カレーリーフの使い方や代用品について分かりやすく紹介

代用・食品

南アジア料理に使われるカレーリーフは香りも強く、料理に加えれば清涼感ある柑橘系の香りとスパイシーな香りが合わさった風味が楽しめ、スリランカやインドには欠かせないハーブになっています。

カレーリーフは香りが強いので主張があり、ないと物足りなくなり、本場の味を味わってみたい、あの味が忘れられないと思う方多いと思います。

生で使用することが一般的で、流通が少なく、乾燥のものでもなかなか手に入りません。

そんな時に役立つカレーリーフの代用品をご紹介します。

■カレーリーフとは

カレーリーフは大葉月橘(オオバゲッキツ)または南洋山椒(ナンヨウザンショウ)と言われ、ミカン科の植物です。

インド原産でインド料理やスリランカ料理で使用され、カレーの木とも言い、その葉はカレーリーフとしてカレーに使用するハーブの中で、原産国ではポピュラーなものになっています。

ミカン科の植物なので柑橘系の香りをもち、スパイシーかつ清涼感のある香りが特徴です。

カレーリーフは香りの強いハーブですが、乾燥させるとかなり香りが失われてしまうので、生で使用するのが一般的です。

日本でもカレーリーフの苗を販売しているホームセンターもあり、枝全体に葉がつくので自宅でも気軽にカレーリーフを活用することができます。

 

 

■カレーリーフの使い方

★スリランカ料理

海洋国のスリランカは新鮮な魚介とスパイスを多用する料理が多く、ココナッツミルクでマイルドに仕上げるので、多くの料理にココナッツミルクを使用しています。

 

★南インド料理

スリランカと隣接しているので、スリランカ料理と共通点も多いです。

南インド料理は菜食が中心で豆や葉物など色々な副菜が楽しめます。

 

★カレー

スリランカや南インドでも代表的なカレーには、もちろんカレーリーフが使用され、他のカレーよりも野菜や魚が中心で、スープ状てとろみが少ないのが特徴です。

カレーリーフの香りを飛ばさないために、仕上げに加えたり、油で炒めて最後に加えたりしますが、カレーリーフを取り出さずそのまま食べるのが一般的です。

 

★ハーブティー

カレーリーフは香りの強いスパイスなので、お湯を注ぐだけで柑橘系の香りとほんのりスパイシーな香りを楽しむことができます。

抗酸化作用や消化促進、血糖値を抑える効果があるので、食事の時に飲むのがおすすめです。

 

■カレーリーフの代用品

★ローリエ

洋風の煮込み料理によく使用されるローリエは、料理初心者の方でも耳にしたことあるのではないでしょうか。

スーパーでも簡単に手に入り、普段から料理に使用する方も多いハーブです。

ローリエは香りが強くカレーとも相性が良いので風味がよくなります。

 

★山椒

山椒はカレーリーフと同じミカン科で、スパイシーな風味が楽しめるので、似たような仕上がりになります。

スパイスカレーにも山椒が使われるので、是非試してみてください。

 

★コブミカンの葉

カレーリーフはミカン科の植物でカレーと柑橘類を足した香りをもち、カレーリーフより手に入りやすいコブミカンの葉を代用している方も多いようです。

 

★ごま

自宅にごまがあれば代用してみてください。

カレーリーフは甘いごまの香りとも表現されるように風味がごまに似ているので、代用品に向いています。

 

★ごま油

カレーリーフの風味はごま油に似ているので、身近なごま油で代用できます。

カレーリーフは乾燥では香りが落ちてしまい、生のものを使用するので保存も難しいスパイスです。ごま油ならご自宅にもあると思うので、活用してみてください。

https://twitter.com/cafelittlebird/status/1106525861363122177?s=20

 

■まとめ

カレーリーフは入手が難しく、生のものは特に購入できるところが限られています。

身近なものでカレーリーフ独特の柑橘系の清涼感やスパイシーな香りに近づけることができます。

スパイスやハーブを使った料理にカレーリーフは欠かせないと思う方、本場の味を味わってみたいと思う方は是非、代用品を活用して作ってみてください。

 

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