ソースと言えばどのソースを思い浮かべますか?
主なソースは、とんかつソース・中濃ソース・ウスターソースがありますが、以外にも地域によって主流が違い、消費量に大きな差があります。
なぜ地域によって違うのでしょうか。そんなウスターソースのちょっとした疑問を解決するために、ウスターソースについてご紹介します。
■ウスターソースが一般的なのはどの地方?
揚げ物や粉もの料理によく使うソースですが、とんかつソース・中濃ソース・ウスターソースがあります。
ソース自体は日本人にとって馴染み深い調味料ですが、地域によって一般的な種類が違います。岐阜・愛知の東海を境に、ソース文化が根強い西日本ではウスターソースが一般的です。
ローソンに中濃ソース売ってたから買ってみた
西日本では食べたことのない人も多いと思う
普段はおたふくお好みソースか焼きそばソース、フライとかカツにはウスターだからね
せっかく買ったんだし、焼きそば、フライ、カツなど全部一通り試してみよう٩( 'ω' )و #中濃ソース pic.twitter.com/v3cc7U0YKi— トモ♂ (@tomo76ap) September 14, 2018
■西日本でのウスターソース消費量が多いのはなぜ?
ウスターソースの消費量と大きく関係しているのが、日本でウスターソースがどう広まったかです。
日本には100以上のソースメーカーがありますが、最も古い歴史を持つのがイカリソース株式会社です。
イカリソースの創業者は大阪市で開業し、日本で初めてウスターソースを製造・販売しましました。
主に西日本を中心に販売をしていたため、ソース文化が発達し、現在も消費量が多くなったとされています。
これがソースや!!!!
恋しかったでぇイカリのウスター!!!! pic.twitter.com/z3PeE5qb7z— akira ちょっと休養中 (@akiratksm) May 27, 2020
■ウスターソースといえば関東ではブルドックソース?
関東ではブルドックソースが一般的で、飲食店でもブルドックソースを置いています。
基本的には関東では中濃ソースが使われているため、中濃ソースの代表ブルドックソースが、ウスターソースでも選ばれています。
さらに、ブルドックソース株式会社は、東日本を中心に支店や営業所を配置し、西日本には3支店しかありません。
■ウスターソースといえば関西ではイカリソース?
ウスターソースのルーツであるイカリソースは、大阪で開業したこともあり、関西ではイカリソースが一般的です。
ソース文化の関西では、ウスターソースが食卓に並ぶ調味料としても使う頻度が多く、目玉焼きやキャベツ、コロッケや天ぷらなど様々な料理に使います。
ブルドックソースとは逆で、イカリソースは西日本を中心に販売したため、東日本では存在を知らない方もいます。
関西はソースかけますよー!
イカリソースのウスターソースが基本ですね! pic.twitter.com/M4u5Z7Nr7c— 13@GSX-R125 (@screwchange13) November 5, 2020
■まとめ
ウスターソースをあまり使わない方も、小さい頃からソースと言えばウスターソースだった方も、消費量が多い理由を知らなかったのではないでしょうか。
2005年にブルドックソースの子会社となったイカリソースですが、今でも関西の定番ソースとして人気があります。
同じウスターソースでも味わいが違い、見たことがないなんてこともあります。
気になる方は見かけた際に、ぜひ購入して試してみてはいかがでしょうか。
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