洋風料理に欠かせない調味料のコンソメ。
生鮮食品と違って、賞味期限をあまり気にしないで使っていることが多いですよね。
しかし「気が付いたら固まっていた」「溶けている」といったこともあるため、コンソメの賞味期限は気にしておいた方が良さそうです。
今回はコンソメの賞味期限や、コンソメのタイプによって金額が変わるのかを比べてみました。参考にしてくださいね。
■コンソメの賞味期限とは?未開封と開封後の違いも解説
コンソメの賞味期限は形によっても変わってきます。
開封済みと未開封の状態では、どれくらい違うのか見てみましょう。
<顆粒タイプ>
未開封・・・1年半~2年くらい
開封済み・・・・2~3カ月くらい
<固形タイプ>
未開封・・・1~1年半くらい
開封済み・・・・2カ月くらい
未開封と開封済みでは、期間の差があることがわかりますね。開封後は劣化が早く進むため、早めに食べきるようにしましょう。
特に夏は温度と湿度が高いため、劣化が進みやすいです。上にのせた目安よりも早めに食べることが望ましいですね。
■賞味期限が1年以上切れているコンソメは使って大丈夫?
「実際に食べてみて大丈夫だった」というブログも見かけますが、1年以上過ぎているようであれば、やめておいた方が無難です。
大丈夫であった場合は「未開封」で「保存状態がよい」という条件がそろっているから。
食べてみたいときは、自己責任でお願いします。
・崩せないくらいのかたまりになっている
・溶けている
・カビが生えている
・変色している
などの状態が見られたら、賞味期限より前であっても廃棄しましょう。
■コンソメはどれくらい賞味期限が切れても大丈夫なの?
賞味期限はすぐに悪くなる期限、ではなく「おいしさが落ち始める」までの期限をいいます。
このことからも賞味期限を過ぎて、すぐに悪くなることはありません。
未開封で見た感じの状態がよければ、1カ月くらいなら大丈夫ではないでしょうか。
開封しているようであれば悪くなっている場合があるので、賞味期限を過ぎたらやめておいた方がいいですよ。
■賞味期限の切れていない固形コンソメがドロドロに!使って大丈夫?
ドロドロの状態は、腐っている証拠です。すぐに捨てましょう。
どうしてこのような状態になってしまうかというと、コンソメに含まれている植物油脂が、温度や湿気によって溶けたから。
コンロの近くなど、温度が高くなるような場所に置いておくと、賞味期限前でも油分が溶けてドロドロになってしまうことがあります。
すぐに使い切れないようなときは、冷蔵庫などでの保存をおすすめします。
■コンソメの値段はいくらぐらい?
スーパーなどで売られている一般的なコンソメは250円前後のものが多いですが、コンソメの形状によっても変わってきます。
20個前後入っている固形コンソメであれば、250~300円くらいが相場です。
顆粒コンソメは1瓶250円くらいですが、この2つには量の差があります。
固形コンソメは1個5g前後なので、20個入っていれば100gくらいです。
顆粒コンソメは1瓶60gくらいのものが多いため、固形コンソメの方が割安だといえますね。
無添加のものになると、金額が2倍近く上がる傾向にあります。
■コンソメ種類別の値段の違いとは?
無添加ではない、一般的なコンソメを例に挙げて比較してみます。
★固形タイプ
味の素固形コンソメ 21個入り(5.3g×21個=111.3g)・・・ 260~300円くらい
マギーブイヨン20個入り(4g×20個=80g)・・・230~280円くらい
1gあたり2.3円~
★顆粒タイプ
味の素顆粒コンソメ 60g・・・180~210円くらい
1gあたり3円~
★液体タイプ
光食品 チキンコンソメ 10g×8袋入り・・・540~600円
1gあたり6.7円
固形<顆粒<液体の順に金額が上がります。
■まとめ
● コンソメの賞味期限は固形と顆粒で異なる
● 固形コンソメの賞味期限は、未開封で1年半くらい、開封済みで2カ月くらい
● 顆粒コンソメの賞味期限は、未開封で2年くらい、開封済みで2カ月くらい
● 固形<顆粒<液体の順に金額が高くなる傾向がある
コンソメは形によって使い勝手が変わりますが、細かく計算すると金額も異なることがわかりました。
いつもは顆粒だけしか使わない、という人も使い分ければ節約につながりますよ。
コメント