万能な調理器具「スパチュラ」。
混ぜる、裏ごしする、炒める、分ける、塗るなど様々な場面で使うことができるすごく便利なキッチンツールです。
しかし、使いたい時に限って
「あれ?あったはずのスパチュラどこいった…」
「あちゃぁ〜。スパチュラ壊れちゃった…」
ということもあるのではないでしょうか。
そこで今回この記事では、そんな困った時に役立つ『スパチュラの代用品』についてご紹介していきます。
とりあえず代用品を使って、次買い物に行くときまでのつなぎとして使いましょう!
ぜひ参考にしてくださいね!
スパチュラとは?
スパチュラは料理をする時に炒めものや煮物を混ぜたりする時に使います。
お皿に盛り付けるときにもそのままスパチュラを使って盛り付けることができます。
お菓子作りの場面ではシリコン製のスパチュラをよく使うのですが、先端が柔らかいので生地やクリームを混ぜやすく、別の容器に移し替えるときもきれいに移すことができます。
また、デコレーションケーキにクリームを塗る時にもスパチュラは使われます。
この時のスパチュラは金属製で、細長い形状をしています。
一口にスパチュラと言っても様々な種類があるので、用途によって使い分けるのが一般的です。
家で奥さんに「スパチュラ取って」と言われたのですが「どの?」となってしまい困りました。
もし誰かに取ってもらう時は用途と一緒に伝えてあげるようにしましょう。
用途によって使い分け!スパチュラの代用品おすすめ4つ紹介
アイスクリームスプーン
アイス好きの方であれば、Myアイスクリームスプーンを持っていませんか?
アイスクリームスプーンをスパチュラの代わりとして使うことができます。
アイスクリームスプーンは固いアイスをすくうために作られているので、何かをすくう用途にピッタリです。
すくうの他にも、小さいものであれば混ぜる、塗るなどにも使えますよ。
スパチュラが手元になくて困ってたけど、ハーゲンダッツスプーンがあったので代用したら、十分スパチュラでした。
— いやみ (@naracco) April 11, 2017
シリコン製スキッパー
パン作りが好きな方であれば、シリコン製スキッパーを持っているのではないでしょうか。
シリコン製スキッパーであればボウルの底や側面に付いた材料を取ることができます。
その用途であればスパチュラの代用品としてピッタリです。
私もお菓子作りをするのでシリコン製スキッパーを持っていますが、力が入れやすいのでクッキーなどの固い生地を作るとき、裏ごしする時にはむしろスパチュラよりも使いやすいのでおすすめです。
バターナイフ
バターやマーガリンを分ける時に使うバターナイフもスパチュラの代わりに使うことができます。
バターナイフは何かを分ける、塗る時に適した代用品です。
少量すくって、バターナイフでそのまま塗ることができるものとの相性がいいですよ。
化粧品用のスパチュラの代用でバターナイフ。大容量のワセリンを小さい容器に移した。次からは絶対に大容量は買わない。何せ使いきるまでが長い。 pic.twitter.com/hWPsoceJ4v
— 紫陽花 (@ajisainitubame) February 27, 2020
しゃもじ
お米を茶碗に入れる時に使うしゃもじを持っている方は多いのではないでしょうか。
しゃもじがあればスパチュラの代用品として使うことができます。
しゃもじはスパチュラと形状が似ているので、混ぜる、裏ごしする、分ける、塗るなどほぼ同じように使えます。
一度フライパンで野菜を炒めるのにプラスチックのしゃもじを使ったことがあるのですが見事に先端が溶けました(笑)
耐熱ではない場合は炒めるのは避けておいたほうが無難です。
スパチュラ種類別の使い方やメリット・デメリット
スプーンタイプ
スプーンタイプは名前の通り先端が丸みを帯びているスパチュラです。
料理をすくったり、盛り付けたりしやすいという特徴を持っています。
少し味見をしたいときもこのスパチュラですくうことができるので、新たに洗い物が増えないところがいいところです。
炒めものには少し不向きですが、カレーやシチューなど汁物を混ぜたり、盛り付けたりする時に活躍するスパチュラです。
ヘラタイプ
炒めものや裏ごしをするのに向いているのがヘラタイプのスパチュラの特徴です。
よくあるシリコン製のタイプのヘラは柔軟性があり、容器にフィットするので中身をきれいに取ることもできます。
ホットケーキやお好み焼きをひっくり返す時にも使いやすい等多くの用途に使えます。
便利すぎるので我が家には3本のシリコン製スパチュラがあります。
少なくとも家庭に一本は持っておきたいスパチュラです。
三保原屋さんで購入した「耐熱スパチュラ」店で使用するつもりが、家で試しに使ってたら便利すぎて店に持ってけない。
忙しい時の他の料理との掛け持ち調理の時に気兼ねなくチョンの間に手放せるのがイイね。
店用にもう一本買うしか無いww.#忙しい調理担当者におススメ#調理担当は主婦とは限らない pic.twitter.com/DaBUoG9V8f— マスター・ギャオスにしの助 (@Sarrysfree) April 24, 2019
スパチュラ素材別の使い方やメリット・デメリット
シリコン製
メリットが多く、最も人気があるのがシリコン製のスパチュラ。
柔らかくいろんな場所にフィットするので、ボウルやフライパンなどの容器の中身をきれいにすることができますし、傷つけることがありません。
また耐熱のものが多いので、お菓子作りだけでなくフライパンでの調理に使うことができます。
金属製
金属製のスパチュラは、お好み焼きやステーキなどの鉄板料理に使うことが多いです。
お好み焼き屋さんで使う金属製のスパチュラにテンションが上がってしまうのは私が大阪人だからでしょうか(笑)
金属製のスパチュラ先端が鋭く切り分けることに長けており、鉄板料理を切り分けてそのままお皿に盛り付けることができます。
また、洗いやすく耐久性も高いので長く使うことができるスパチュラです。
木製
木製のスパチュラが活躍するのは炒めものをする時。
特にシリコン製だと混ぜにくいチャーハンや、固いものを炒める時は特に真価を発揮します。
シリコン製のスパチュラだと先端がフニャッとなって固まったご飯が混ぜにくいんですよね。
何度も何度もシリコンで突っつくのですがなかなかパラパラになってくれない。
その点木製のスパチュラは力が伝わりやすいので一発です。
同じように固いもの、重たいものを炒める時も力の入りやすい木製のスパチュラを使う方が便利です。
デメリットは洗った後乾燥しづらいところ。
木が水を吸ってしまうのでなかなか乾燥してくれません。
ですが使いやすいのでそんなに大きなデメリットにはなりません。
竹製
あまり種類は多くないですが竹製のスパチュラもあります。
竹製のメリットは軽いこと。
長い時間使っても疲れにくいので長時間料理をするような方におすすめ。
木製のように力も伝わりやすいので、とっても使いやすいです。
また、値段もお手頃なものが多く丈夫なものが多いので、コスパを第一に求める方は竹製のスパチュラがおすすめです。
まとめ
・スパチュラは混ぜる、裏ごしする、炒める、分ける、塗るなど料理の様々な場面で使うことができるキッチンツール
・一口にスパチュラと言っても様々な種類があり、用途によって使い分ける
・スパチュラの代用品としておすすめなのは以下の4つ
【アイスクリームスプーン、シリコン製スキッパー、バターナイフ、しゃもじ】
・スプーンタイプは名前の通り先端が丸みを帯びており、料理をすくったり、盛り付けたりしやすいのが特徴
・炒めものや裏ごしをするのに向いているのがヘラタイプのスパチュラ
・スパチュラは素材によってメリット、デメリットがあるので使い分ける
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