時短で美味しく調理をすることができる「圧力鍋」。
お肉の塊や、大きな野菜も柔らかく調理してくれるとても便利な鍋です。
レシピ本でも載っていることが多い圧力鍋ですが、
「圧力鍋ってなんか爆発しそうだから怖い…」
「買ってもそんなに使わなさそうだから買ってない…」
という理由で圧力鍋を持っていない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回この記事では、そんな困った時に役立つ『圧力鍋の代用品』についてご紹介していきます。
また、圧力鍋と炊飯器の違い、代用品を使ったおすすめレシピも一緒にご紹介していきます
!
ぜひ参考にしてくださいね!
機能の多さ!圧力鍋と炊飯器の違いは?
「圧力鍋 代わり」って検索するとよく出てくるのが炊飯器。
「じゃあ圧力鍋と炊飯器はいっしょなの?」
と思ってしまいそうですがちょっと違います。
その違いは、機能の多さです。
炊飯器はSNSやブログでいろんな調理に使われていたりしますが、基本的には炊飯機能だけで、それ意外は用途外のものが多いです。
圧力鍋であれば炊飯もできますし、煮込み料理、蒸し料理、水を使わず素材の水分だけで調理する無水調理もできます。
機能性の違いが、炊飯器と圧力鍋の違いです。
圧力鍋は代用できる!おすすめ代用品4つ紹介
炊飯器
先ほどもご紹介した炊飯器。
圧力鍋の代用品として使うことができます。
圧力鍋のように密閉性が高く、商品によっては圧力をかけるものもあるので、できる料理は圧力鍋を使ったものに近くなります。
お肉や魚を柔らかく煮たり、野菜ごろごろカレーを作ることができます。
炊飯器に鶏肉、白菜、ネギ、生姜をいれて塩と出汁を加えてスイッチオン!
炊飯器は圧力鍋の代わりになるのつで柔らかく火を通せるのだ☆ pic.twitter.com/Rx96c1zCRw
— いろはにほへと もみぢ (@momiji_cyclone) February 18, 2019
スロークッカー
圧力鍋とはかかる時間が変わりますが、スロークッカーも代用品としては便利な道具です。
スロークッカーは沸騰直前の温度で食材をゆっくり煮込むので、圧力鍋のように時短とは行きませんが、食材を柔らかく煮込んでくれます。
普通の鍋
どんなご家庭にも1つはあるであろう普通のお鍋でも、圧力鍋の代わりになります。
富津の鍋でも蓋をし、時間をかけて煮込むことで食材を柔らかく煮込むことができます。
圧力鍋のレシピとは時間が大きく変わりますので、食材の状態を確認しながら調理するようにするとうまくできますよ。
タジン鍋
かわいらしいとんがり帽子のような蓋のタジン鍋。
一時油を使わないヘルシーな蒸し料理が簡単に作れるということで流行しましたよね。
そんなタジン鍋、キッチンの奥に眠っていないですか?
圧力鍋の代用品として使えますよ。
タジン鍋の蓋は重く、圧力鍋のように蒸気が逃げにくい構造になっています。
そのため素材の旨味や水分を逃すこと無く調理することができるのです。
タジン鍋を眠らせておくのはもったいないです。
ぜひ試してみてくださいね。
圧力鍋の代用で調理可能!おすすめレシピ3つ紹介
炊飯器で簡単!トロトロ角煮
豚の角煮って本格的にすると、下茹でと蒸らしを何回か繰り返さないといけないし、その間火加減も見ないといけないし大変なんですよね…。
そんな手間が省けてしまう炊飯器でできる豚の角煮のレシピです。
豚肉を1度水と薬味で煮込んで、その後調味料を入れて2回目煮込むのがトロトロにするポイント。
ほったらかしでできるとっても簡単なレシピです。
材料をいれるだけ!スロークッカーで作るおでん
「おでんって時間をかけて煮込むほど、出汁の味が染み込んで美味しいんだよね。でもあまり長く煮込むと煮崩れしてしまうのがね…」
そんな悩みがある時はスロークッカーを使うのが便利です。
出汁を沸騰させないので具が煮崩れしません。
また、時間をじっくりかけるので味の染み込み具合も最高です。
タジン鍋でつくる野菜たっぷりカレー
タジン鍋の特徴は、水分を使わない無水調理ができること。
そんな特徴を最大限活かす料理がカレーです。
野菜の水分だけで作るので、野菜の旨味と甘みを存分に感じる事ができます。
また、栄養も逃さないので身体にもよく一石二鳥です。
「最近野菜不足だったなぁ…」
と思った時に食べたくなる一品です。
材料入れ過ぎ注意!圧力鍋の安全な使い方
時短調理ができて、食材を柔らかくしてくれる圧力鍋はとても便利です。
しかし、間違った使い方をしてしまうと怪我や火傷など事故が起こってしまう可能性があります。
最初にお伝えするポイントは、鍋に材料を入れすぎないこと。
材料を入れすぎると蒸気穴が塞がってしまい圧力調整ができなくなってしまう可能性があり危険です。
入れる具材は鍋の2/3までにしましょう。
また、加圧調理中に入れてはいけない食材もあります。
カレーやシチューなどの粘性の高いもの、大量の油や酒、また泡立ったり膨らんだりするものは、蒸気穴を塞いでしまう可能性があるので入れてはいけません。
これらの材料は入れることができないわけではありません。
たとえばカレーであれば野菜を先に加圧調理しておいて、仕上げにルウを入れてフタをあけた状態で混ぜるならOKです。
まとめ
・圧力鍋と炊飯器の違いは機能の多さ
・圧力鍋の代用品としておすすめなのは以下の4つ
【炊飯器、スロークッカー、普通の鍋、タジン鍋】
・圧力鍋の安全な使い方は、鍋に材料を入れすぎないこと、加圧調理中に入れてはいけない食材を入れないこと
コメント