豊かなコクとサッパリとした甘みが特徴の「きび砂糖」。
普段の料理やお菓子作りに頻繁に使うので、ふとした時に
「あ!きび砂糖切らしちゃった!」
なんてこともあるのではないでしょうか。
今回は、そんな困った時に役立つ『きび砂糖の代用品』についてお伝えしていきます。
合わせて、同じ茶色で見た目がよく似ているてんさい糖との違い、女性の気になるカロリーについてもご紹介していきます。
是非参考にしてくださいね!
きび砂糖とてんさい糖の違い
きび砂糖とてんさい糖は、そもそもの原材料から違います。
きび砂糖はサトウキビが原材料で、てんさい糖は甜菜(ビート)という大根に似た植物から糖分を抽出しています。
それぞれの味の特徴ですが、きび砂糖はコクのある風味です。
きび糖は精製途中の糖液を煮詰めたものなのでミネラルがの含まれているのが大きな特徴です。
一方てんさい糖は、まろやかな甘みと風味が特徴です。糖の中では珍しくオリゴ糖が入っており、腸の中に善玉菌であるビフィズス菌を増やしてくれる働きがあります。
どちらも身体に優しい成分が入っていることが特徴です。しかし摂り過ぎには注意してください。
カロリーについて
甘いお砂糖ですからカロリーが気になりますよね。
きび砂糖のカロリーは100gあたり396kcal
てんさい糖のカロリーは100gあたり390kcal
大きな差は有りませんので、カロリーという点ではどちらを使っても代わりはありません。
きび砂糖の代用
★三温糖
三温糖は、サトウキビやてんさい糖を原料とし、グラニュー糖や上白糖を作って残った糖液を数回煮詰めて作った砂糖です。
きび糖と比べると少し甘みが強いですが、問題なく代用品として使えます。
溶けやすく、使いやすいことも特徴です。
米粉のホットケーキミックスを買ってなかったので、米粉とベーキングパウダーで作ってみた!
本当はきび砂糖らしいけど、三温糖で代用。
市販のより美味しいかも(^o^)— あき (@autumndartar) July 7, 2017
★上白糖
上白糖も、きび糖の代わりに使うことが出来ます。
上白糖は精製されきっているので、きび糖のようなコクや旨味は無いです。
栄養的にもミネラルはほぼ残っていないですが、甘みの点で代わりに使うことができます。
お供えしてたバナナが熟し過ぎてピンチだったからおやつ作った。マフィン型で作るの面倒でケーキ型で(Θ_Θ)✨きび砂糖がないから上白糖で代用。
HMで二味美味しいバナナマフィン♪ by nagyinoki https://t.co/MYp1qmDQSU #cookpad pic.twitter.com/VSmweKQIIv— まき (@itsuki_tsuki029) August 19, 2018
★黒糖+上白糖
先程の上白糖の欠点を埋めるために、黒糖をいれることでよりきび糖に近づけることが出来ます。
黒糖に独特の風味、コク、旨味が備わっています。また、精製されていないので栄養的にもミネラルが残っています。
ただ黒糖は甘みが強いので、割合は調整しながら入れてください。
★はちみつ
はちみつもきび糖の代わりに料理やお菓子、ドリンクに使うことができます。
はちみつは甘みも強いですし、種類によってはクセも強いです。
入れる際は味を見ながら少しずつ入れて量を調整してください。
まとめ
・きび砂糖はサトウキビが原材料で、てんさい糖は甜菜(ビート)という大根に似た植物から糖分を抽出している
・きび砂糖のカロリーは100gあたり396kcalなのに対し、てんさい糖のカロリーは100gあたり390kcal。大きな差はない
・きび砂糖の代用品としておすすめなのは以下の4つ
【三温糖、上白糖、上白糖+黒糖、はちみつ】
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