マッシャーとは何?代用できるアイテムはこれ!徹底紹介

ポテトサラダやかぼちゃサラダ、スイートポテトなどを作る過程で出てくるのが「潰す」作業。
この潰す作業で、苦労したことがある人も多いのではないでしょうか。
なんとなく家にあるものを使っていたけど、もっと使い勝手のいいものはないだろうか、潰す道具ってどんなものがあるの?
そんな疑問を今回は解決していきます!

 

 

 じゃがいもを潰すやつの名前は?

「マッシャー」といいます。
英語で「マッシュ」はペースト状にした食べ物のことを指し、それを作る調理器具を「マッシャー」と呼んでいます。
コロッケやマッシュポテトを作るときにじゃがいもをペースト状にしたり、パスタで使うようなニンニクを潰すのに、あると便利な道具です。
じゃがいものほかには、かぼちゃ、さつまいもなどを茹でてペースト状にするときにも使ういます。

マッシャーの種類は大きく分けて2つあります。

一つ目は棒の先が網目状になったものがついた「Y字型」「L型」と呼ばれるもので、もう一つはカップの中に食材を入れ、ハンドルを握ってプレスする「カップタイプ」というものです。

 

 

マッシャーとは何に使う?

マッシュポテトやコロッケを作るときにじゃがいもを潰したり、スイートポテトを作るときにさつまいもをペースト状にするときに使います。

ほかにも、離乳食や介護食など潰して、食べやすくするためにあると便利な調理器具です。
細かく切るのは包丁でもできますが、潰すとなると包丁ではできませんよね。そういった場面では専用のマッシャーを持っていると、重宝します。

素材は金属製や樹脂製のものがあり、大きさもさまざまです。離乳食のように少量であれば小型のものが便利ですが、食べ盛りの子どもがいる家でポテトサラダを作るとなると、しっかりしたものが欲しくなってしまいますよね。
素材や大きさで種類が分けられる以外に、トマトやニンニクといった食材に合わせたものもあります。
あまりなじみがない調理器具かもしれませんが、なかなか奥深い世界なんですね。

 

 

マッシャーの代用はこれを使おう

普段から食材を潰すことが多ければ専用のものがあるといいですが、わざわざ買うほどでもないかな、という場合にはほかの道具で代用できますよ。

 

☆ ぶつぶつのあるしゃもじ

蒸かしたじゃがいもなどをしゃもじを立てた状態で大まかに切っていき、それからぶつぶつの面で潰していきます。握りやすく力をいれやすいため、潰す作業も大変ではないのがメリットです。

ぶつぶつの部分も食材によく引っかかるので、やりやすいです。しゃもじはどこの家庭にもありますし、使いやすい代用品ですね。木製のしゃもじでも代用もできますが、シミになることがあるので注意が必要です。

 

☆ フォーク

フォークもどこの家にも置いてある道具なので、身近な代用品です。小さなものを潰すのには適していますが、大量のものを潰すのは少し大変かもしれません。

まず、大きな塊をあらかじめ箸などで崩してからフォークの背を使って潰すようにします。なめらかにはなりにくいですが、食感をあえて残したいときには丁度いいですよ。

☆ スプーン

フォークと同じく、どこの家にもあるものなので代用しやすいです。昔あったようなイチゴ専用のものがあれば安定もよく、ぶつぶつが潰すのにいいはたらきをしてくれます。

普通のスプーンの場合は食材が転がったり滑らないように、あらかじめある程度の大きさまで崩しておくようにしましょう。

 

☆ 穴あきお玉

形がマッシャーと似ていることからも、代用品として使えます。とはいえ、持つ部分は強いとはいえないので、やわらかい食材や大きなものは崩してから使うなどの工夫も必要です。

崩すときはお玉の淵を縦に使って、切るようにすることもできますよ。

 

☆ ざる

ざるに潰したい食材を入れて、フォークやスプーンなどで上から潰していく方法です。ざるの目は細かいため、滑らかに仕上げたいときなどにいい方法です。

熱さが問題なければ素手で上から押さえつけるだけで潰せるので、時間もかからないですよ。

 

☆ 泡だて器

お菓子作りなどで使われる泡だて器も、マッシャーの代わりになります。大きな食材にいきなり泡だて器を当ててしまうと、ゆがんでしまうことがあるので、ある程度の大きさにしてからか、やわらかいものを使うようにしましょう。

なめらかにすることも可能で、舌触りがよくなりますよ。

☆ すりこぎ・麺棒

縦にして上から叩いて潰すか、横にして転がしながら潰していきます。横に転がして潰す場合は、ボウルに入れるとできないので、大きなバットかまな板の上で行うようにしましょう。

 

☆ フライ返し

板状になっている部分を食材に当てて潰していく方法です。いきなり力を加えてしまうとフライ返しが曲がってしまうこともあるので、やわらかいものか、ある程度小さくしたものを潰すようにしましょう。

樹脂製のフライ返しですと壊れてしまうこともあるので、金属製のものを使うのがおすすめです。

☆ 素手でつぶす

かなり荒っぽい手段ですが、素手で潰すこともできます。しかし、じゃがいもやさつまいもといったでんぷん質がたくさん入っているものは、熱いうちに潰すことがセオリーです。

このことからも、ヤケドをしないように注意が必要になってきます。熱を和らげるために、手をビニール袋で覆うとやりやすいですよ。

 

☆ ラップを巻いたコップなど

コップの底で潰す方法です。コップをラップで巻いて上から潰していきます。力が加わるため、丈夫なものがいいですね。持ち手が干渉しなければマグカップでもできますよ。

 

 

まとめ

マッシャーのことがおわかりいただけたでしょうか。
● じゃがいもやさつまいもなどを潰す道具の名前は「マッシャー」という
● じゃがいもを潰す道具のほかに離乳食や介護食などに使える
● 食材に合わせた種類も存在する
● どの家にでもあるもので代用できるが、潰す食材や大きさなどで適したものが変わってくる

あると便利だな、と思うマッシャーですが毎日使わない道具であれば代用したいですよね。今回はそんな人のためにたくさんの代用品を紹介しました。
それぞれの目的や、食材に合わせたものを使ってみてくださいね!

 

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