プロジェクターもコンパクトで安価なものが増え、自宅でホームシアターを楽しんだり、キャンプで使ったり色々な使い方をしている方がいます。
プロジェクターを投影する上で必要になるのがプロジェクタースクリーンです。一般的に家庭用で使用されるのは50~100インチの大きさのものですが、それに合ったプロジェクタースクリーンは安くありません。
そんなプロジェクタースクリーンを気軽に楽しむために、プロジェクタースクリーンの代用になるものや自作方法をご紹介します。
■プロジェクタースクリーンの代用品
★ロールスクリーン
ロールスクリーンはシワもできにくく、プロジェクタースクリーンの代用品に向いています。投影中もストッパーの棒の重みで揺れ動くこともなく使用できるので、代用品におすすめです。
ニトリのロールスクリーン(ホワイト)の裏面をプロジェクタースクリーン代わりにして、ミニホームシアター完成!
試しにDLA-G10で投射テストしてみて、自分がみた感じではキセノンランプの色の良さも結構出せてる pic.twitter.com/C3mXumZ3UK— たけ (@takenoMiniDisk) July 9, 2019
★ホワイトボード
ホワイトボードはプロジェクタースクリーンと同ように、反射と遮光性があるので代用品におすすめです。会議や勉強の場でもホワイトボードは活躍し、備わっている環境であれば是非活用してみてください。
6日、「市川日本語学院」文化祭りの催しに日本の漫画文化を紹介する講師でお邪魔しました。生徒の皆さんのイラストをプロジェクターで映し、直接ホワイトボードで添削する手法は思いつきでしたが、エヴァの後ろにビル群を描いた時はどよめきも起こってかなり好感触でした。コレは今後に活かせそう。 pic.twitter.com/4a8i5Uh33a
— OYSTER (@OYSTER_tenten) December 9, 2019
★カーテン
カーテンは遮光性があるので代用品におすすめです。裏が黒い色のカーテンであればさらに遮光性が高く綺麗にはっきり投影できるので、投影する側は色を邪魔しない無地の薄い色で、裏地が暗くなっているものがおすすめです。
明日は上映会なのだけど借りた200インチのプロジェクタースクリーンが大きすぎてステージに入らず急遽カーテンをスクリーン代わりに。それにしても黄ばみ過ぎなのでキッチンブリーチを投入する。洗濯用ブリーチより白くなるが生地が痛むのが難点。 pic.twitter.com/8qjxuTPQiV
— pou (@koukoukou128) August 7, 2015
★大きな模造紙
大きな模造紙はホームセンターや家電量販店などで販売されています。光を通してしまうので昼間や背後が明るいと少し薄く映る場合があります。模造紙にも厚みの種類が色々あるので、なるべく厚みのあるものを選びましょう。
プロジェクタースクリーン的なもん
作ってみた☆だいぶ安っぽいけど満足
突っ張り棒に模造紙で製作費300円以下 pic.twitter.com/93nE3sEVxg— オバケのBちゃん (@kimi0miki) July 3, 2020
★プラスチック板
プラスチック板は反射もあり、プロジェクタースクリーンのように綺麗に投影できます。豊富なカラーバリエーションがありますが、乳白色や白色を選ぶと色がはっきり映るので、購入の際は参考にしてみてください。
自室にプロジェクター、壁にプラ板貼って画質アップ pic.twitter.com/ayb5pRPFLk
— すむてみ (@Sumu802) December 18, 2019
★アクリル板
アクリル板は丈夫で光線透過率が93%とガラスより光を通します。そのためプロジェクターを当てると綺麗に投影でき、カメラ撮影やコンサートなどで3Dホログラムとしても利用されています。黒のアクリル板もあり、クリアなアクリル板より色がはっきり映ります。
この超薄型ディスプレイは、どのメーカーなの!?
と思ったら、黒いアクリル板に、後ろからプロジェクターで投影してました。
凄い!(@_@) pic.twitter.com/0F8JMiyvsK— るくは(۳˚Д˚)۳ヴァ (@lucuha_rfm) June 25, 2016
★ロール紙
片面に光沢があるのが特徴のロール紙は印刷用によく使われます。家電量販店で販売されていることが多く、安価で手に入れることができます。光沢が光を反射し、綺麗に投影できるので代用品におすすめです。
プロジェクターを二階に移動 これで大体150インチ位かな?スクリーンはロール紙特注してのぼりのポール3本で吊してる 画質は申し分ないけど歪みがどうしても出るため見てると気持ち悪くなってくるorz pic.twitter.com/TfWeFFQP
— 一二三 (@giko_t) December 9, 2012
★白い布
白い布は色を邪魔せずに投影でき、持ち運びにも便利なので代用品に向いています。シワが気になる方にはあまり向きませんが、キャンプなどの野外や投影できる環境がない時に使用できるので活用してみてください。
プロジェクタースクリーンの代わりに布を壁に張りました pic.twitter.com/qW1dUZW86W
— ゆりまろ (@yulimaro_movie) September 2, 2019
★白い壁
自宅の壁が白であればプロジェクタースクリーンがなくても投影できます。家庭でよく使用される50インチ~100インチのプロジェクタースクリーンでもとても高価です。購入までちょっと考える時間に利用してみてください。
★テーブルクロス
テーブルクロスはホームセンターで気軽に手に入ります。紙のものよりシワになりにくく破れる心配もないので代用品におすすめです。薄さが様々ありますが、なるべく厚みがあって光を通さないものを選ぶといいでしょう。
思ってたより明るいなこのプロジェクター。
スクリーンはテーブルクロスで代用。 pic.twitter.com/dY5jazjIAq— M氏 モリケン自作PCチョットデキル (@akiba_ten_M) May 13, 2017
★防炎シート
塩化ビニルやポリエチレン製で作られ、耐火性があるシートです。耐久性や遮光性、さらに密度が高い優れたシートで建設現場や水産業で使用されています。ネットやホームセンターで購入でき、防水性もあるので野外での活用もできるので、機会があればお試しください。
プロジェクター一択ですな
実家で2間×3間防炎シートに水樹奈々ライブを映しましたが最高でしたよ pic.twitter.com/tHbZKKbJT9— エロナイトブラック@営業再開 (@shikashika13) April 29, 2019
★布団のシーツ
布団のシーツがあればプロジェクタースクリーンの代用品として使用できます。家庭用のプロジェクターでよく使われる50インチのものであれば、布団のシーツでも綺麗に投影することができます。
PS3とプロジェクターと布団のシーツを使って大画面上映会(試運転) pic.twitter.com/Nt5yC8B5e8
— とっちー (@sphere0806) November 2, 2019
■家庭で簡単!プロジェクタースクリーンの自作方法
★90インチスクリーンをベットシーツでDIY
・木材16㎜×45㎜×1820㎜ 4本
・ベットシーツ 1500㎜×2500㎜
・オニメナット 4個
・ジョインボルト 4本
・画鋲
1,1120㎜に木材を2本作ります。
2,1820㎜の木材の両端2ヶ所に7㎜の穴を開けます
3,1120㎜の木材の両端2ヶ所に、オニメナットを埋める穴を開け、オニメナットを埋めます
4,1820㎜の木材の穴と1120㎜の木材の穴を合わせて、計4ヶ所ジョイントナットで止めます
5,できた木枠に、たるみがでないようベットシーツを画鋲で止める
★テーブルクロスで100インチ超えの大型スクリーンを自作
・イレクターパイプ
・テーブルクロス
・強力両面テープ
・ボルト、ナット
・パイプ受け
・ビス
1,スクリーン素材を裁断
2,イレクターパイプにテーブルクロスを両面テープで貼り付ける
3,ボルトとナットで補強する
4,パイプ受けで支持
■まとめ
高価なプロジェクタースクリーンはなかなか手が出せず、設置場所にも困る方は少なくありません。
購入までの間代用品を使用したり、ご紹介した自作方法で気軽にプロジェクターを投影することができ、鑑賞を楽しむことができます。
プロジェクターは色々な使い方ができ、自分にあった代用品を選んで活用してみてください。
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