乾燥剤は再利用できる?種類や代用品6つを徹底紹介

お菓子や食品の残り、精密機器の湿気を取り除くのに使われる乾燥剤。

いくつか種類があり、用途によって使い分けが必要だったり、それぞれメリットやデメリットがあります。

乾燥剤が必要だけど手元にないし、使い捨てだしなんか勿体無い、と思って買わない方もいるのではないでしょうか。

そこで、乾燥剤の種類や活用法、乾燥剤の代用品ご紹介します。

 

 

■乾燥剤の代用になるもの6つ紹介

★カイロ

水分と鉄が反応するカイロの化学変化を利用することで、乾燥剤と同じ効果があります。使い終わったカイロでも効果があるので、捨てずに活用してみてください。

 

 

★ポプリ

乾燥させた花や葉、香草、木の実や果実の皮などを混ぜ合わせて、衣類の脱臭や室内香として一般的に使用します。

乾燥させているのでポプリ自体が水分を吸収し、天日干しすれば何度も再利用可能です。香りもよく靴や衣装ケースなどに入れて乾燥剤代わりにしてみてはいかがでしょうか。

 

 

★ティーバック

未使用のものでも使用できますが、飲み終わったティーバックを乾燥させて、乾燥剤として利用することができます。

紅茶の香りもあり、お菓子の香り付けにもなります。元々食品なので安全性も高く、乾燥剤の代用としておすすめです。

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★珪藻土けいそうど

バスマットやコースターなどで利用されている珪藻土が注目され、色々な商品が販売されています。

乾燥剤として利用できる珪藻土は、スプーンの形をしたものや、スティックタイプのものなど、とても便利なものがあるので、自分に合ったものを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

★お米

乾燥しているお米を密閉容器や袋に入れれば乾燥剤代わりになります。お店でも塩の容器にお米を入れていることが多く、炒ったお米であれば効果が高くなります。

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★コーヒー

コーヒーのカスやコーヒー豆を乾燥剤の代わりに使用できます。

コーヒーの香りが付くので使用用途が限られますが、砂糖にコーヒー豆を入れたり、香りを楽しむアレンジができますので、活用してみてください。

 

 

■乾燥剤の種類とそれぞれの特徴を紹介

 

★シリカゲル

密閉された包装の中の水分を吸着することで空気を乾燥させます。

成分は純度の高い二酸化ケイ素からなり、誤飲してもほとんど害がなく安全性も高いので、食品から精密機器とお広い用途で使用されます。

加熱することで水分を飛ばすことで吸湿機能を戻すことができるので、再利用できる乾燥剤なのでコスパがいいです。

 

★石灰

成分は生石灰の酸化カルシウムで強いアルカリ性です。

空気中の水分や二酸化炭素を吸収する性質が強く、乾燥剤としてはかなり効果が高いです。ですが、水分と結合することで発熱しながら水酸化カルシウムに変化し、石灰乾燥剤による火傷の事故も起きています。

以前は運動場で用いるラインパウダーに使用されていましたが、風で舞って目に入ったり、転んだ際にできた傷口に触れて悪化する事故や、触れてかぶれるなどの問題があり、取り扱いに注意が必要です。

乾燥剤として再利用はできませんが、強いアルカリ性を活かして土壌改良剤として利用できます。

 

★脱酸素だつさんそ

脱酸素剤の主成分は鉄粉、ビタミンC、無機塩類、色素などで、鉄が酸化する際の化学変化を利用して酸素を吸収し、真空パックができない食品でも無酸素状態にできます。

エージレスとも言われ、毒性試験で安全性が確認されているので、誤飲した場合異常がなければ処置は必要なく、安全性が高く、乾燥剤としては最も効果が高いですが再利用できません。

 

 

■まとめ

乾燥剤の種類によっては再利用でき、乾燥剤以外の再利用も可能です。

ご自宅にある乾燥した食品を乾燥剤の代用として使用でき、使用用途が限られるものもありますが、無駄がなくなるものもあります。

食品などについてくる乾燥剤を無駄なく活用できる方法もあるので試してみてください。

 

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