揚げ物をして余った油はどう処理していますか？そのまま排水溝に流すのはNGです。油の正しい捨て方を知って、環境に優しい生活を心掛けましょう。
今回は油の捨て方を解説していきます。再利用できる方法もご紹介していきますね。
油の正しい捨て方は?
油は液体ですが、燃えるごみとして処分できます。ただし、そのまま液体のままでは捨てられないので、牛乳パックやポリ袋に入れるか、凝固剤で固めてから捨てましょう。
油を捨てる際は必ず冷ましてからにしましょう。他のゴミと触れて、発火してしまう場合があります。水を浸み込ませると冷めやすくなります。
なぜ油を流しに流してはいけないの?
油をそのまま流しに流してしまうと、排水溝のつまりの原因になります。
油が冷たい水と混ざって排水管に残ってしまったり、食器用の洗剤と合わさって粘り気の強い塊になってしまう可能性があります。
また、環境汚染に繋がるので控えましょう。汚れた油が、家庭の排水溝から川や海に流れて水質が悪くなり、魚や鳥などの生き物の命が危険に晒されてしまいます。
必ず自宅で処理を行ってから捨てるようしてください。
油は固めて捨てるのが正解?
油を捨てるには、固めるのが有効的です。
固めてから捨てれば、油がこぼれる心配もありません。
凝固剤で固める際は、油が温かいうちに凝固剤を鍋に入れましょう。油が完全に固まって冷めたら、ビニール袋に入れてしっかり口を縛ります。燃えるゴミとして処分できるので、安心ですね。
固める他の代用方法は?
油を捨てるには以下の方法がおすすめです。
★牛乳パック+新聞紙
牛乳パックを使用する際は、中に新聞紙を詰めてから油を注ぎます。全て入れ終えたら、ガムテープで牛乳パックの口をしっかり閉じ、ゴミに出します。
夏場は自然発火がしやすいため、中に入れる新聞紙は水で濡らしてから入れるようにしましょう。必ず、油が完全に冷めてから作業してください。火傷の原因になります。
★ポリ袋+キッチンペーパー
ポリ袋にキッチンペーパーを入れる方法もおすすめです。こちらも自然発火を防ぐためにペーパーに水も染み込ませておくのを忘れないようにしましょう。
#グイラジ#ニコラスエドワーズ#nyk_jpn
ニック、グイラジの再放送聞いてるけど、油の始末は、油吸収パッドっていうのが、100均に1袋に12個入ってるのが売ってるからそれ使うといいよ。料理終わった後のフライパンにこれを1個入れて放置。その後、ポリ袋に入れて捨てれば簡単。 pic.twitter.com/VcttLtdx7v— 抹茶アイス (@mattyakaw) June 17, 2020
全て入れ終えたら、袋の口を輪ゴムやガムテープで密閉して、燃えるゴミに出しましょう。
★片栗粉で固める
凝固剤がなければ、片栗粉でも代用できます。油が熱いうちに油と同じ量の片栗粉を混ぜ合わせます。
炒め揚げで残った油の処理に困ってた。油の凝固剤とか吸わせるシートの類いが無くてどうしようと思ってたけど、ふと思いついて、フライパンに片栗粉をドバドバ投入して、かき混ぜながら火にかけて溶かしてから冷ましたら、可燃ごみとして捨てられるくらいに固まった。
よくやった、私！ pic.twitter.com/JtefTVDjyO— ウニ まどろみ中 (@tomatoippatu) September 25, 2020
凝固剤のようには固くはなりませんが、油が冷めるころにはどろっとした状態になっているので、捨てやすいです。
★小麦粉で固める
小麦粉でもまとめることができます。片栗粉同様に凝固剤よりは固まりません。
Hazeさんもう捨てちゃった！？
揚げ油とか廃棄するときに使ったらいいんじゃないかな！！？？片栗粉、小麦粉で凝固剤の代用にできるから、強力粉でもきっと行けると思われる！— ひびき (@hibiki_85) May 22, 2020
小麦粉は日常的な料理でも使うので、常備しておいても良いかもしれませんね。
★パン粉で吸収
勿体ない！！と思いますよね～。でも賞味期限が切れてしまったもの、使いきれない程余ってしまったもの。これらを再利用すると考えたらパン粉も十分油を吸収してくれるので代わりになりますよ！捨てずに残しておきましょう。
★自治体によっては資源ごみとして回収されることも
自治体によっては油を回収しに来てくれるところもあります。リサイクルとして回収されるので、資源の有効活用にも繋がりますよ。
こんな感じで荒熱が取れたら冷蔵庫にイン。油が白く固まったら捨てる pic.twitter.com/whFRjIVxHi
— 真楠ヨウ@御執事様の仰せのままに発売中 (@yomakusu) June 14, 2020
回収方法は各自治体で異なりますが、蓋が閉まる容器に入れて、指定の回収ボックスに持ち込む方法が多いようです。それぞれの自治体で確認してみてくださいね。
油を効率的に使う方法
これは私個人的な油の使い方になります。
・揚げ物をするぞという日はそれに合わせて素揚げするする料理を副菜にもってくる。
・明日のご飯用の仕込みとして油を使う食材を先にあげる・いためる。
・一晩漬けると美味しい南蛮づけ・煮びたしなどを一緒に調理。
・油を使う順番は油をよく吸う食材は後から！！
なるべくその日に使い切りたい派なので上記のようなことを心かけています。毎回うまいことはできませんが油料理を工夫して作っていくうちにどのくらい油が必要なのかがだいたいわかってきます。何気なく料理をする際にそういうことも考えながら調理すると無駄がなくなり油を処分するとうことも減って家計にも体にも環境にも優しい！いいことづくしです。
ぜひやってみてください！
朝末っ子が残したパンの耳と、パン粉と卵を使った揚げ物をしたあとの油を処分すべく、パン耳ラスク(ﾟ∀ﾟ)うまうま pic.twitter.com/ttDsZDt0AH
— はんりゃんちゃんりゃんはん (@cielolira) November 23, 2016
まとめ
・油は燃えるごみとして処分できる。
・排水溝のつまりや環境汚染に繋がるため、そのまま流すのはNG。
・油は牛乳パックやポリ袋に入れるか、凝固剤で固めてから捨てる。
・油の捨て方は以下の通り。
【牛乳パック+新聞紙ポ・リ袋+キッチンペーパー・片栗粉で固める・小麦粉で固める・自治体によっては資源ごみとして回収されることも】
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