「テレビのチャンネルを変えようとしたのに、うまく切り替えられない。」
「電源が入らないときと、うまくいくときがある」
なんていうことはありませんか?
くつろいだ時間を過ごそうと思っても、これではストレスがたまりますよね。
そんなときには接点復活スプレーがおすすめです。新しくリモコンを買い替えなくても、自分で直せるかもしれません。
おすすめの商品も紹介しますので、参考にしてくださいね。
■誰でも簡単!接点復活スプレーの使い方
金属部分にシュッと吹き付けるだけ、です。
吹き付ける前に「ほこりは取り除く」、「電気は切る」といった簡単な準備をして、シュッとするだけ。簡単ですよね。
ノズルがついている商品が多いので、入り組んだ部品でも付けたい場所を狙えます。
下の章に使用上の注意点を載せましたので、合わせて読んでくださいね。
■調子の悪いリモコンを接点復活スプレーで直す方法
リモコンの調子が悪い原因は主に2カ所あります。1つは電池の接触が悪く、通電されにくい状態であること。
もう一つはボタンの反応が悪く、決まったボタンだけ動かないなどの不具合です。
それぞれの改善方法を見てみましょう。
・電池部分
電池を外して接点部分に吹き付けます。
たくさん付いてしまったら軽くふき取って、電池を入れてみてください。
・ボタン部分
電池部分に接点復活スプレーをつけても、ボタンがうまく反応しないときは内部が原因です。
リモコンを分解してボタン周りの汚れを取るだけでも、反応がよくなることがあります。アルミホイルを使う、という方法もありますよ。
分解作業になるため、自信のない人は電池部分だけ試して、動かなければ修理に出すか新しいものを買う方が安全ですね。
SUPER LIGHTS TUBE「反応悪いリモコンの修理 素人でも簡単にできる」
■壊れたコントローラーを接点復活スプレーで直す方法
ゲーム機のコントローラーは分解が必要ですが、補償が効かない自己責任の作業です。
主に動かなくなるのはジョイコントローラーですが、ばらして根元の部分をシュッとすれば完了です。
その際にケーブルや基盤を傷つけないように気をつけましょう。
■接点復活スプレーの使い方で気をつけることとは?
・スプレーのため火気厳禁
ガスを使うので火気厳禁です。たばこを吸いながらの作業やヒーターのそばで使うと、引火して爆発の可能性もあります。絶対にやめましょう。
・吹き付けるときは電気を切る
吹き付ける前にほこりを取り除くこと、電気は必ず切ることが必要です。電気を入れたままの状態で吹き付けると、感電の恐れもあるので忘れないでくださいね。
・多くつけすぎない
スプレーなので多く噴射してしまうリスクがあります。部品が小さいときは先に、布や綿棒に吹き付けて塗るようにしましょう。
・余計な場所に付かないようにする
接点復活剤には、プラスチックやゴムを溶かしてしまう成分が入っていることが多いです。
込み入った部品に使うときは、付かないようにマスキングテープなどで保護をする、綿棒などで塗るといった工夫が必要です。
■接点復活スプレーのネットショップおすすめ商品を3つ紹介
★接点復活オイル(AZ)
車に使っている人が多い印象ですが、テレビのリモコンに使ったら復活したなんて口コミもあります。
素材に優しい成分のため、プラスチックやゴムなどが入り組んでいるようなものにも、安心です。
ノズルが短いので、手元から距離があるものには使いにくいですが、先端がぶれないのでしっかりポイントをとらえられます。
★接点復活スプレー(呉工業)
ホームセンターやカー用品店などよく見かける商品です。
赤と白の特徴のあるデザインで、パッケージがほかの商品とよく似ているため、表示をよく確認してから買いましょう。
最も手軽に購入出来て、使っている人も多いことから迷ったらまずこれを買いましょう。
★DeoxIT 5oz(CAIG)
主にエレキギターなどの、電子楽器のジャック部分に効果を発揮します。
接触がうまくいかないと「ガリ」という、雑音が出るようなことがあります。
オーディオの通電に効果を発揮するため、スピーカーの接続部分に使うことで音質が良くなりますよ。
■まとめ
● 接点復活スプレーは吹き付けるだけで簡単に作業が完了する
● リモコンやゲームのコントローラーなどに使える
● 使うときは、ほこり、通電、火気に気をつけること
● 多く出すぎてしまうことがあるので、細かい部分には綿棒などを使うこと
機械の調子が悪いと新しく買い替えよう、とつい考えがちですよね。
リモコンぐらいなら金額からいっても、接点復活スプレーを試してからでも遅くはありません。
ホームセンターなどで手軽に買えるので、1本常備しておいても間違いはないですよ。
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