オーブンやレンジで加熱調理をすることができる「耐熱皿」。
材料を入れて加熱すれば料理が完成するので、時短料理などにも使われる便利なキッチンツールです。
今回この記事では、そんな困った時に役立つ『耐熱皿の代用品』についてご紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね!
■耐熱皿とは?普通の皿との違いや特徴
耐熱皿とは、オーブン、電子レンジ、トースターなどの加熱に耐えることのできるお皿のこと。
素材は様々あり、陶磁器、ガラス、プラスチック、シリコン製などがあります。
普通のお皿の場合、熱を加えると熱膨張してしまいます。
耐熱皿以外のお皿を加熱して割れてしまうのは、この熱膨張に耐えきれなくなってしまうからです。
電子レンジに入れた皿が割れたので今日は『サラダ記念日』 pic.twitter.com/OIzSNK2tHT
— せきちく (@_kousen_do_) March 27, 2020
耐熱皿は、この熱膨張に耐えることのできる素材を使っているので、加熱することができます。
用途によって耐熱性能が変わるので、作りたい料理に合わせてお皿を選ぶようにするとよいでしょう。
■耐熱皿と普通の皿の見分け方はある?
耐熱皿と、普通の皿の見分け方はありません。
いろんな素材の耐熱皿がありますが、それぞれ普通のお皿も耐熱皿もあり、見た目だけで見分けるのは難しいです。
お皿によっては、裏に耐熱温度が書かれているものもありますが、ほとんどの場合は書かれていません。
購入する時に耐熱温度、用途が書いてあるラベルをよく確認し、忘れないようにするのが一番確実な方法です。
「これは耐熱容器だろう」
となんとなくで加熱してしまうと、運が悪ければお皿が割れてしまう可能性があります。
怪我などの事故につながってしまう可能性があるので、加熱する場合は用途に合った耐熱皿を使うようにしてくださいね。
■耐熱皿の代用できるもの5つ
★ホーロー容器
おしゃれなイメージの強いホーロー容器を、耐熱皿の代わりに使うことができます。
ホーローは、オーブンや直火で使用することができます。
グラタンや、お菓子づくりをする時に活躍してくれそうですね。
しかし、電子レンジでの使用はNG。
ホーローが電磁波を反射し、温めることができないためです。
★ステンレス製の容器
ステンレス製の容器も耐熱皿の代用品になります。
ステンレスの一般的な耐熱温度は700℃~800℃。オーブンや直火、トースターでも問題なく使用することができます。
しかし、こちらも電子レンジでは使うことができません。
発火の恐れがあるので絶対に使わないようにしてください。
餃子の皮で作ったラザニア、好きな一品♫
超簡単お料理、ステンレスのお鍋はオーブン料理が出来ちゃうので楽っw(≧∀≦)
今週も毎日3食、家で…かな… pic.twitter.com/IYFYMHWNHG— 井上梨紗 Lisa Inoue ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ (@lisa3737) May 24, 2020
★アルミカップ
お弁当に入れるようなアルミカップも耐熱皿の代わりになります。
アルミの耐熱温度は商品によって幅があり300℃〜600℃。
オーブン調理であれば耐えることができます。
電子レンジで使用するとステンレスと同じく発火の可能性があります。
絶対に使用しないでください。
★フライパン
フライパンも耐熱皿の代わりに使うことができます。
フライパンは直火に耐えるのはもちろん、取っ手を外してオーブンに入れることができる商品もあるので耐熱性はバッチリです。
フライパンのまま食卓に出せるので、洗い物も減って一石二鳥です。
★ケーキ型
ケーキ型も耐熱性能が高い容器なので、耐熱皿代用品として十分使うことができます。
スポンジケーキ、パウンド、シフォンケーキなど、どんな型でも大丈夫です。
いつもと違う形のお皿として使うと楽しいかもしれませんね。
■注意!耐熱皿の代用で気をつけること
代用品を使う時に注意したいのは、使える用途をしっかりと確認することです。
ステンレスやアルミのように、オーブン、直火は可能でも電子レンジはダメということもあります。
事故につながる可能性があることなので、絶対に一度調べてから使うようにしましょう。
■まとめ
・耐熱皿とは、オーブン、電子レンジ、トースターなどの加熱に耐えることのできるお皿のこと
・普通のお皿の場合、熱を加えると熱膨張して割れる
・耐熱皿は、熱膨張に耐えることのできる素材を使っているので加熱できる
・耐熱皿と、普通の皿の見分け方はない。ラベルを要確認
・耐熱皿の代用としておすすめなのは以下の5つ
【ホーロー容器、ステンレス製の容器、アルミカップ、フライパン、ケーキ型】
・代用品を使う時の注意は、使える用途をしっかりと確認すること
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