包丁研ぎに使う!砥石の使い方や代用になるもの4つをご紹介

代用・生活

切れ味の悪くなった包丁を研ぐ時に使う「砥石」。

 

持っていると便利な道具ですが、

「砥石なんて無いよ…」

という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回この記事では、そんな困った時に役立つ『砥石の代用品』についてご紹介していきます。

 

また、砥石の使い方、包丁の研ぎ方も解説していきます。

 

この記事を読めば、砥石がある場合でも無い場合でも、包丁の切れ味を良くすることができます!

 

ぜひ参考にしてくださいね!

砥石の使い方や包丁の研ぎ方

包丁を研ぐ時の基本的な手順を通して、砥石の使い方、研ぎ方をお伝えしていきます。

 

①水に浸ける
砥石は使う前に水を含ませてから使います。

砥石に含まれた水は、包丁の摩擦で熱を持つのを防ぎ、すべりをよくしてくれます。

5~10分程度水に浸けておけばOKです。

②場所の準備
水を含ませた砥石をタオルや雑巾などの布の上に置きましょう。

包丁を研いでいる時に砥石がずれないようにするためです。

平らな場所に置くと研ぎやすいのでより良いですよ。

 

③包丁を砥石に当てる

刃を手前にして包丁の柄の部分を持ち、反対の手の指で研ぐ部分を軽く押さえて包丁を砥石に当てます。

この時、包丁の角度は砥石に対して45度くらいに調整します。

また、包丁を砥石に当てる角度は15度(10円玉が2~3枚入るくらい)が目安です。

 

④包丁を砥ぐ
このまま力を入れずに上下に10回ほどスライドさせ、包丁を研いでいきます。

片側の刃が研げたら、同じ要領で反対側の刃も研いでください。

 

⑤洗って終了

研いだ包丁、砥石を中性洗剤で洗って乾かせば終了です。

砥石がへこんでいるようなら面直しが必要です。

 

面直し用砥石、他の砥石で平らになるまで削って平らにしておくと、次研ぐ時にすぐに始めることができます。

 

 

砥石の代用品4つ

お茶碗や陶器の皿の裏側

糸底や高台と呼ばれる食器の裏側の部分を、研ぎ石の代わりに使うことができます。

 

濡れた布の上に食器を裏返して置き、食器の裏側の部分に包丁を水平に当てて、手前に数回引くだけ。

 

切れ味は継続しませんが、応急処置としては使いやすい代用品です。

 

 

丸めたアルミホイルを切る

丸めたアルミホイルを切るという方法もあります。

包丁が切れなくなるのは、刃がかけたり傷がついたりしてガタガタになるから。

 

そんな包丁でアルミホイルを切ると、かけた部分にアルミホイルが入り込んで、ガタガタだった包丁がなめらかになり、切れ味が良くなるという仕組みです。

 

 

大根+クレンザー

少し荒業に感じますが、大根とクレンザーを使って包丁を研ぐこともできます。

 

大根の断面にクレンザーを振り、包丁の刃を優しくこすってください。

 

大根の水分とクレンザーが混ざり合って、いい感じに研磨剤の役割を果たしてくれます。

 

大根の真ん中の部分は食べることができるので、捨ててしまいがちな首の部分を使うと無駄がなくていいでしょう。

 

 

ストロップ

アウトドアを趣味とされている方なら、ストロップを持っている方もいるかもしれません。

 

ストロップでも包丁を研ぐことができます。

 

ストロップは、棒状の木の板の上に、革を貼りつけてある道具です。

 

そこにコンパウンドという研磨剤を塗り、刃物を撫でるようにすると刃が研げるというスグレモノ。

研ぎ石を使うより手軽なので、あると便利な道具の一つです。

 

 

砥石の代用で包丁を研ぐときに気をつけること

代用品を使う時に気をつけることが二つあります。

一つは手を切らないこと。

 

もともと包丁を研ぐために使う道具ではないものを代用しているので、手を切ってしまう可能性があります。

 

 

特に食器の裏で代用する時は注意してください。

二つ目は、あくまで代用品なので、切れ味の継続性は求めないことです

 

代用品は確かに切れるようにはなりますが、一時的なものです。

 

 

なので、場合によっては週に何度も研がないといけなくなる場合もあります。

 

 

何度も研ぐようなことになるのであれば、研ぎ石を買うか、プロに研いでもらうことをおすすめします。

 

 

まとめ

・包丁を研ぐ手順は以下の通り
①水に浸ける
②場所の準備
③包丁を砥石に当てる
④包丁を砥ぐ
⑤洗って終了

・砥石の代用品としておすすめなのは以下の4つ
【お茶碗や陶器の皿の裏側、丸めたアルミホイルを切る、大根+クレンザー、ストロップ】

・代用品を使う時は手を切らないように注意

・代用品はあくまで代用品。切れ味の継続性を求めるなら研ぎ石を買うか、プロに研いでもらう

 

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