バターを買いに行って有塩バターと無塩バター、どっちを買おうか迷ったことありませんか?
しかも有塩の方が無塩より安いとき、ちょっと不思議に思われる方も多いと思います。
バターは高いしできれば安く済ませたい、そんな時に役立つ代用方法や、有塩バターと無塩バターの違いなども一緒にご紹介します。
■無塩バターと有塩バターの味の違い
有塩バターはご存知の方も多いと思いますが、約2%の食塩が添加され、食塩を加えなくてもそのままトーストやお肉に乗せて食べると、しっかり塩気を感じるが特徴です。
一方無塩バターはお菓子作りによく使われ、どちらかというと隠し味に使ったり、生地をしっとり仕上げるの使用されます。
有塩バターと違って塩気を感じませんが、無塩バターにも製造過程で少量の食塩が添加されています。
そのため、無塩バターと呼ばれているものは、食塩不使用バターと記載されています。
■無塩バターと有塩バターはお互いに代用できる?
★有塩バターの代用に無塩バター
原材料や製法に大きな差はないので、無塩バターを加えた時に食塩を加えれば代用できます。
塩分を気にして控えている方はこの方法を使ったり、レシピにあるバター全量を有塩と無塩混ぜて使ったりすることもできます。
自分好みの塩味にできるので、有塩バターを入れすぎたり、普段の味付けでしょっぱくなりすぎる失敗もありません。
塩バターパン焼きました★☆
有塩バターがなくて、無塩バターに岩塩を入れて作りました(o^^o)#手作りパン #パン作り#塩バターパン #メルべイユ pic.twitter.com/aEes1e6V2Y
— さち*゜🐰🍎 (@sachiiiieee) March 12, 2019
★無塩バターの代用に有塩バター
有塩バターより無塩バターの方が脂肪分が多く、保存期間が短いため値段が高く、お店や商品によってばらつきがありますが、30~100円の差があり、買う時にもちょっと悩みますよね。
さらに有塩バターは無塩バターに比べて塩気が強いですが、10g程度なら気にならないので代用できます。
それ以上の量になると塩気が強すぎて、代用には不向きになります。
有塩バターから無塩バターを簡単に作ることができるので、余裕のある方は活用してみてください。
<超簡単!有塩バターから無塩バターを作る方法>
2,完全に溶けたら、冷蔵庫で固まるまで待ちます
3,固まったら耐熱容器から取り出します
4,よく見ると容器の底側だった方が白くなっているので、白い部分を切って完成です
■バターとマーガリンはそれぞれ代用できる?
それぞれ原料になる油脂に動物由来の乳脂肪と植物性油脂の違いがあり、あと味や風味に多少さがありますが、どちらもコクや香りがあるのでそれぞれの代用品として使うことができます。
さらに、マーガリンは高価なバターの代用品として作られたので、バターより安く家計に優しい食材です。
■バターとマーガリンの違い
バターは生乳の乳脂肪を集めて作られる乳製品で、コクや独特の風味があるのが特徴です。
一方マーガリンは植物性油脂に発酵乳や食塩を加え、乳化させて作られます。
バターに似た風味を持ちますが、あっさりとしていて溶けやすく、安いのが特徴です。
■まとめ
時折バターの値段が高騰したり、陳列棚からなくなるなど、ニュースにもなり代用品が必要になることもあります。
もちろん普段から無塩バターより安価な有塩バターを使ったり、バターより安価なマーガリンを使ったり、それぞれ代用できるので活用してみてください。
機会があれば、ご紹介した有塩バターから無塩バターを作る方法も是非試してみてください。
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