飲み物やお弁当、食材の温度をなるべく維持して傷ませないように使用する保冷バックは、大小様々なサイズがありとても便利ですよね。
お買い物やお出掛けで生鮮食材やお土産を買った時、保冷バックが必要になったり、忘れてしまったりしますよね。
そんな時に役立つ保冷バックの代用品をご紹介します。
■保冷バッグの効果とは?効果を上げる方法
★便利な保冷バックの効果とは?
保冷バックはアウトドアやお買いもの以外にも、お弁当を入れたり日常的によく使います。保冷バックは熱の影響を受けにくく、食材の温度をできるだけ保つことができるので、食材も傷みにくくなります。
★保冷効果を上げる方法を紹介
そもそも熱の伝わり方には「伝導」「対流」「放射」があり、保冷効果はこの熱の伝わり方を利用すると効果を上げることができます。
★「伝導」とは?
熱は温度の高いところから低いところに伝わり、素材によっても熱が伝わりやすいものが違います。金属製のものは熱伝導率が高く、保冷バックの内装にアルミシートが使うことでバックの中全体を冷やすことができます。
布や空気は熱が伝わりにくいので、空気を含んだクッション性のある素材は保冷バックの外装に使われます。
保冷バックの中を保冷剤などで冷やしておくことで、保冷時間を長くすることができます。
★「対流」とは?
温度の違いによって水や空気が動き、冷たい空気は下に、温かい空気は上に移動します。保冷剤や冷たいものをなるべく上に重ねると、冷気が下に落ちて保冷バック全体を冷やすことができます。
ですが、保冷バックは床や地面から熱の影響を完全に防ぐことができないので、余裕があれば、上からと下から両方冷やすと効果的です。
★「放射」とは?
熱は「アルミ、白、赤、青、黒」の順に色の濃いものに熱が集まりやすく、金属や鏡に当たると反射します。保冷バックの内装にアルミシートが使われるのは、熱を反射させることでバックの中の温度を外に逃がさない断熱効果があるからです。
熱が伝わりにくい断熱素材で包んだり、被せたりすると熱が逃げにくくなります。また、外装をデザインで選ぶのもいいですが、熱を吸収しずらいアルミや白などの薄い色を選ぶのもポイントです。
■保冷バッグの代用品
★発泡スチロール
断熱効果の高い発泡スチロールは保冷バックより収納性が劣りますが、代用品として使用できます。
小容量のものであれば100円ショップでも手に入り、大容量のものは近くの生鮮食品を扱うお店で貰うことも可能なので、活用してみてください。
飲み物の保冷対策。
電源は使用しない前提で色々試行錯誤した結果、
ダイソーの発泡スチロール(300円)&保冷剤500g×2個(計200円)が今のところコスパ最強なんですが
皆さんのオススメあったら教えて下さい♪ pic.twitter.com/cJOzzY3WxN— Tsuji【ホスピタリティ特化型軽貨物Driver】 (@tsuji_dou) August 3, 2020
★アルミホイル
アルミは伝熱性に優れた素材なので、保冷剤の熱が伝わりやすく、冷やしたいものをアルミホイルで包めば代用品として使用できます。
お弁当やおにぎりなど温かさが残っている食材に使用すると効果的に冷やすことができ、アルミには殺菌効果があるので活用してみてください。
これがクーラーボックス内にある「巨大塩氷」です❄
ものすごく冷たくて、直接氷に触れていると指先が痛くなってきます。
アルミホイルに包むことでさらに保冷効果が守られ、帰宅まで氷塊が残っていますよ❄徐々に溶け出した超冷たい氷水で魚を瞬時に眠らせることもできます。 pic.twitter.com/sCqxghIqzP
— fein♪ (@Den_scoth_Mn) September 27, 2020
★ラップ
ラップで包むことにより、外気と触れるのを防ぐことで保冷バックの代用品になります。適度に巻き付けることで空気とビニールの層ができ、断熱素材と同じ役割をしてくれます。自宅にあるもので代用したい場合は是非活用してみてください。
登山で生肉なんて持っていかねぇよばーか!って思ってるアナタ!
そうアナタ!
保冷剤(器が大きければ2つ)をお肉に挟んでラップで巻いたら6時間ちゃんと持つよ!大丈夫涸沢で試した!
お肉屋さんに教えてもらったやり方です。#ゆるキャン pic.twitter.com/jN8srgEbs6
— スーパーカイロス@新穂高に籠る (@ione9san) January 10, 2020
★段ボール
段ボールは気軽に手に入る材料で、宅配の包装で使われたものが自宅にもあるのではないでしょうか。
段ボールの構造や素材は温度を保つ効果があるので、保冷バックの代用におすすめです。水にも比較的強い素材ですが、結露や食材の水分で耐久性が低くなるので気を付けて活用してみてください。
★新聞紙
新聞紙を購読している方なら自宅に余っている新聞紙を活用できます。
新聞紙や古紙を備えてあるお店もあり、食材を包むことで断熱材の役割をしてくれます。持ち帰っても質量の少ない家庭ごみとして廃棄できるので、保冷バックの代用品としておすすめです。
go toのチケット使って道の駅で今週の食材を調達。
アジの干物を新聞紙にくるんで保冷。 pic.twitter.com/MCzllxsS32— Ryo (@Versys_KLE650C) November 1, 2020
★アルミシート
アルミシートは断熱性と熱伝導に優れたシートです。
保冷バックに使用されているのがアルミシートなので、保冷バックの代用品として最も近いものになります。100円ショップやホームセンターで購入でき、好みの大きさに切って使えるので、是非活用してみてください。
【本日最終日】
仙台いろはでの販売は今日最終日です。画像の通り商品は保冷剤を入れてアルミシートで包んでありますので持ち帰りも心配なしです。仙台で販売する機会は少ないので、本日のご来店お待ちしております。 pic.twitter.com/HCf2hejqXS— いかの塩辛本舗 平塚商店 〈コ:彡 (@HiratsukaStore) April 18, 2018
★プチプチ(エアーキャップ)
気泡になっている緩衝材は空気の層を作り、外気と触れることを防ぐことで保冷効果があります。本来は電子機器や陶器などの繊細なものを破損させないように使う梱包材です。配達物の梱包によく使用され、自宅に保管していたり、余っているのであれば是非活用してみてください。
イベリコ豚頂いたのですが、保冷剤を退けたら、プチプチが❤だった。
お洒落なインテリアじゃなくて、イベリコ豚!! pic.twitter.com/DGTnwckS3l— さっち (@such1128) July 4, 2018
★タオル
タオルは空気を多く含む素材なので空気の層ができ、外気の熱が伝わりにくくなるので保冷効果があります。お手持ちのハンカチでも飲みもをを巻くだけでも効果があるので、日常的に活用できる代用品です。
お土産断熱出来るしタオルは乾かせる。完璧では? pic.twitter.com/acglMibw3Y
— ざんせつ (@zantenmori) August 17, 2020
■まとめ
保冷バックはエコバックとしても活用できるアイテムで、お出掛けの帰りに中身がなくなれば、折りたためてコンパクトになり、非常に便利です。
必ず持ち歩くことがなく、忘れたときには代用品を使用して、なるべく温めないように工夫できるので是非活用してみてください。
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