ゴマには栄養があるというけど、どんな効果があるの?
具体的な成分や、効果はあまりよくわからない人が多いと思います。
ゴマのことをもっと知ると、その栄養素の豊富さに驚くはずです。
しかし、おいしくて、栄養補給の頼もしい存在も急に切らしてしまうこともありますよね。
今回はそんなゴマの栄養効果や、ごまがない時の代用品をご紹介します。
■ゴマの栄養と効果
ゴマだけに入っている「ゴマリグナン」という栄養素があります。
ゴマリグナンの中にはセサミンなどの成分が入っており、抗酸化作用をもたらしてくれます。
体のサビと言われる活性酸素を抑えてくれることで、老化を遅らせて若返り効果を期待することができる成分なのです。
タンパク質やミネラル、ビタミンEやビタミンBなども含まれているので、普段から不足しがちな栄養素を、ゴマから取ることができます。
ミネラルの中には鉄分やカルシウムも含まれていますので、女性には嬉しい食材です。
大さじ2杯のゴマを食べると、牛乳1本分のカルシウムと、ほうれん草100gの鉄分を取ることができる、植物の中でも栄養の優秀選手なのです。
しかし、これらの栄養素は固い皮に覆われているため、そのまま食べても吸収されにくいのが難点です。
栄養のことを考えるのであれば、すりつぶしたり、ペースト状のものを食べたほうがいいですね。
エイジングケアと普段の栄養補給が、ササっとかけるだけで完了してしまう優秀食材なんですね。
■簡単練りゴマの作り方
胡麻和えなどを作るときは、売られている練りごまを使いますよね。
切らしてしまった、というときはすりごまとごま油で、簡単に代用することができますよ。
すりごま・・・100g
ごま油・・・大さじ1
材料を全てフードプロセッサーに入れて攪拌します。
たまに容器のふちについたものを、ヘラなどでまとめて何度か繰り返します。
5分くらいやると、まとまってくるので、出来上がりです。
フードプロセッサーがなくても、すり鉢で作ることもできますよ。
その際は分量を少なめにすると、作りやすいです。
少し時間はかかってしまいますが、丁寧にやればちゃんとしたものが出来上がります。
■ゴマの代用
ゴマを使った料理の代表に胡麻和えがありますが、ゴマを切らしてしまった、というときの代用品をご紹介します。
ゴマの栄養はとれませんが、あの香ばしさの代わりになるものは、どういったものがあるでしょうか。
★ミックスナッツ
おつまみとして売られているものは塩分が強いものもあるので、味わいがかなり変わってきてしまうかもしれません。
塩分が入っていないミックスナッツがあれば、そちらの方が使いやすいですね。
細かくする作業が少し大変ですが、まずは包丁で細かく刻んでから、すり鉢で擦ったり、フードプロセッサーで細かくすることもできます。
胡麻和えとは全く違う料理になってしまいますが、ナッツの香ばしさで、とてもおいしく出来上がります。
和風というよりは、洋風の和え物料理のような味になります。
ミックスナッツは、所謂胡麻だれっぽいものを作りたい時に、胡麻の代わりに使ってみると、またちょっと違う味わいになってお奨めです。胡桃多めがおすすめ。今回は玉葱いれましたが、玉葱ぬくとマイルドになって鍋とかにもあいます。
— きゅーび (@9bee_16) October 14, 2014
★柿の種
ピーナッツが固いので、細かくするのが少し大変ですが、ミックスナッツと同じように刻むとかなり細かくすることができます。
ちょっとピリ辛味になりますが、ゴマとは違った香ばしさでおいしいです。
おせんべいのパリッとした食感も楽しめますよ。
柿の種のピーナッツ丼一杯分、ピーナッツバターとはならんかったけど、あらびきピーナッツ粉くらいにはなった。すりごま代わりに活用しよう。そうしよう。 pic.twitter.com/49rvN0PRqT
— とが (@togazo) January 28, 2019
■練りゴマの代用
★すりごま
練りごまはすりごまをさらに擦って、油分を出したものになるので、風味は一番近いものになります。
そのままですと、練りごまのようなコクはありませんが、ゴマ独特の風味の良さは感じられます。
練りごま感を少しでも出したければ、すりごまをさらに擦って練りごまにすることも、できますよ。
先に載せたごま油をプラスして、フードプロセッサーにかけるような簡単な方法でも大丈夫です。
そうでなければ、ひたすらすり鉢ですれば、練りごまのようになりますよ。
おいしかったメモ。ねりごまはマヨ&すりごまで代用。細切りした人参とパプリカも一緒に和えた。/ごまだれ豚しゃぶ https://t.co/vwk30ndh5e
— すずはし (@sz84) July 24, 2018
★ピーナッツバター
ピーナッツもゴマと同じナッツの仲間なので、香ばしさを出す代用品として向いています。
ゴマの香りは全くありませんが、濃厚なコクを出すことができますので、料理によってはそのコクが活かされます。
料理に使う場合は、無糖の方が使いやすいです。
パンに塗るような糖分が入っている物を使う場合は、砂糖の量を調整するなど、味見をしながら加えるようにしましょうね。
ゴマあえに入れたらいいさ。ピーナッツバター #goldenokinawa
— なーが@蝶と遊びたいから休みくれ (@marunaga10) October 24, 2014
★胡麻ドレッシング
とろっとした食感が似ていますし、ゴマの風味がありますので代用することができます。
ドレッシングの場合は酢が入っているため、そのまま使うときは酸っぱさが残ってしまいます。
酸っぱいのが気になるようであれば、加熱して酢を飛ばすとゴマの風味だけが残ります。
使いやすい状態で売られていますので、汎用性は高いですよ。
人生初めての本格料理
「ほうれん草の胡麻和え」https://t.co/0H3A1acqt8
↑この動画を参考に作った。
練りゴマのようなものの代わりにサラダ用のごまドレッシングを使用しました。 pic.twitter.com/UrDAmEvKDR— ティエイチ (@tyeichi7Ohyps) April 9, 2019
■まとめ
ゴマのことがお判りいただけたでしょうか。
ゴマの香ばしさの代用品も、いくつかご紹介しましたので、是非試してくださいね。
● ゴマは抗酸化作用のあるセサミンが多く含まれている
● ミネラルやタンパク質も摂れる、優秀食材
● 練りごまはフードプロセッサーを使うと、すぐに自作できる
● ミックスナッツや柿の種で代用すると、ゴマとは違う香ばしさが楽しめる
● ピーナッツバターを寝るゴマの代用にするときは、味付けに注意
練りごまの代用品を使う場合、すりごま以外はゴマとは違う風味を楽しむ、という気持ちが大事なようです。
特徴的な食感のものもありました。
胡麻和えにとどまらず、あらゆる場面でゴマを楽しめるといいですね。
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