シリカゲルとは?寿命や代用できるもの5つご紹介

代用・生活

乾燥剤として使用されるシリカゲルは、食品以外にもカメラや靴など幅広い用途に使用されます。

お菓子や乾物など容器に移し替えた時に入れたり、意外と使用頻度が高いものですが、使い切ってないことや、電子機器の水没をさせてしまった時の処置としてシリカゲルが使われますが、乾燥剤を常備している方は少ないと思います。

そんな緊急でシリカゲルで必要になった時に役立つシリカゲルの代用品をご紹介します。

 

■シリカゲルとは?

★シリカゲルってどんなもの?

無臭無着色ですが、吸水レベルがわかるように色が付いたビーズ状のものがシリカゲルです。

湿気を取る用途で使用されるのが一般的になっていますが、実はシリカゲルは第一次大戦中に防毒マスクの吸着剤として使用されたのが始まりで、水蒸気やガスなどを通しにくいバリア性能に優れたものなんです。

 

★体に悪い?もし食べちゃったら?

原料は二酸化ケイ素と言われるもので、シリカとも言われています。自然界には砂や鉱物の主成分になり、ガラスの原料としても使用されています。

そう聞くと人体に悪い気がしますが、人の体でも微量ながらシリカが含まれ、コラーゲンや骨や髪の毛の再生維持などを手助けしてくれる重要な成分です。

 

1日の摂取基準はありませんが、玄米やバナナ、レーズンなどに含まれ、ミネラルウォーターや健康食品にも含まれているので、悪影響を及ぼすものではありません。

 

さらに食品添加物として非結晶シリカは体内で吸収されず排出されます。

万が一誤飲してしまった場合、特に異常がなければ特別な処置は必要ありませんが、体調に変化があれば医師の診断を受けましょう。

 

★どのくらい使えるの?捨て方は?

食品や機器に使われるA型シリカゲルというものです。

A型シリカゲルは150~180度の加熱によって再利用可能ですが、高温加熱のため危険なので通常は捨てます。捨てる際は可燃ごみとして捨てられますが、在住の市区町村の分別区分に従って捨ててください。

衣類用やタンス用など広範囲の除湿に使用されるシリカゲルは天日干しで吸湿力が回復し、再利用可能です。

 

 

 

■シリカゲルの代用になるもの5つ紹介

★珪藻土けいそうど

珪藻土のバスマットが注目を集め、その吸収力の高さから珪藻土を使った色々な商品が開発されています。

乾燥剤としても使用できる珪藻土を利用して、珪藻土のスプーンや棒状の乾燥剤が100円ショップでも販売されているので、活用してみてください。

 

 

★コーヒーのかす

自宅でもドリップコーヒーを楽しむ方は、コーヒーのかすを乾燥させれば乾燥剤の代用として使用できます。

消臭や防虫効果があるので活用してみてください。

https://twitter.com/3k_sa9/status/1263659802904760320?s=20

 

★ティーバッグ

食品に使用できる代用品です。紅茶によって香りの強さが異なりますが、クッキーなどの乾燥剤として使用すると紅茶の香りがつくので、香りも楽しめます。

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★新聞紙やキッチンペーパー

新聞紙やキッチンペーパーは水分の吸収力に優れているので、代用品に使用できます。

雨に濡れた靴などの中に新聞紙やキッチンペーパーを入れて天日干しをすると早く乾きます。

 

 

★お米

炊いてないお米を使ってお米に水分を吸収させることができ、シリカゲルの代用品として使用できます。さらに炒ったお米であればより除湿効果があります。

 

 

■まとめ

お菓子や食品を買った際についてくる乾燥剤を使いたいものに使用しても効果は薄いですが、開けたばかりのものであれば使用できます。

乾燥剤の用途によって使えるものと使えないものがありますが、ご自宅にあるもので乾燥剤の代用になるものが色々あるので活用してみてください。

 

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