ウェイパーは化学調味料だから危険?危険な理由や成分をご紹介

赤いパッケージが印象的な高級中華スープの素「味覇(ウェイパー)」は、家庭でも簡単に本格的な中華料理が作れる万能中華調味料で、愛用している方もたくさんいらっしゃいます。

そんな人気のウェイパーですが、危険な化学調味料が含まれていると無視できない噂があります。なぜそんな噂が流れているのか、本当に危険なのか、徹底紹介致します。

 

 

■ウェイパーは化学調味料だから危険?

ウェイパー原材料は?
ウェイパーに使われている原材料は多い順に、

「食塩」「肉エキス」「野菜エキス」「動植物油脂」「砂糖」「乳糖」「小麦粉」「香辛料」「調味料(アミノ酸等)」

となっています。危険と噂されている原因は食品添加物の「調味料(アミノ酸等)」にあります。

 

 

 グルタミン酸ナトリウムが引き起こす害とは?
ウェイパーだけでなく味の素にも含まれているこのアミノ酸は主に、「グルタミン酸ナトリウム」が使用され、一日の摂取量が決められた化学調味料です。

グルタミン酸ナトリウムには、アレルギーや喘息を悪化させる恐れがあり、中華料理店症候群やグルタミン酸ナトリウム中毒と言われ、頭痛、歯痛、顔面の圧迫感、胸部・背部の痛みなどの症状を引き起こします。

このようなことからウェイパーが危険視され、中華料理に使われているのもあり、色々な噂が出回っています。

 

 

 

ウェイパーは危険?
欧州食品安全機関はグルタミン酸ナトリウムの1日摂取許容量は30㎎を超えるとリスクが高まる報告をし、日本でも製品に含める重量比を制限するよう要請しています。

多量に摂取しない限り安全が認められ、耳かき1杯でも十分旨味が感じられる成分で、製品に含まれる量も安全が認められた量です。

ウェイパーを製造販売しているのは「廣記商行」という日本の企業で、創業者は中国の方ですが日本製なので、過剰摂取しない限り安心して使用できます。

化学調味料不使用のウェイパーも販売されているので、上手く活用してみてください。

 

 

 

 

■ウェイパーに含まれる成分

ウェイパーには旨味やコクの元になっている動植物の油脂が含まれ、脂質とタンパク質が多くなっています。

さらに、料理が苦手な方もウェイパーだけでしっかり味付けできるだけあって、原材料を見ても一番多く食塩が含まれ、ウェイパーの30%以上が食塩でできています。

 

 

 

■塩分が多い!ウェイパー摂取許容量について

日本人の1日の塩分摂取量の平均は10gですが、厚生労働省は「男性8g未満」「女性7g未満」と定め、世界基準では5g未満となっています。

ウェイパー100gに対して塩分が37.8gなので、10g約3.8gです。小さじ1杯1.89gなので、使用する他の調味料との塩分量考えて、1人前1食小さじ1杯に抑えましょう。

 

 

■まとめ

ウェイパーが危険だと一部で危険だと噂されますが、安全が認められた食品添加物で、日本で販売されているほとんどの製品に使用される成分です。

ウェイパーはグルタミン酸ナトリウムだけでなく、塩分も気になる成分なので、健康と安全のために適量を守って使用しましょう。

 

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