紫外線を照射するUVライトを持っている、知っている方も多いのではないでしょうか。
そんなUVライトにも、殺菌効果や除菌効果のあるUV殺菌ライト・UV除菌ライトがあり、様々な商品に活用されています。
UV殺菌ライト・UV除菌ライトを買いたいけど違いがわからない、どっちを買おうか迷ってる方のために、UV殺菌ライト・UV除菌ライトの違いをご紹介します。
■UV殺菌ライト・UV除菌ライト・どのような効果があるの?
紫外線(UV)を含む太陽光には、殺菌力があることは一般的にも知られています。
紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類
除菌・殺菌効果のある紫外線はUV-Cになります。
UV-Cを細菌やウイルスに照射すると、化学変化を起こしDNAを破壊するため、損傷を与えると同時に修復機能をなくす効果があり、UV殺菌ライト・UV除菌ライトとして活用されています。
理美容室にある紫外線消毒器はUVライトとしてレジン硬化にも使えるのかな?
そしたらコイツは過去の遺物から特級遺物に格が爆上がり! pic.twitter.com/xPh21lBzFj— andante (@andante34350081) March 21, 2021
■UV殺菌ライトとUV除菌ライトの違い
殺菌や除菌効果のある商品が世の中にたくさんありますが、そもそも「殺菌」「除菌」の2つには定義があります。
UV殺菌ライトとUV除菌ライトの商品がありますが、医薬品や医薬部外品かの違いが大きく、菌を減らすという点はどちらにも共通しています。
・殺菌・・・種類や数を問わず、菌を殺すことを指します。
数が減るだけでも、特定の一種類の菌が減っただけでも「殺菌」といえます。
薬事法では、医薬品や医薬部外品以外に「殺菌」と表示するのは禁止されています。
・除菌・・・細菌やウイルスを取り除き、数を減らすことです。
殺菌も除菌に含まれますが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」と表記できないので、全て「除菌」と表示されます。
■UV殺菌ライトとUV除菌ライトはどのくらいの照射時間が必要?
商品によってW数や波長、ライトの数で照射する光の強さを表す照射度が違い、照射時間にも差が出ます。
照射時間が長ければ殺菌・除菌力が高く、より多くの種類の細菌やウイルスを殺菌・除菌できます。
厚生労働省の実験では15Wのライトを使用した場合、極めて弱い大腸菌は約1分、極めて強いカビ菌は約20分の照射時間で99.9%の殺菌・除菌が可能となっています。
参照: http://fujikasei.sakura.ne.jp/catalog/sakkin.pdf
■UV殺菌ライトとUV除菌ライトはどのような場面で役立つ?
UV殺菌ライトとUV除菌ライトは、物に当てる商品が多く、そのイメージが強いと思います。
ですが、UV殺菌ライトとUV除菌ライトは、除菌・殺菌剤が使えない空気中や壁、水などの除菌・殺菌が可能です。
■まとめ
UV殺菌ライトとUV除菌ライトは、元々手術室や医療器具など医療施設で使用されていたものですが、一般的にも使用しやすい商品が多く販売され、空気や壁などの除菌・殺菌にも活用できます。
普段目に見えない細菌やウイルスを除菌・殺菌できるので、人気を集めているアイテムなので、この機会に色々な商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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