みりんと砂糖のカロリー差から役割や使い方のコツをご紹介

甘みが特徴の調味料のみりんと砂糖。どちらもご家庭で使う定番の調味料ですが、それぞれ味や風味、役割も違います。

料理に甘みを加えるといった用途で使いますが、中にはカロリーを気にしてみりんを使う方もいます。

では、みりんと砂糖の役割や使い方のコツ、カロリーの差はどのくらいあるのか、詳しくご紹介します。

 

 

■みりんと砂糖それぞれのカロリーは?

みりん大さじ1は18gでカロリーは43kcal、砂糖(上白糖)大さじ1は9gでカロリーは35kcalです。

大さじで見れば砂糖の方がカロリーが低いですが、重量がみりんの半分なので重量で計った場合は、みりんの方がカロリーが低いことになり、割合としてみりんの方が30%カロリー低いことになります。

ダイエットや健康を気にしている方は、参考にしてみてください。

 

 

■みりんと砂糖の料理に入れるタイミングやコツ

★みりんの役割は?入れるタイミングやコツ
みりんには煮崩れ防止、照り艶出し、臭み消しの役割があり、自然な甘みや深みやコクを出してくれる調味料です。

メインの味付け調味料としてではなく、みりんもつ役割を利用した、脇役としての使い方が一般的です。

みりんにはアルコールを含む本みりんがあり、アルコールを飛ばすために一番最初に入れます。

一方アルコールを含まないみりん風調味料は、最後に料理に加えると風味が残り、料理全体がまとまった仕上がりになります。

ですが、例外としてみりんは肉を硬くする作用があるので、肉を使った煮込み料理は最後に入れるのが好ましいです。

 

 

★砂糖の役割は?入れるタイミングやコツ
癖がなく香りもない砂糖は、シンプルに甘みをつけたい時に使用します。

甘みをつけるために使用する調味料の代表ですが、素材を柔らかくしたり、他の調味料を染み込ませる重要な役割もあるので、肉料理に向いています。

そのため、料理の基本調味料「さしすせそ」でもあるように、砂糖は一番最初に料理に加えるのがいいとされています。

 

 

■みりんと砂糖はお互いに代用できる?

みりんと砂糖はそれぞれ役割が異なるので、調理効果を期待する場合はお互いに代用としては不向きです。

ですが、緊急用として甘みを加えるだけであれば、代用として使用できます。

砂糖がない時甘さを加えたい時には、「砂糖大さじ1」に対して「みりん大さじ1と1/2」で同じくらいの甘さになります。

砂糖とみりんはそもそも甘さの質や風味も異なるので、様子をみながら加え、あくまで緊急用の時に使用するようにしましょう。

 

 

■まとめ

砂糖の代わりに敢えてみりんを使用する方も多く、カロリーを気にするのであれば、とてもいい選択だと思います。

みりんと砂糖それぞれの役割や使い方が異なり、料理によって使い分ければ美味しく仕上げることができます。

みりんと砂糖を使った料理を作る際は、ご紹介した内容を参考に作ってみてください。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました