わさびとは?特徴や代用品を分かりやすく紹介

代用・食品

お刺身やお寿司、蕎麦や素麺に欠かせないわさびは、独特の香りと、鼻に抜ける辛味は薬味としても調味料としても、ご家庭の料理でも活躍する場面が多いのではないでしょうか。

 

子供の頃は避けていたのに、大人になったらなくてはならないものになり、一度に使う量も比較的多く、いつの間にかなくなってしまいがちですよね。

 

足りなくなったり、いざ使おうと思って探してもなかったことに気づくと、料理にアクセントがなくなり、なにか物足りなくなってしまいます。

 

そんな時に役立つ、わさびの代用品をご紹介したいと思います。

 

わさびの効果・効能

・殺菌作用

わさびの主な辛味成分であるアリルイソチオシアネートには殺菌効果が期待でき、寄生虫やカビ予防もできる効果があります。

わさびと言えば古くから食中毒予防として食され、お刺身やお寿司の生魚を使った料理にわさびを添えられ、今でも根強く残っています。

 

・血栓予防

血栓は主に脳梗塞や動脈硬化などの原因になり、命に関わる病気です。

わさびに含まれる、ワサビスルフィニルと言う成分が血流を改善し、血栓が詰まるのを防ぐ効果があり、血栓の原因となる血小板が凝結しやすくなるのを防ぐ効果もあります。

さらに、ワサビスルフィニルは機能性表示食品対応の成分なので、積極的に摂取したい成分です。

 

・鼻炎改善効果

わさびの特徴とも言える鼻にツンとくる感じは鼻炎効果がありそうなイメージですね。

わさびに含まれるワサビチオヘキシルは、抗アレルギー効果があり、ヒスタミンサンの放出を抑制し、くしゃみや鼻水を軽減してくれます。

さらに、わさびの香り成分グリーンノートには花粉症緩和作用があり、わさびを摂取することにょって、花粉症や鼻炎に効果があることがわかっています。

 

・美容、育毛効果

わさびの根茎に多く含まれるワサビスルフィニルには育毛作用があり、葉に含まれるワサビフラボンにはコラーゲンの生成を促進する効果がり、脱毛抑制効果もあります。

 

・ダイエット効果

本わさびの葉に含まれるイソビテキシンなどのポリフェノール成分をワサスリムと言い、脂肪燃焼効果が期待できます。

さらに、整腸作用も期待でき、老廃物を排出することによって、血行改善や新陳代謝がよくなるのでデトックス食品として摂取するのも効果的です。

 

 

わさびの代用品3つ

・和からし

からしの原料は同じアブラナ科の植物の種子を粉状にしたものを粉からし、練ったものを練りからしと言い、どちらもスーパーで簡単に手に入ります。

わさびの代用品として意外かもしれませんが、わさびも同じアブラナ科、辛味成分はアリルイソチオシアネートと言われるもので、からしとわさびは似ているものなので、代用品におすすめです。

 

・辛味大根、もみじおろし

既に江戸時代には蕎麦の薬味としてわさびが使われていましたが、辛味大根や大根おろしの代わりとしてわさびが使われていました。

今では越前そばとして福井県の名物になっていて、薬味にわさびの代用品として使え、辛味大根が手に入らない場合はもみじおろしでも、代用できます。

https://twitter.com/femme_sephi/status/1157859160202989568?s=20

 

・わさび味のふりかけ、わさび茶漬け、わさびドレッシング

やはり日本の調味料の代表としてわさびは色々な製品に使われることも多く、人気の高い味になっているので、スーパーでも気軽に購入できます。

わさびを使っているのでわさび本来の風味や辛味を味わうことができるので、代用品に向いています。

 

・かんずり

・柚子胡椒

・ホースラディッシュ(西洋わさび)

ローストビーフによく使われるホースラディッシュはチューブでもスーパーに並んでいて、本わさびではない、加工わさびにこのホースラディッシュが使われることも多いくらい身近なものなんです。

 

日本のわさびと違い色は白色で、辛さは本わさびの1.5倍近く、国内では北海道で多く栽培されています。味も風味も本わさびと似ているので、代用品としておすすめです。

 

 

まとめ

わさびは日本人にとってなくてはならないもので、スナック菓子やふりかけにもわさび味が出るほど人気があります。

鼻に抜ける辛味はいいアクセントになり、わさび味のふりかけやドレッシングがあると代用品として本来のわさびが味わえます。

また、似た種類のからしや唐辛子を使った調味料を使うことで、料理のアクセントになり、代用品として使え、料理の幅が広がるかもしれません。

是非ご紹介した代用品を活用して、作ってみてください。

 

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