オリーブオイルの賞味期限とは?保存方法や捨て方も徹底紹介

生でも加熱しても食べられる、フレッシュな風味のオリーブオイル。

でも、いつまでこの風味を保つことができるのでしょうか。今回はオリーブオイルの賞味期限と保存方法を紹介します。

 

 

■オリーブオイルの開封前と開封後賞味期限

開封前であれば1年半から2年の賞味期限を設けている商品が多いです。

開封後であれば2ヶ月以内には使い切るようにしましょう。

生の状態で食べることの多いエクストラバージンオイルは、さらに短い期間で食べきる方が望ましいですね。

賞味期限内であっても「いつもよりドロドロしている」「変な臭いがする」といった異変があるときは悪くなっている可能性があるので、食べるのは避けましょう。

 

 

■オリーブオイルおすすめの保存方法

オリーブオイルは光と高温が苦手です。

この二つが酸化を進める主な原因ですから、これを避けなくてはなりません。

まず、売られているものであれば黒の遮光瓶に入っているものを選ぶようにしましょう。

再利用したいときは、遮光性の高いステンレス製のオイルポットで保存することをおススメします。

ステンレスは光を通しにくいため、保存に適した素材です。再利用のときは生で食べることは避けて、加熱調理に使いましょう。

 

 

■オリーブオイルおすすめの保存場所

温度差が少なく、光が当たらない涼しい場所がベストポジションです。

涼しくて光が当たらない場所といえば冷蔵庫ですが、涼しすぎるため固まってしまうことから保存場所には向いていません。

急に熱くなるようなガスレンジの脇や下、窓際などは酸化の原因になるのでよくないですね。

光がさえぎられるような場所を確保するのはもちろんですが、遮光効果のある瓶に入っていることも保存の重要ポイントですよ。

 

■他の油と同じ!オリーブオイルの正しい捨て方

シンクにそのまま流すのはNGです。

牛乳パックに古い布や新聞紙を詰めてから、その中に捨てるのが1番手軽かもしれません。オイルがはいった牛乳パックは、そのまま燃えるごみとして処分できるます。

シンクに流すと油が配管で冷やされて固まり、詰まりや臭いの原因にもなります。

配管の掃除は業者を呼ぶようになるので、とても大変ですよ。これはオリーブオイル以外の植物油でも同じこと。

絶対にやめましょう。

自治体によっては植物油を回収してくれるところもあります。

そういったサービスを利用するのもエコにつながるので、積極的に活用していきたいですね。

 

 

■オリーブオイルの捨て方で気をつけること

燃えるごみとして捨てる際に牛乳パックに入れる方法を紹介しましたが、オイルを捨てた後に「水」を一緒に入れることを忘れないでください。

というのも、油は空気に触れることで酸化しますが、そのときに酸化熱という熱が出ます。この熱によって油が熱くなって、自然に発火する恐れがあるからです。

それを防ぐためにも、水を一緒にしみこませたものを中に入れることが大事なのです。

また、植物油の回収サービスを利用するときは、保存容器が決められていることがあります。確認してから出すようにしましょう。

 

 

■まとめ

● オリーブオイルの賞味期限は未開封で1年半から2年、開封済であれば2ヶ月以内
● 保存場所は「暗くて涼しいところ」で
● 冷えすぎる冷蔵庫は固まるので保存には不向き
● 捨てるときは燃えるごみと一緒に捨てるかリサイクルへ

果実から絞られるオリーブオイルは、空気に触れると風味が落ちてしまいます。

フレッシュな風味が特徴なので、しっかりと保存方法を守っていつもと同じ味を楽しみたいですよね。

 

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