シンプルだけど、生地とクリームのマッチングがなんともおいしいロールケーキ。
中にフルーツを入れるといったアレンジもできるお菓子です。
市販のものを買ってくるのもいいですが、シンプルがゆえに自分で作ってみたくなることもありますよね。
でもロールケーキの型紙ってスーパーではなかなか売っていないもの。
そうとわかれば、自分で作ってしまいましょう!
今回はロールケーキの型紙の折り方と、型の代用品を紹介します。
ロールケーキの型紙の折り方
ロールケーキ用の天板が27~29cm四方で高さが2cmほどなので、それと同じくらいの型紙を用意すればいいことになります。
クッキングシートを使うのが便利ですが、中には半紙やコピー紙の方が仕上がりがいいので使っているという人も。
調理用として売っていないものには表面に薬剤が塗られているものもあるため、確認してから使うようにしましょうね。
2・向かい合った2辺を端から2~3cmを内側に折ります。
3・ひっくり返して、折っていない2辺を内側に2回折ります。
4・3で折った部分を一度広げて、内側の折り目に合わせて折ります。
5・角を内側を広げて潰すように折ります。
6・反対側も同様に折って出来上がりです。
ホッチキスも切れ込みもいらない折り込みの方法で型を作ると、簡単で丈夫なものができますよ。
慣れると5分かからずできるので、覚えておくといいですね。
代用アイテムはこれでOK
製菓用品店で売っているロールケーキ用の型も工夫次第で代用できます。
わざわざロールケーキ専用のものでなくても大丈夫ですよ。
☆ クッキングシート
上でものせましたが、型紙として最も適しているクッキングペーパーをそのまま型として使うこともできます。1枚でも使えますがちょっと頼りないなと思うのであれば、2重にしたり、少し厚めの紙で同じように折ってからクッキングシートの型を敷くと、うまくいきますよ。
スポンジミックスには円形の焼き型がついてるけど使用せず。クッキングシートでロールケーキ用の四角い型を自作して使うことにする(・∀・) pic.twitter.com/0QZeCco8UA
— 霞+@12/12-LiSAonline ?/?-LiSA名古屋 (@kasumi_plus) April 13, 2014
☆ 新聞紙
新聞紙を何枚か重ねて代用する方法です。天板が大きすぎるときなども使えますよ。
2・1を数枚作ります。
3・重ねて、角を1ヶ所ずつ切れ込みを入れて、内側に折り壁を作るように立てます。
4・立てたらホッチキスを打って倒れないように固定します。
5・中にアルミホイルやクッキーングシートやアルミホイルを敷いて生地を流し込みます。
汚れなければ数回使用できる丈夫さです。もし汚れてしまっても洗う手間なく処分できるので手軽ですよね。
でも温度には気をつけなければなりません。
170~180℃くらいであれば燃えることはないとされていますが、200℃を超えると焦げ始めてきます。高い温度で焼く場合の代用には向かないので気をつけましょう。
☆ アルミホイル
1枚だけだと生地の重みに負けてしまったり、大きさが足りないこともあります。
数枚重ねるか、紙で型を作った後に重ねるような使いかたをするといいですね。
型紙の折り方と同じようにも作れますし、新聞紙でのせた方法でも作れてそのまま生地を流し込むことができます。
アルミホイルは割とどの家にも置いてあるものなので、使いやすいのもポイントが高いですね。
【速報】
農業×医療夫が
ロールケーキを焼いている模様!
ケーキの型が無いのでアルミホイルと、オーブンの天板を代用‼︎
生地を別だての生クリームを混ぜ込む
裏技?まで使い、
どんな焼き上がりになるかっ
乞うご期待👨🍳#驚きと感動リレー0307 pic.twitter.com/C9q4b1C0TA
— ゆずさん🍋高知で田舎暮らし、2児の子育てママ🏃♀✨ (@yuzusan_slow) March 7, 2020
☆ バット
ホーローや金属製のバットでも代用できます。100均でもバットを購入することができますが、オーブンで使えるかどうかを確認しましょう。
バットに直接流し込んでしまうと、焼き上がりの生地を取り出すのが大変なので、内側にクッキングシートのようなものを入れるといいですね。
バットの大きさに合わせて、折り目をつけて、角を折り込めばバットに直接生地がつくことなく取り出しやすくなります。
合羽橋で買ってきた野田琺瑯のバットがすごく気に入っている。揚げ物の油切りとして使っているんだけど、ロールケーキの型としても使いたい。 pic.twitter.com/OqIjthDsJz
— チーフ (@SW_Chief) June 16, 2019
☆ 天板
オーブンについている天板をそのまま使ってしまおうというアイディアです。ロールケーキのサイズにこだわらなければそのまま使えます。バットと同じように内側にクッキングシートなどを入れて使うようにしましょう。
ロールケーキ のスポンジ焼いた。型無くてそのままオーブンの天板で一か八かで焼いたけど上手く出来てよかったーー!! pic.twitter.com/L7Y2DC63Sg
— まえ (@mogmogm10) December 22, 2019
代用品を探すときは耐熱温度に注意!
印刷されているものだったり、素材の耐熱温度が足りていないと有毒な物質が溶けだしてしまうことがあります。
牛乳パックは表面の耐水加工の部分が溶けてしまうこともあるため、アルミホイルやクッキングシートで覆う必要があります。
菓子折りの箱などは大きさも丁度いいのですが、やはり耐熱温度が心配です。
オーブンから火が出てしまった、ということがないようにアルミホイルで全体を覆ったり、高温でも耐えられるもので代用しましょう。
まとめ
ロールケーキの型紙のことがおわかりいただけたでしょうか。
● 専用のものを使わなくても簡単に自分で折れる
● できるだけクッキングシートを使うのが望ましい
● 他の物で代用するときは、耐熱温度がクリアできるかを確認すること
● 代用品が印刷されているものはインクの溶けだしにも注意
ロールケーキをはじめとしたケーキ類をハンドメイドするときは、材料を揃えるのもひと手間ですが、いつも使っているもので代用できるのはうれしいですよね。
毎日作るのなら専用のものを買ってもいいですが、たまにのお菓子作りであれば代用品で十分です。
お菓子作りのハードルも低くなることで、チャレンジもしやすくなりますよ!
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