紹興酒のアルコール度数と飲み方<無くても代用できるモノも一挙紹介>

中華料理に使うことの多い「紹興酒」。

 

調味料として使われるだけでなく、料理と一緒に飲むお酒としても、中国では一般的に広く広まっています。

 

中国では一般的ですが、日本ではそこまで広まっていないので、レシピに紹興酒と書かれていたとしても

「そんなの無いよ…」

となることも多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、そんな困ったときに役立つ『紹興酒の代用品』についてご紹介していきます。

 

是非参考にして、美味しい中華料理を作ってくださいね。

紹興酒のアルコール度数と原料

紹興酒はもち米と麦麹を主な原料とする醸造酒です。

 

紹興酒には、製造工程の違いによって4種類に分けられ、それぞれアルコール度数が違います。

 

4種類とは、元紅酒、善醸酒、加飯酒、香雪酒です。

 

アルコール度数は、元紅酒、善醸酒が15%程度、加飯酒17%程度、香雪酒が20%程度です。

 

紹興酒は、

・もち米と麦麹を主な原料とする醸造酒
・アルコール度数は15〜20%

です。

代用品を探す際はこの特徴をおさえておけば探しやすいですよ。

 

紹興酒飲み方

紹興酒は他のお酒と同様にいろんな飲み方を楽しむことのできるお酒です。

・ストレート
・ロック
・熱燗
・ソーダ割り

紹興酒そのままを味わいたい場合はストレートで。

そのままはちょっと苦手なので飲みやすくしたいという場合はソーダ割りがおすすめ。

 

また、寒い冬には熱燗、暑い夏にはロックと季節ごとに飲み方を変えるのもいいですね。

 

代用品

日本酒

日本酒は米を主原料とした醸造酒です。

同じ醸造酒なので、紹興酒の代用品としておすすめです。

 

日本酒は紹興酒と比べると香り、旨味、風味が弱めです。

なので味はあっさりします。

ですが、素材の臭みを消す、素材を柔らかくする、コクを出してくれるなどの効果は得るとうことであれば、日本酒は十分に代わりになってくれます。

 

本みりん

みりんの原料はもち米、米麹、醸造アルコールです。

お米のお酒なので紹興酒の代わりに使うことができます。

 

甘みが強いので風味の点では異なりますが、素材の臭みを消す、素材を柔らかくする、煮崩れ防止などの効果を得ることができます。

 

本みりんと似たようなものに「みりん風調味料」というものもありますが、本みりんがアルコール14%なのに対し、みりん風調味料はアルコール1%と全くの別物です。

 

紹興酒の代用品として使うのであれば本みりんがおすすめです。

 

 

ワイン

ワインは紹興酒と同じ醸造酒で、主原料はぶどうです。

ワインは洋食の調味料として使われることの多い洋酒です。

 

その役割は紹興酒と同じく、素材の臭み消し、素材を柔らかくする、コクを出す、旨味を与えるなどです。

 

赤ワイン、白ワインどちらを使っても大丈夫ですが、肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインが相性がいいのでおすすめですよ。

 

 

ビール

以外かもしれませんが、ビールも紹興酒の代用品として使うことができます。

 

海外の料理には、肉の煮込み料理にビールを調味料としてつかうことも多いです。

 

その場合のビールの役割は、素材の臭みを消すこと、素材を柔らかくすることです。

また、ビールにはアミノ酸を含む旨味成分も多く含まれているので、料理に旨味やコクを与えてくれます。

 

 

まとめ

・紹興酒はもち米と麦麹を主な原料とする醸造酒

・アルコール度数は、元紅酒、善醸酒が15%程度、加飯酒17%程度、香雪酒が20%程度

・紹興酒はストレート、ロック、熱燗、ソーダ割りといろんな飲み方を楽しむことのできるお酒

・紹興酒の代用品としておすすめなのは以下の4つ
【日本酒、本みりん、ワイン、ビール】

 

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