甘くて美味しいチョコレートの原料と言えばピンとくる方も多く、とっても身近なもので、お菓子作りでも使用することも多く、なかなか手に入らなくて断念する方も多いのではないでしょうか。
カカオバターは食品に含まれているものとして一般的に知られていますが、実はスキンケア用品にも使用され、いろいろな美容効果があります。
そこで、どんな効果があるのか、どんな使い方があるのか、あまり手に入らないカカオバターの代用品と一緒にご紹介します。
■カカオバターとは?
シアバターやココナッツオイル、アーモンドオイルなどと同じ植物性のオイルで、カカオ豆から採れる脂肪分で、カカオ豆に40~50%含まれ、お馴染みのチョコレートなどのお菓子、スイーツに使われ、スキンケア用品にも使われることが多いです。
カカオバターはココアバターとも呼ばれることがあり、違うものだと思われがちですが、2つは全く同じものです。
諸説ありますが、南アメリカのアステカやマヤの言葉が語源となり、カカワからヨーロッパでカカオに変わり、そこからイギリスに渡りカカオからココアに変化したと言われています。
■実は食べるだけじゃない スーパースキンケア
★日焼け止め
カカオポリフェノールは、紫外線の影響を遅らせる日焼け止めと同じ効果があることがわかっていて、市販の日焼け止めにも使用されている成分です。
日焼け止めのベタつき感や匂いが気になるのであれば、オーガニックのカカオバターの日焼け止めを使ってみてはいかがでしょうか。
★美白・美肌
角質を柔らかく整える作用があり、膝、かかと、肘の黒ずみの原因となる皮脂や不要な角質を柔らかくして、しっかり除去する手助けをしてくれます。
さらに、美白効果のあるビタミンが豊富に含まれているので、しっかりお肌に栄養を与えてくれます。
レシピに新作アップ
【カカオ甘く香るエイジングリップスクラブ】エイジングケアと保湿効果の高いカカオバターの甘い香りを楽しみながら古い角質をオフ。
唇の縦シワをケアしてふっくらと健やかに保ちます。https://t.co/CYSTwtuJ6W pic.twitter.com/jcmVTpeXw6— マンデイムーン【楽天】 (@mmoon2006r) August 7, 2020
★保湿・エイジングケア
カカオバターに含まれるオレイン酸やパルミチン酸は人の皮脂に多く含まれ、お肌に浸透しやすく、基礎化粧品や石鹸、スキンケア用品などに多く使われています。
また、古くから火傷の治療薬としてしようされ、お肌意外にも、髪の毛のダメージ回復効果を助けるカカオポリフェイスールが含まれているので、ダメージを受けた肌や髪に塗ると効果的です。
保湿成分カカオバターのお蔭かツルスベ肌になりますね!!
チョコレート色の石鹸が洗った後はグレーっぽく変化していました♪
楽しく、デリシャスバスタイムになりました☆#ペリカン石鹸 #サボンドショコラ #デリシャスバスタイム#カカオバター#フォンダンショコラ#monipla#pelicansoap_campaign pic.twitter.com/ndA6r1ypnA— がも姫 (@ken_sho_2016) February 22, 2019
私、mattsuは髪の毛のカラーのやり過ぎで頭皮も髪も助けを求めています!
そんな時、私を助けてくれたのは!
ヘナエキスやカカオバターがたっぷり入ったヘアマニキュアでした。
カラーでお悩みの方にオススメ!是非ご覧になりに来てください! pic.twitter.com/oAf4h11j5D— ラッシュ郡山駅店 (@lushjp_koriyama) July 4, 2015
■カカオバター代用
★無塩バター
お菓子作りによく使われる無塩バターは、気軽にスーパーでも購入でき、常備している家庭もあるのではないでしょうか。
動物性油のバターはコクがあり、焼き菓子によく使われますが、カカオバターの代用品としてしっかり役立ちます。
さっきの画像に入ってなかったもの
アイリッシュモスジェルとかいう整髪料か何か?な寒天系アイテムは植物性の固めるやつで代用
一枚目に入ってた無塩バターはカカオバターの代用だったけど後で実家にあったオリーブオイルスプレッドに変えた これにヴァンホーテンのクォクォアを混ぜる#315プロ料理部 pic.twitter.com/XmXKyDkK3B— エモーショナル徒々兎人フルドライブ (@toricha1) December 23, 2017
★ココナッツオイル
ダイエットや美容効果があり、オイルブームから馴染みのあるものになりました。
ココナッツの香りが足され、いい風味が味わえるので、お菓子作りに使用する方も多くおすすめです。
★グラスフェッドバター
バターコーヒーダイエットがブームとなり、グラスフェッドバターの知名度も高くなりました。
一般的なバター穀物を食べて育てた牛のミルクを使いますが、グラスフェッドバターは牧草のみを食べた牛のミルクを使い、不飽和脂肪酸が多く含まれているので、健康志向の方に非常におすすめです。
★パーム油、菜種油、コーン油などの植物油脂
チョコレートにもカカオバターの代わりに使用される植物油脂は食品成分表にも記載されているので、見慣れていますね。
家庭でも使うことが多く、代用品に使えます。
★オリーブオイルスプレッド
エクストラバージンオリーブオイルの味や香りはそのままで、ペースト状に凝固したものです。
ダイエットや健康志向の高い方は、オリーブオイルを使った自家製のチョコレートを作ったりしています。もちろん一般的なオリーブオイルでも代用できます。
なめらかになったところでカカオバターの代わりにさっきのオリーブオイルスプレッドにクォクォアを混ぜたやつを投入します#315プロ料理部 pic.twitter.com/mypjBt0DsJ
— エモーショナル徒々兎人フルドライブ (@toricha1) December 23, 2017
■カカオバターを使ったレシピ
★ヴィーガンヌテラ
ヘーゼルナッツ・・・100g
カシューナッツ・・・100g
カカオバター・・・20g
カカオパウダー・・・20g
メープルシロップ・・・40g
バニラエクストラクト・・・小さじ1
★ローチョコレート
RAWカカオバター・・・100g
RAWカカオパウダー・・・100g
RAWアガベシロップ・・・40g
■まとめ
食べる以外にカカオバターは美容にいい効果もあり、知っているようで知らなかったことたくさんあったのではないでしょうか。
なかなか手に入ることがないカカオバターですが、代用品を活用して、レシピもご参考にいろいろ試してみてください。
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