コーリンベルトとは?使い方や代用品おすすめ2つご紹介

成人の日や結婚式、七五三など晴れの日に着ることの多い着物。

晴れの日に着るからこそきれいに着こなしたいものですよね。

そんな時に活躍するのが「コーリンベルト」。着物をきれいに着るための補助具です。

 

コーリンベルトはあると便利ですが、着物を滅多に着ない人にとっては日常的に使うものではないので

「わざわざ買うのもなぁ」

という方もいるはず。

 

そこで今回は、そんな困った時に役立つ『コーリンベルトの代用品』についてご紹介していきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

 

■コーリンベルトとは?正しい使い方を紹介

コーリンベルトとは、着物の着付けで使う和装小物の一種です。「着付けベルト」「着物ベルト」と呼ばれることもあります。

伸縮性のゴムの両端にクリップが付いているというシンプルな作りです。

着物の衿や折り上げたおはしょりを固定して着崩れしにくくしたり、着付けが楽にできるよう補助する役割をしてくれます。

着物だけでなく、長襦袢ながじゅばんに使うこともできます。

必ず必要なものではないですがあるととても便利。楽に着付けができるようになるため、特に着物初心者の方におすすめの小物です。

使い方の手順は以下の通り。

①左手を左の身八つ口から入れ、まず下前の衿にクリップを留める

②コーリンベルトを身八つ口から出して、背中側にくるっと通す

③上前の衿に留める(①で留めたクリップと同じ高さに!)

④下前に留めたクリップを基点にして、それより下の部分を内側に折りあげる

文字では分かりづらいかと思うので、動画と一緒にご覧ください!

-きもの- コーリンベルトの使い方

 

 

■コーリンベルトの代用になるもの2つ紹介

★腰紐

腰紐を2本使えば、コーリンベルトの代用品になります。腰紐で腰を縛ります。

この時結び目が真ん中に来ないように、左右どちらかに紐の中心が来るようにし、その中心部分で結ぶようにします。

おはしょり、衿を整えたら2本目の腰紐です。
2本目の腰紐を付ける位置はアンダーバストあたりです。あばら骨の上になるので、あまりキツくならないようにしないと苦しくなります。

余った紐は巻き込むか、蝶々結びをして挟み込んでください。

 

★腰紐+伊達締め

先ほどの方法と同じで、2本目の腰紐の役割を伊達締めで行う方法です。

伊達締めは布だけのものもありますが、マジックテープのものが使いやすくていいですよ。

 

 

■100均で簡単!コーリンベルト代用の作り方

★コールゴム+帽子クリップ

代用品も無いということであれば、100均にある道具で手作りすることもできます。

材料はコールゴム(平ゴム)と帽子クリップの2つだけ。

コールゴムの両端に帽子クリップをくくり付けるだけで完成です。

人目につくものではないので、少し不細工でも問題なく使うことができますよ。

 

 

■コーリンベルトの種類を2つ紹介

★エコノミー

一般的なコーリンベルトです。

デラックスよりも安価で手軽に手に入れることができます。
また、プラスチック留め具の中に金属バネが入っているので、使い続けていくとバネが弱っていきます。

 

★デラックス

名前の通り、少しだけ高価なコーリンベルト。
こちらはプラスチック留め具の中に金属バネを使用しない仕様になっています。

日常的につかうのであればこちらの方が長く使うことができます。

 

 

■まとめ

・コーリンベルトとは、着物の着付けで使う和装小物の一種

・楽に着付けができるようになるため、特に着物初心者の方におすすめの小物

・コーリンベルトの代用になるものは以下の2つ
【腰紐、腰紐+伊達締め】

・コールゴム+帽子クリップで自作することもできる

 

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