日本人にとって定番の調味料みりんは、ご家庭でもよく使う調味料ですが、みなさんはどこのみりんを使用していますか?
みりんの中でも高級な「三河みりん」は、料理人も愛用するほど人気があり、本物みりんの代名詞にもなっています。
そんな「三河みりん」とはどんなものなのか、普通のみりんとどう違うのか、「三河みりん」についてご紹介します。
■三河みりんとは?
本格みりんの代表三河みりんとは?
みりんには加熱せずに使えるアルコール度数1%未満のみりん風調味料や、アルコール度数14%前後の本みりんに分類されますが、本みりんの中には「本格みりん」と呼ばれているみりんがあります。
「本格みりん」とは昔ながらの製法で作られ、一般的な本みりんと違い厳選した素材に、時間と手間がかけられ丁寧に職人さんが手作りしています。
そんな伝統製法を守り続けているのが「三河みりん」です。
さらに、一般的にスーパーに並ぶ黄金色のみりんと違い、「三河みりんは」深い琥珀色で、熟成が進むごとに濃くなります。
1年かけて作られる「三河みりんは」丁寧に熟成されることで、まろやかな甘みと奥深い味に仕上げられ、多くの料理人や無添加に気遣う方などが愛用しています。
美味しい三河みりんの原材料・味
三河みりんのラベルにも書かれている通り、「もち米」「米麹」「本格焼酎」が使用されています。
本みりんに分類される、アルコール度数13.5%となっていますが、アルコールを感じさせない甘い香りは本格みりんの特徴です。
さらに、甘みが特徴のみりんですが、原材料を見てわかる通り砂糖などの添加物を一切含みません。
米麹の働きでデンプンが糖に変わることで甘みを出しているので、量産品のみりんより熟成期間が長く、添加物を加えなくてもお米本来の自然な甘みの中に、深い味わいを感じることができます。
料理に加えてもいいですが、お酒としてそのまま飲んでも美味しく召し上がれるのが「三河みりん」です。
■三河みりんの販売店
「三河みりん」は本格みりんで有名ですが、気軽に購入できる本格みりんとしても知られています。
お近くのスーパーでも販売されていることが多く、大手百貨店や酒屋さんなどでも購入できます。
もし利用したお店になければ、ネットショップでも入手できるので、利用してみてください。
今朝の日経プラスワンランキングは調味料。酢は我が家も千鳥酢や富士酢。どちらも京都。近所のスーパーで普通に買えるので嬉しい。みりんはいつも三河みりんなので今度福来を試してみよう。 pic.twitter.com/Pm8ZJ6cviR
— moneypenny (@TokyoMoneypenny) May 31, 2013
■まとめ
所詮みりんだと思う方もいると思いますが、料理にコクや甘み、旨味や照りを出す万能調味料です。
厳選された素材で、丁寧に作られた本格みりんの「三河みりん」を使えば、料理も本格的に仕上がり、多くの方が家庭でも愛用している名脇役です。
この機会にぜひ家庭でも活用してみてください。
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