精製水の代用品はこれ!精製水の説明から使い方まで一挙公開!

代用・食品

精製水は様々な用途に使われ、薬局でも見かけたことある方や、日常的に使っている方もいるのではないでしょうか。

1L500円前後で気軽に購入できる精製水ですが、使う人にとってはすぐに使い切ってしまい、代用できるものがあればもっと色々な用途に使いたい方も多いと思います。

そこで、精製水の代用になるものをご紹介します。

 

 

そもそも精製水とは?

みなさん普段は水道水やミネラルウォーターを使用していると思います。

水道水は飲み水にするため、浮遊物を取り除く凝集剤や細菌を除去する消毒剤が使用され、ミネラルウォーターには体に無害のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

一方、精製水は特殊なろ過や蒸留によってイオン成分や細菌を除去し、精製水になります。

 

 

精製水の種類

蒸留水

水道水を沸騰させて発生した水蒸気を冷却して精製した水です。海水や泥水を飲み水にするために行なうサバイバル術としても有名で、この精製方法を蒸留と言います。

蒸留水は飲料水をしても販売されていますが、コンタクトレンズの洗浄液、化学実験の洗浄水、薬剤の希釈水などに用いられます。

 

イオン交換水

イオン交換樹脂と呼ばれる樹脂で作られたろ過材に、水道水を通し精製したのがイオン交換水です。水道水にはイオン成分が溶け、陽イオンと陰イオンが帯電しています。

イオン交換樹脂に通すことで余分なイオン分子を吸着し、HとOHを排出することでH₂O(水)となって、無機イオンを除去しますが、有機物は除去できないので水道水と同じレベルの有機物が含まれます。そのため精密機器の洗浄やとして使用されます。

 

RO水

0.001ミクロンの微細な穴が空いたRO膜に水道水を通すと、大腸菌などの細菌や不純物のダイオキシンや農薬類が除去し製造されたものがRO水です。RO水は非常に純度の高い水ですが、決して美味しいとは言えません。

そのため、人工的にミネラルを配合し飲料として販売されていたり、ウォーターサーバーにRO膜が多く使用されています。

 

超純水

今まで説明した「蒸留水・イオン交換水・RO水」は純水と呼ばれる精製水で、純水を素にさらに
精製された限りなく純度の高い水を超純水と呼び、日本薬局方でも基準が定められています。

不純物が何も含まれていないと言ってもいい超純水は、医薬品製造や遺伝子工学、精密機器の洗浄など、産業分野で使用されます。

 

 

精製水の代用はこれ!

スーパーのお水サーバーでもらえるRO水・純水

最近はサーバーが設置されているスーパーも多く、ほとんどのお店はボトルを購入すれば無料でRO水や純水が手に入ります。お近くのスーパーでチェックしてみてください。

 

 

ウォーターサーバーのRO水・純水

自宅にウォーターサーバーを設置する方も多く、ミネラルウォーターやRO水、純水など種類を選べるメーカーもあります。比較的RO水が安価なので設置の際は確認してみてください。

 

 

RO濾過浄水器を導入する

RO膜を内蔵した浄水器はコンパクトで、ボトル交換の必要がないのでとても人気があります。水道代や電気代を考慮して、浄水器を設置した方が安い方や、ペットを飼われているかたなどにおすすめです。

 

 

まとめ

精製水の代用としてRO水や純水が身近なところで手に入ります。

不純物が少ないのでペットの飲み水や、魚類の飼育水として使っている方は、自宅に設置できるものがいいかもしれませんね。

ご紹介した精製水の代用品を参考に、色々な用途で活用してみてください。

 

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