BBQやキャンプなどで使った炭は燃やし尽きるまでに時間がかかってしまって面倒ですよね。
一度使用した炭は着火しやすいので再利用するためにも火消し壺欲しいと思ったことはありませんか?
ですが、メーカーの火消し壺は地味に高く、大きさも大きいものばかりで悩んでいる方も少なくありません。
そこで火消し壺の代用になるものと、使用するときの注意点をご紹介します。
■火消し壺がない!代用できるもの6つ紹介
★飯盒はんごう
キャンプで使用することの多い飯盒をお持ちであれば、火消し壺の代用品におすすめなので是非活用してみてください。
忘れてしまったり、飯盒を使用する予定であれば、わざわざ火消し壺を持っていく必要がないので荷物を減らせるメリットもあります。
汚れるのが気になる方はアルミホイルを内側に広げて使用してください。
ほぼほぼ燃やし尽くしたので残りは火消し壺(飯盒)に入れてミッションコンプリート。灰も飯盒流し込んでお持ち帰り。帰るっ pic.twitter.com/4jLC2CTV0w
— 廃れたレタス (@kittzzkitt) February 3, 2019
★ペンキ缶
ホームセンターで簡単に手に入るペンキ缶は強度があるスチール製で、液体を入れるため密閉性の高い作りになっています。
価格も300円前後で購入でき、様々な大きさが選べます。火消し壺の大きすぎる問題を解消できるので、代用品におすすめです。
★オイルポット
100円ショップでも購入できるオイルポットは、調理で使用した油を綺麗にろ過して再利用するために使うため、熱に強く作られているので代用品に向いています。
オイルポットはそこまで大きくなく、500ml程の油を保管できる大きさがほとんどです。少量の炭を入れる方におすすめです。
★お菓子の空き缶
お菓子の空き缶がご自宅に余っていれば、密閉性が高いので代用品に使えます。
大きさは様々だと思いますが、小さ過ぎると炭が入らなかったりするので、なるべく大きなものがあるといいでしょう。
柄もあるものは火消し壺とわかりやすく、誤って触れて火傷したりする対策にもなります。
★アルミホイル
BBQやキャンプなどでアルミホイルを持参していた場合に代用品として使えます。
使用した炭をアルミホイルで包めば酸素がなくなり鎮火させることができます。
ですが、アルミホイルを包む作業は火傷の危険があり、火が着いている炭であればアルミホイルは燃えることがあります。使用の場合は注意してください。
★蓋がある壺
陶器のもの以外にもステンレス製のものあり、錆や熱に強い作りになっています。
火消し専用のものと大差ないので代用品として使用できます。自分に合った大きさや形が選べ、価格も1000円前後で、専用の物より安く購入できます。
火消し壺の代わりにこちら… pic.twitter.com/rDwzym8bpD
— クランカー&柴犬リク✿ (@clanker777) October 21, 2018
■火消し壺の代用を使用する上での注意点
★火傷
本来の火消し壺は、炭を鎮火した後でも断熱構造が優れているので熱くなりません。
ですが代用品は金属製で熱伝導が良かったり、断熱構造もなく外装に熱が直接伝わるので、そのまま触れてしまうと重度の火傷になるかなり危ない状態です。
更に取っ手が付いているものでも、金属製のものは熱が伝わり、取っ手も熱くなっているので、必ず軍手や耐熱手袋をして作業を行ってください。
炭が鎮火した後でもなかなか冷めないので、間違って触れたりしないように分かりやすい位置に置くなどの対策をしましょう。
★破損や破裂
空気の膨張や収縮によって代用品の入れ物が破損や破裂してしまうことがあります。
熱せられた空気は冷えて収縮し、冷えた空気が熱せられれば膨張します。
密閉性が高いことも重要ですが外気との差や、炭の入れすぎなどで蓋が吹き飛んでしまうこともあります。
また、入れ物を冷やすために水をかけたりすると急激に空気が冷やされ収縮し、密閉性が高い場合は入れ物が凹んだりします。
密閉のしすぎに気を付けて、急な加熱や冷却は避けて、炭の入れすぎには気を付けましょう。持ち運びの際はしっかり冷ましてから行いましょう。
★しっかり火消し壺まで冷ます
代用品を使用した場合には本来の火消し壺より密閉性が劣るので、鎮火に時間がかかります。
炭の量にもよりますが、冷めるまで1~2時間以上時間が必要になります。
時間に余裕をもって早めに火消し壺に入れましょう。
■まとめ
アウトドアメーカーが販売している火消し壺は安全性や安心感がありますが、どうしても価格が高く手を出しにくいですよね。
代用品であれば低価格で劣化や破損しても気軽に購入でき、自分に合った大きさの物を選ぶことができるので、結果的にメリットが多くなります。
ご紹介した代用品も簡単に手に入るものばかりなので活用してみてください。
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