お菓子作りで使うことのある「スイートチョコ」。
そのまま食べても美味しいですよね。
しかし、本格的なものは結構いい値段だったりしますし、スーパーに行ってもスイートチョコというものがない場合というのもありますよね。
「スイートチョコないな…どうしたらいいんだろう…」
今回は、そんな困った時に役立つ『スイートチョコの代用品』についてお伝えしていきます。
また、スイートチョコとは何なのかというところにも踏み込んでいこうと思います。
是非参考にしてくださいね!
スイートチョコとは?
一言でチョコレートといいますが、チョコレートには数多くの種類があります。
チョコレートの基本の原材料はカカオです。
そのカカオ豆を乾燥、発酵させ、すりつぶしてペースト状にしたものを「カカオマス」、カカオから取れる油分を「カカオバター」といいます。
このカカオマスとカカオバターをまぜ、砂糖で甘さを調節したものがスイートチョコです。
スイートチョコはカカオ分が40%程度のものから高いものだと90%程度のものもあります。
カカオ分が高いものほどビターな味わいが強くなります。
ミルクチョコとスイートチョコってどっちが甘いんだろう。
— チョコラ (@chocorat) May 21, 2013
似たものにミルクチョコがありますが、ミルクチョコはカカオマスとカカオバター、砂糖にさらに乳製品(粉乳など)を加えたもののことを言います。
スイートチョコより優しい甘さで食べやすい印象があるのは乳製品のおかげなんですね。
また、ホワイトチョコというものもありますが、こちらはカカオバター、砂糖、乳製品を混ぜたものです。
カカオマスは入っていないため白い色をしており、苦味もないので甘みが強いのが特徴です。
カカオの含有量?スイートチョコとビターチョコ違いについて
ここまで3種類のチョコレートの紹介してきましたが、よく聞くものにビターチョコというものもあると思います。
ビターチョコは分類としてはスイートチョコと同じく、カカオマスとカカオバターをまぜ、砂糖で甘さを調節したもののことを呼びます。
ではなぜ分けられているのか?
という話なのですが、メーカーによってカカオ分の配合量で分けられていたり様々です。
スイートチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコは明確な定義がありますが、ビターチョコには明確な定義はありません。
ビターチョコはスイートチョコと同じと思っていただいて問題ありません。
スイートチョコのおすすめ代用品2つ紹介
ミルクチョコ
ミルクチョコはスーパーでも手に入りやすく、使いやすい代用品です。
ただ、ミルクが入っているのでスイートチョコよりも甘さが強く、お菓子作りに使う場合は砂糖の分量を減らすなどして、甘さ調節をする必要があります。
また、チョコ感を強調したいお菓子の場合は、カカオ分が少ないミルクチョコでは物足りない仕上がりになる可能性があります。
う、製菓用のスイートチョコが無かったんで、ミルクチョコで代用したら、ちょっと甘すぎた。
ブラックと合わせたりすれば良いのかなあ。来年までに配合実験しとこっと。— 麻樹 (@macki_gm) February 12, 2017
ビターチョコ
ビターチョコは、先程もご説明したとおり、スイートチョコと同じ原材料です。
代用するのはもってこいの材料です。
気をつける点としては、カカオ分です。
お菓子のレシピ本であれば、チョコレートのカカオ分まで指定されているものもあります。
あまりにも違うカカオ分のチョコ(40%とかいてあるのに70%を使うとか)だと、出来上がりの甘さやチョコ感が全く違うものになってしまいます。
カカオ分がなにも書いてない場合であれば、60%程度のものを使えば甘すぎず、苦すぎないものが出来上がります。
試しながら、好みの味に近づけてください。
@ao5307 焼いて1日おいたくらいだったから、ちょうどよくしっとりしてたかもなのだわ。 甘すぎるのは嫌いだからスイートじゃなくビターのチョコにして、その代わり多めに使ったのがよかったのかも。ヤンちんに「お酒のつまみでも行けると思う」って言われたのは嬉しかったなー。
— カミツキ (@hal_kam) February 23, 2015
まとめ
・カカオマスとカカオバターをまぜ、砂糖で甘さを調節したものがスイートチョコ
・ミルクチョコはカカオマスとカカオバター、砂糖にさらに乳製品(粉乳など)を加えたもの
・ホワイトチョコはカカオバター、砂糖、乳製品を混ぜたもの
・ビターチョコはスイートチョコと同じもの。メーカーによってカカオ分の配合量で分けられていたりする
・スイートチョコのおすすめ代用品は以下の2つ
【ミルクチョコ、ビターチョコ】
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