日本でも各国の料理がブームになり、世界中の調味料が気軽に手に入るようになりました。
パクチーブームからエスニック料理が注目され、エスニックには欠かせないナンプラーも人気があります。
でも、エスニック料理は癖が強く、馴染みがない調味料を使うのはちょっと不安ですよね。
そこで、ナンプラーの味や特徴についてや、買ったけど苦手だったという方のために、解決法もご紹介します。
■ナンプラーとは?味や特徴について解説
ナンプラーと言えば、タイやベトナムのエスニック料理が思い浮かぶと思います。
ですが、日本にも昔から生の魚を塩で漬け込んで発酵させ、魚介の旨味が凝縮された魚醤と言う調味料があり、ナンプラーと作り方や風味がほとんど変わらない調味料があります。
材料は主にカタクチイワシが使われ、食塩を加えて半月ほど発酵させて作ります。そのため、醤油と似た塩味と、魚介の旨味が味わえる調味料です。
ベトナム料理を食べました。
ナンプラーが入ると少し臭いですが旨味が増します。 pic.twitter.com/lYwpCJ2EQZ— 台湾に移住して、世界一を目指してみた (@taiwansuisyu) February 15, 2021
■ナンプラーはどんな臭いがする?
生魚を発酵させているので、生臭いと感じる方は少なくありません。
イカの塩辛やアンチョビも生の魚介を発酵させているので、同じような独特の臭いがあります。
ナンプラーの種類によって生臭さが少ない魚を使っていたり、発酵期間が違うので、臭いの度合いも様々です。
ナンプラーの臭いが良さでもあり、お気に入りのものを見つければ気にならないという方もいらっしゃいますので、色々試してみてください。
今夜はガパオライスです
ナンプラーって臭いけど
マジでクセになりますよね。
もうナンプラーの虜ですよ僕はナンプラーが好きだと叫びたい
(酔っております) pic.twitter.com/IxIl0yurcm
— ヒカル (@octpus_bz) July 1, 2020
■ナンプラーの臭いが気になる!臭いを消す方法
加熱する料理に使う
ナンプラーは加熱すると臭いが弱くなります。
エスニック料理には、お好みで最後に加えたり、タレとして使うことが多いので、臭いがきついと思われることがあります。
蓋を開けた瞬間に無理かもと思った方も、加熱料理に使ってみてください。
久しぶりに熱乾麺。例えようのない味だけどあえて例えるなら、より濃厚なカルボナーラか。汁気のうすいゴマペーストは卵にも似たこってり感。薬味や刻んだタクアンなど絡めて食べるとさらによい。おまけで空芯菜のナンプラー炒め。ナンプラーは強火加熱で臭みが抜けて独自の旨みだけ残る。これがうまい pic.twitter.com/R9jW0XfZBK
— いま野ジャングルミックス (@imano_I03) August 19, 2017
香辛料を一緒に使う
唐辛子やブラックペッパー以外にも、花椒やクミンなどのスパイスは香りが強く、食材の臭み消しにも使います。
香辛料選びに迷う方は、ガラムマサラや五香粉などのミックススパイスを使っても、臭いが抑えられます。
ナンプラーに直接漬け込んだり、香辛料を使った料理に合わせてみてください。
香りの強い野菜を一緒に使う
ニラやネギ類などの香味野菜は、肉や魚の臭みを抑えるのによく使いますね。
ショウガやニンニクももちろん効果的で、ナンプラーとの相性もいい食材です。
香りの強い野菜は食欲をそそるので、ナンプラーの臭いが気にならなくなります。エスニックの代表とも言えるパクチーを添えるのもおすすめです。
ナンプラーがどこに売られているか知っていますか?
おすすめの販売店と取り扱い店舗をまとめました!!
■まとめ
エスニック料理の醍醐味ともいえるナンプラーですが、人によっては苦手な方も少なくありません。
ナンプラー独特の風味や臭いが苦手でも、ご紹介した臭いを消す方法で、克服できるかもしれませんので、ぜひ試してみてください。
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