世界三大料理の1つである中華料理は、辛みが特徴の料理が多く、家庭でも定番のおかずですね。
そんなお馴染みの中華料理に欠かせないのが、四川料理を代表する調味料の豆板醤です。
スーパーの中華調味料のコーナでもよく目にする豆板醤の文字ですが、読み方がわからない、買ってもなかなか減らないなんて方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、豆板醤の読み方や使い道、長持ちさせる保存方法なども紹介します。
■豆板醤ってなんて読む?
豆板醤は中国字で「豆瓣醤」と書き、日本語では「トウバンジャン」と読みます。
豆板醤の発祥地である中国でも同じ「トウバンジャン」や「ドウバンジャン」と発音します。
■豆板醤は英語でなんと書く?
豆板醤は英語圏ではあまり馴染みがなく、「Chinese Chili Bean Sauce」や「Hot Chili Bean Paste」と表記され、商品には補足で「TOBANJYAN」や「TOBAN DJAN」と書かれています。
■豆板醤の基本的な保存方法
豆板醤は発酵調味料で、常温で発酵させているため、直射日光を避け常温保存が可能です。
常温保存の場合は、2~3ヶ月で使い切りましょう。もう少し長持ちさせたい場合は、冷蔵保存で1年保存が可能です。
なかなか使い切らないことも多いと思うので、冷蔵保存がおすすめです。
■豆板醤が長持ちする保存方法や使う時の注意点
使用した際、蓋やフチについた部分から腐敗しやすく、カビが生えたり食中毒の原因にもなります。
さらに、濡れているスプーンを使った場合は、水分が混じって豆板醤が腐ってしまいます。
使う際は、清潔なスプーンやお箸を使い、フチや蓋についた豆板醤はキッチンペーパーで拭き取って保存しましょう。
■隠し味におすすめ!豆板醤の意外な使い道
炊き込みご飯
豆板醤は熱を加えると辛みが増すので、炊き込みご飯に活用できます。お好みで加えれば香りもよく、ピリ辛な仕上がりになります。
味噌汁
大豆を発酵させた日本を代表する味噌と、そら豆を発酵させた豆板醤は同じ発酵調味料で、塩気が強い共通点もありるので、とても相性がいい調味料です。
お好みでお味噌汁に加えてみてください。
豚汁に豆板醤、美味しいよ☻ pic.twitter.com/FjG0EelhJF
— R (@_r_noise) September 21, 2020
うどん
和食の定番のうどんには、七味をかける方も多いですが、豆板醤でも奥深い味わいになります。
煮込みうどんに加えれば旨味や辛みが増して、隠し味になるので、活用してみてください。
カレー
カレーの辛みには唐辛子が使われ、塩などの調味料も使われます。
そのため、豆板醤で味が整いやすく、辛みを加えることができます。豆板醤は発酵した旨味もあるので、隠し味としてカレーに加えれば美味しく仕上がります。
カリー子さんレシピで
チキンカレー作りました辛さのスパイス買ってなかったので、豆板醤で辛み付けました^^;
あとは好み調節しながら pic.twitter.com/IsEmdS5kfV— タイラー (@HARUE2523) March 7, 2021
■まとめ
中国発祥の豆板醤は、台湾や韓国を始め、日本でも馴染みのある調味料です。
あまり使い道が思いつかない方でも、ご紹介した保存方法で、1年の長期保存が可能です。
さらに、色々な料理に活用でき、ご紹介した使い道以外にも、発酵調味料の味噌と近い味わいがあって和食にも活用できます。
ぜひ、気になった料理に使ってみてください。
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