UV殺菌ライト・UV除菌ライトとは?お互いの違いや照射時間も解説

紫外線を照射するUVライトを持っている、知っている方も多いのではないでしょうか。

そんなUVライトにも、殺菌効果や除菌効果のあるUV殺菌ライト・UV除菌ライトがあり、様々な商品に活用されています。

UV殺菌ライト・UV除菌ライトを買いたいけど違いがわからない、どっちを買おうか迷ってる方のために、UV殺菌ライト・UV除菌ライトの違いをご紹介します。

 

 

■UV殺菌ライト・UV除菌ライト・どのような効果があるの?

紫外線(UV)を含む太陽光には、殺菌力があることは一般的にも知られています。

紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類

除菌・殺菌効果のある紫外線はUV-Cになります。

UV-Cを細菌やウイルスに照射すると、化学変化を起こしDNAを破壊するため、損傷を与えると同時に修復機能をなくす効果があり、UV殺菌ライト・UV除菌ライトとして活用されています。

 

 

 

■UV殺菌ライトとUV除菌ライトの違い

殺菌や除菌効果のある商品が世の中にたくさんありますが、そもそも「殺菌」「除菌」の2つには定義があります。

UV殺菌ライトとUV除菌ライトの商品がありますが、医薬品や医薬部外品かの違いが大きく、菌を減らすという点はどちらにも共通しています。

 

・殺菌・・・種類や数を問わず、菌を殺すことを指します。

数が減るだけでも、特定の一種類の菌が減っただけでも「殺菌」といえます。

薬事法では、医薬品や医薬部外品以外に「殺菌」と表示するのは禁止されています。

 

・除菌・・・細菌やウイルスを取り除き、数を減らすことです。

殺菌も除菌に含まれますが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」と表記できないので、全て「除菌」と表示されます。

 

 

■UV殺菌ライトとUV除菌ライトはどのくらいの照射時間が必要?

商品によってW数や波長、ライトの数で照射する光の強さを表す照射度が違い、照射時間にも差が出ます。

照射時間が長ければ殺菌・除菌力が高く、より多くの種類の細菌やウイルスを殺菌・除菌できます。

厚生労働省の実験では15Wのライトを使用した場合、極めて弱い大腸菌は約1分、極めて強いカビ菌は約20分の照射時間で99.9%の殺菌・除菌が可能となっています。

参照: http://fujikasei.sakura.ne.jp/catalog/sakkin.pdf

 

 

■UV殺菌ライトとUV除菌ライトはどのような場面で役立つ?

UV殺菌ライトとUV除菌ライトは、物に当てる商品が多く、そのイメージが強いと思います。

ですが、UV殺菌ライトとUV除菌ライトは、除菌・殺菌剤が使えない空気中や壁、水などの除菌・殺菌が可能です。

 

https://twitter.com/_kimoiten/status/1350263079687213057?s=20

 

 

■まとめ

UV殺菌ライトとUV除菌ライトは、元々手術室や医療器具など医療施設で使用されていたものですが、一般的にも使用しやすい商品が多く販売され、空気や壁などの除菌・殺菌にも活用できます。

普段目に見えない細菌やウイルスを除菌・殺菌できるので、人気を集めているアイテムなので、この機会に色々な商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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