キャンプや海など楽しいイベントがたくさんある夏。
そんな夏になると現れるのが蚊です。寝ている時に耳元で「ブーン」とされるとかなりイラッとしますよね。
「蚊取り線香」はそんな夏に大活躍してくれます。
そこで今回は、そんな困った時に役立つ『蚊取り線香の代用品』についてご紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね!
■蚊取り線香の効果とは?
蚊取り線香には、「ピレスロイド」という成分が含まれています。
この成分が蚊を遠ざける効果があるため、 蚊取り線香に火をつけるとピレスロイドが空気中に漂い、蚊が寄り付かなくなるのです。また、蚊を殺虫する効果もあります。
蚊取り線香は、虫除け剤としても、殺虫剤として使うことができるのです。
■蚊取り線香の使い方や注意点を紹介
蚊取り線香の使い方自体は火をつけるだけなので難しくないですが、効果的な使い方を知らない方は意外といるのではないでしょうか。
蚊取り線香を効果的に使うには、風上に置くのがポイント。煙が風にのって、部屋中に広がってくれるからです。
逆に風下に置いてしまうと、狙ったところに殺虫成分が行かないので蚊取り線香の効果を感じにくくなってしまっているかもしれません。
「イマイチ蚊取り線香が効いた感じがしないんだよなぁ」
という方は風を意識してみてください。
蚊取り線香は締め切った部屋で使用すると体調が悪くなってしまう可能性があります。
蚊を早く倒したい気持ちはわかりますが、必要に応じて換気して煙を逃すようにするようにしましょう。
■蚊取り線香の代用品
★お酢
料理に使うお酢を蚊取り線香の代わりに使うことができます。
蚊はお酢のツンとした独特の香りが苦手のようです。
コップにお酢を入れて近くに置いておけば、蚊が寄って来なくなるでしょう。
狭い部屋で蚊取り線香を焚くかお酢を出しておくか、究極の二択を迫られる――そんな季節がやって来ますね
— シライヌ (@ShirainuP) May 25, 2020
★扇風機
蚊取り線香と同じく夏のお供である扇風機。
扇風機の起こす風で蚊を寄せ付けないという方法もあります。
涼しい+蚊が来ないの一石二鳥でコスパの高い代用品となっています。
★アロマオイル
アロマ好きの方はご存知かもしれませんが、虫避けの効果があるアロマがあるのでご紹介します。
主に柑橘系、ハーブ系のスッキリした香りが多く、
・レモングラス
・シトロネラ
・レモンユーカリ
・ゼラニウム
が代表的な虫除け効果のあるオイルです。
★コーヒーかす
コーヒーをドリップした後に出るコーヒーかすを使うこともできます。
コーヒーかすを乾燥させて、マッチなどで火をつけるだけ。
火がつけにくいので火傷には十分注意してくださいね。
★蚊が嫌う香りの観葉植物
自然なもので虫除けをしたいということであれば蚊が嫌う観葉植物を育てるのもおすすめ。
バジルやレモングラス、ローズマリーなどの香りは蚊が嫌うので近づかなくなるようです。
ハーブ系は育てるのも簡単で、料理にやハーブティーにも使うことができます。
■蚊取り線香代用の作り方
★ヨモギ
ヨモギを乾燥させたものを燃やすと蚊取り線香の代用として使うことができます。
ヨモギにはシネオールという虫除け成分が入っているため、蚊が近寄ってこなくなるのです。
燃やしておくだけなので、キャンプやBBQの時に便利な代用品です。
ヨモギの葉とドクダミの葉を干して乾燥させて燃やしたら、すごくよい蚊除け(蚊取り線香代わり)になりました。(火事にはご注意!) pic.twitter.com/FJOh3l9OtP
— オーガニックベース (@ORGANIC_BASE) May 19, 2017
★みかんの皮
みかんの皮を乾燥させたものも、燃やすと蚊取り線香の代わりになってくれます。
アロマオイルのところでも出てきましたが、蚊は柑橘系の香りが苦手なようです。
ゴミも減るのでエコな蚊取り線香として使うことができますね。
■まとめ
・蚊取り線香は、虫除け剤としても、殺虫剤として使うことができる
・蚊取り線香を効果的に使うには、風上に置くのがポイント
・蚊取り線香の代用になるものは以下の5つ
【お酢、扇風機、アロマオイル、コーヒーかす、蚊が嫌う香りの観葉植物】
・ヨモギ、みかんの皮を乾燥させたものを燃やすと虫除け効果がある
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