名 らくだや (@Geddy_873) April 7, 2020
★缶のフチ
缶のフチを使えばウロコが取れます。釣りに行った際に自宅で下処理したくない方におすすめです。自販機さえあれば手に入るので、活用してみてください。
【鱗をとる】
ウロコ引きなんて無くても大丈夫!
本日は缶コーヒーのフチでガリガリ(๑´∀`๑)
この方が飛び散らないので、ウロコ引きを使うより寧ろ推し。
小さい魚はペットボトルの蓋とかが使い易い。
手が滑った時にヒレやトゲに刺さる危険があるので油断禁物!! pic.twitter.com/EfPHZOA1Yv— 文無し(あやなし) (@ayanassy) March 1, 2019
★ネット
三角コーナー用のネットや、ミカンの入っているネットなど、網目の大小関わらずに代用品として使用できます。小さいウロコの魚に使用でき、ぬめりがある魚にもおすすめです。
★スプーン
ご自宅にあるスプーンなら何でもかまいませんが、深さと大きさがあるスプーンがウロコ取りには向いています。計量スプーンの一番大きいものでも使用できるので、活用してみてください。
鯛捌いていきます!!
使うものはスプーンと包丁
鱗とる為、スプーンを持ちアイスクリームをすくう持ち方にします。
突き立てた時に引っかかると思うので、引いて刺してを繰り返すだけ#魚調理#ウロコ取り pic.twitter.com/vFFORRiloF— reizu127 (@reizu127) October 24, 2020
★大根
大根の断面を使ってウロコを取ることができます。大根は丁度いい硬さがあり、そこにウロコが刺さるので綺麗に飛び散ることなく取れます。使った大根は臭み消しに使えるので、試しに使用してみてください。
★金たわし
鍋などを洗う際に使う金たわしは、サバ、アオハタ、ヒラメなどのぬめりのある魚におすすめです。面倒な背びれや胸びれの際などにも食い込んでくれるので、怪我をしにくく綺麗にウロコが取れます。
★バターナイフ
バターやマーガリンなどに使うバターナイフは、ウロコと持ち手の距離ができるので、手を怪我の心配がなくなります。細さがあり、ひれの際まで綺麗にウロコをとることができます。
ウロコの細かいレインボートラウト(ニジマス)のウロコ取りはバターナイフ(なければスプーン)で充分☝️
ウロコの飛び散り防止にスーパーの袋の中ですれば完璧です。
美味しいお魚料理をどうぞ。 pic.twitter.com/DthyFjRG5K— プリヒル姉さん (@Puriketsunesan) September 14, 2014
■簡単揚げるだけ!ウロコを取らない!食感が楽しい松笠揚げ
唯一ウロコを取らない料理として、料亭でも提供されるのが松笠揚げなんです。ウロコがサクサクで身はふっくらに仕上がります。高級魚のアマダイを使うことが多いですが、他の魚でも作れるので是非作ってみてください。
鱗をつけたままの甘鯛を高温で揚げて作る「松笠揚げ」。水分が多くて料理の難しい魚だそうだけど
、これなら誰でも上手く行くのかも。揚げた魚では断トツの旨さでしたよ!! pic.twitter.com/faHunvgiks— FUNA (@FUNA84) June 14, 2020
1,ウロコを取らず、三枚おろしにします
2,腹骨と中骨をピンセットなどを使って取ります
3,塩を振って30分程度放置し、余分な水分を抜きます
4,キッチンペーパーで水分を拭き取り、食べやすい大きさに切ります
5,片栗粉を薄めに付けます
6,皮目を下にして180度の油で揚げていきます
7,皮目が綺麗に開いたら完成です
■まとめ
魚の下処理で欠かせないウロコを取る作業で、面倒な飛び散りを防ぐ方法や、飛び散りにくいウロコ取りの代用品をご紹介しましたが、身近なものがたくさんあったと思います。
あまり気が進まなかった方も、ご紹介した内容を参考に活用してみてください。
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