タルトを家で作りたくても、型がないと作れませんよね。タルト型は他のアイテムでも代用できるのでしょうか。
今回は、タルト型の代用品とその注意点をご紹介していきます。知っておくと、いざという時に役立ちますよ。
タルト型の使い方
タルトを焼く時に使うタルト型。大きさや形状も様々な種類があります。作りたいサイズに合わせて型を選んでいきましょう。
2,3人分だと4号
4,5人分で5号
6,7人分で6号
がぴったりですよ。
一般的なタルトを作りたいのであれば、丸型か四角形を選びましょう。丸型や四角形はタルトはもちろんキッシュも作れるので便利ですよ。
また、初心者には波形がおすすめです。フチの形状もきれいに仕上がりますよ
特に初心者におすすめしたいのが、金属製で底板が外れるタイプです。型から外す際も底板を押し上げるだけでスムーズに取り出せます。
タルト型のはずし方
タルト型の上手なはずし方のコツは、生地を敷く前に下準備をすることです。タルト生地が型にくっつかないように、タルト型は水気をしっかり切っておきましょう。
乾いたタルト型の内側にバターを塗って、上から小麦粉を振っておきます。その後、冷蔵庫に入れておくことでタルトを焼いた後でも簡単に型を外すことができます。
バターはマーガリンや油などを使っても構いません。波型のタルト型を使う場合は、波のへこんだ部分にもムラがないように塗りましょう。
また、焼き上がったタルト生地はしっかりと冷ましてください。
熱いうちは、まだ生地の中のバターが柔らかいので、綺麗に外せません。しっかりと冷ますと、生地が固くなるので、簡単に外せます。
タルト型の代用品
タルト型の代用は以下のアイテムがおすすめです。
先に注意点ですが、耐熱皿・グラタン皿などは熱が通りにくいため少し長めに焼き上げる方がいいかと思います。
★グラタン皿
オーブン対応のグラタン皿はタルトにも使えます。浅いラザニア用のものだと尚良いです。生地を入れる前に、バターを塗っておきましょう。
先ほどのカスタードクリーム使っていちごタルト作ってみました、タルト型無くてグラタン皿代用(笑)#いちごタルト#カスタードクリーム #いちご #タルト型代用 #初めて pic.twitter.com/DAg2xJbcMu
— 食垢@懸賞垢でもあります (@mofuchan11) March 12, 2019
グラタン皿は火の通りが、タルト型より悪いので底が生焼けになりやすいのが難点です。焼き時間はレシピより長めに取りましょう。
★ココット容器
グラタン皿と同じようにココット容器もおすすめです。なるべく、底が浅いものを選びましょう。
タルト型に収まりきらなかったら、ココット容器を使うなど併用するのもいいですね。オーブン対応のものを用意しておきましょう。
★スキレット
スキレットもオーブンで焼くことができるので、タルト型の代用になります。様々な大きさがあるので、作るサイズによって選んでください。そのまま食卓に並べることができ、見た目もおしゃれですよ。
分厚いスキレットは、タルトが固く焼きあがってしまうため注意が必要です。
★アルミカップ
小さなサイズであれば、アルミカップでも問題ありません。耐熱温度も高く、オーブンに対応している商品も売られています。スーパーや100円ショップにもあるので、気軽に入手できますね。
こないだ梨のタルト作った時はアルミカップでなんとか作ったから、ちゃんとしたタルト型欲しいな… pic.twitter.com/00QRn6OO7n
— みんと (@tt11dant) December 11, 2020
しっかりとした形で使い勝手も良いです。プレゼントにも最適ですよ。
★耐熱皿
グラタン皿だけなく、普通のお皿でも代用できます。使用前には耐えられる温度をしっかり確認しましょう。
タルトを作る場合は、なるべく円形のお皿を用意しましょう。
★アルミ箔
お弁当や普段の料理で使うアルミ箔。アルミ箔は形が崩れやすいので注意しましょう。何枚か重ねることで、強度を上げられます。
って思ってたんだけどタルト型に敷いてポチポチ穴開けて一度冷凍させてからアルミ箔で縁を覆って焼くと焼き縮みも膨れ上がりもしないんですって?! pic.twitter.com/jGO0xyRtQL
— えぼり (@eboli_ef) September 28, 2015
使用後はそのまま捨てられるので、タルト型の保管スペースがないという方にもおすすめです。
★ケーキ型
ケーキ型もタルト型と同じようにお菓子を作るための型です。しかし、ケーキ型は底が深すぎるため、生地を上手に敷くことができません。タルトを作る際はあまり向いていません。
分厚いケーキのようになるので、見た目をあまり気にしないという方は使ってみてください。
★マドレーヌ型
マドレーヌ型は小さなタルトを作る時に向いています。ただ、形がマドレーヌになってしまうので、見た目は気にしない方が良いです。なるべく円形のものを選びましょう。
途中経過 フィリング入れて焼いて生チョコ入れて冷やしたら完成 タルト型がなくてマドレーヌ型になったのが辛い pic.twitter.com/k2B9iYB7yz
— もりりん (@yurarin03) November 24, 2014
生地と型に隙間ができると、焼きムラができたり形が崩れてしまうので、型に押し付けながら生地を入れるのが良いです。
★パウンドケーキ型
パウンドケーキ型もやはり深さがあるため、タルト型の代用には不向きです。どうしてもパウンドケーキ型で作りたいという場合には、底の部分だけ生地を厚く敷いて高さを出してみましょう。
キッシュの二種盛(^_^)vすくなかぼちゃをキッシュにしてみました(*^_^*)長方形タルト型がないので、パウンドケーキ型で焼いてしまいました。 pic.twitter.com/6MKLwuL0
— Rei Shiraishi (@ReiShiraishi) August 30, 2012
底までしっかり焼くために焼き時間を工夫しましょう。レシピより長めに調節することをおすすめします。
まとめ
・タルト作り初心者には波形や金属製の型がおすすめ。
・タルト型の上手なはずし方のコツは、生地を敷く前に下準備をすること。
・バターを塗ると型を外しやすい。
・焼き上がったタルト生地はしっかりと冷ましてから、型を外す。
・タルト型の代用は以下のアイテムがおすすめ。
【グラタン皿・ココット容器・スキレット・アルミカップ・耐熱皿・アルミ箔・ケーキ型・マドレーヌ型・パウンドケーキ型】
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